東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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12/16付けレス

 本日は『牙狼』感想を書きました。

迫り来る餓狼

Beniさん
 >近藤正臣早川健を足して割らなかった、みたいなキャラの登場で、こういうのお好きなんじゃないかと思っていたのですが、
 >今回だけではそこまでいかなかった感じでしょうか。
まさに、勢い的には好きなタイプなのですが、今回限りでは思わせぶり度が高かったのと、なんだかんだ『ターボレンジャー』のほのぼの(?)路線が馴染んできたところだったので、いきなりナパームで村を灼かれた的な展開に戸惑いが先行しています(笑)
 >初期必殺技を破る強敵というと、ターボレンジャーの近作では盗賊騎士キロスになってしまうわけですが
流れ的にはちらつきますよねー。キロスの二の舞でただのバトルジャンキー化はしないでくれると良いのですが……。

◆愛護郎さん
 >魔法衣という特殊な衣服で人に認識をされにくくする
あの格好で街中を平気で歩いている姿は、そうこなくては、と好きな演出なのですが、隠匿機能付きの設定だったのですね。
 >白い魔法衣のコートは黄金騎士の身分を表す証でもあるのですが、他魔戒騎士が零くらいしか登場しないため、特別感が分かりづらいんですよね。
そして出来る男の証であった、と。あまり数を出すとソロヒーロー感が薄れますし、話をややこしくしすぎない為にも登場騎士を絞ったのは正解だったと思うのですが、今作単独だとスペシャル感がわかりにくい、というのは確かにありますね。
 >とても面白い作品なので、管理人様が一期をお気に召しましたら、是非「白夜の魔獣」からご覧になってください。
牙狼』は今のところ面白く見ているので、この後のシリーズについても考えてみたいです。

◆ガチグリーンさん
 >鋼牙とカオルの心の機微に関しては雨宮監督も話を詰め込み過ぎて丁寧に描けなかった事を反省してました
ある意味、初期配置から想定される展開だからこそ、もう一つ二つ、掘り下げるイベントがあると良かったですよねー。
 >カオル側、信じようとしていたからこそ、嘘をつかれていたことが悲しくて許せないといった感じでしょうか
カオルから鋼牙への信頼の蓄積は描かれていたので、「(真実を告げようとしない)鋼牙は自分を信じていないのか」という感情は入っていた感じですよね。その辺りの抱え込み処理体制がまさに鋼牙ではあるのですが……。
 >両親との死別後、彼女には真剣に向き合ったり、叱ってくれる人がおらず(龍崎先生も厳しい事は言わない)
ああ確かに、龍崎先生は、あの顔と声で滅茶苦茶カオルの事を甘やかしていそうですね……(笑)
 >ここで真剣に叱ってくれるゴンザの本物の愛情と、それによって気づかされる不器用な鋼牙の愛が彼女の心に届いて…といった感じらしいです
成る程、カオルが割とのほほんとしていたのは逆に、周囲の人々と本格的な衝突が無かったからこそで、鋼牙が他者と向き合うのと同様、カオルもまた、ゴンザのような人物と向き合う事を求められていた……というのはさすが演者さんという、美しい解釈ですね。
 >暖かく大きな愛情で見守りフォローしてくれる年長のゴンザ(と指輪)の存在はこの作品の魅力でもあると思います
こういったサブキャラが活き活きと機能しているのは、今作のしっかり作られているところだな、と思います。
 >佐藤さんも寒い中、ずっと生足で頑張ってくれました(雨宮監督&スタッフから、セクシー邪美のいろんなところを撮りたいと要望があったそう)
邪美さんは割と露出の高い衣装ながら、堂々としたキャラクター性で、あまり下品にならずに“格好良さ”に繋がっているのは良かったですねー。
 >雨宮監督がもっと印象に残る最期を!と変え、いきなり爆死になったそうです
阿門法師もですが、受け手に惜しい、と思わせる退場のタイミングもはまって、非常に劇的になりましたね。
 >後のシリーズのヒロインは邪美タイプ(主人公と共に戦う女魔戒法師)が増え、カオルタイプ(巻き込まれ一般人)は希少な存在に…
この辺り、少年マンガなどでしばしば聞きますが、バトルに参加できるヒロインの方が、話に絡めやすいし人気も出やすい、というのも一因としてあるんですかね。
 >予告だけ連続で観るとザルバのテンションがどんどん上がっていくのが面白いです(笑)
前半はホラー調の作風も意識してか抑え気味だったのが、ここ数話は予告ナレーションのテンポが上がってきているのはクライマックスへ向かう本編とも噛み合って格好いいですね!