東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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10/20付けレス

 本日は『ゴーカイジャー』感想・補遺1を書きました。例のように例の如く、取り留めの無いやつです。

Gは胡麻豆腐のG

◆橘まことさん
 >リアルタイム当時、途中からの感想を拝見し、ぜひ1話から見ていただき、その上での感想を読みたいと思っていましたが、
 >8年の時をへてそれが実現し、そういう意味でも感無量です(笑
大変有り難いお言葉を、ありがとうございます。8年越しにお届けできて良かったです。
 >それがそのまま視聴者へのエールにもなっているのは、何年経っても感動せずにはいられません。
メタ的に「スーパー戦隊ばんざーい」を安易にやろうと思えば幾らでも出来てしまうところを、宇宙海賊の視点による物語として紡ぎ上げた末に、視聴者へのエールと重ねたというのが、ホント沁みますよね……。
 >素顔の6人に「X,X,X,V」が取り込まれ、ゴーカイジャーになるという、「35番目のスーパー戦隊」らしさの強調にもうまく繋がったのかな、と。
成る程、そういう仕掛けもしていたんですね。ドクロマークの意匠は私も全く気付かず。
 >ラストの園児とのシーンは「海賊からスーパー戦隊になった」のではなく「海賊であり、スーパー戦隊である」という、
 >彼らの魅力のダメ押しで、本当に隙のない最終話だったなあと思うところです。
ホントここが、思わず油断しそうなところを最後までやり切ってくれて、素晴らしかったですね……改めて完走した事で、一番感動したシーンかもしれません。
 >そして、改めて見直すと、間に「vsギャバン」を挟めたのは、キャプテン・マーベラスを描く上において僥倖だったなあと。
もしかすると、こちらの影響でアカレッドが割を食った部分があったのかもですが、今のマベちゃんを認めてくれる大人のポジションに上手くギャバンが入ったのはトータルで凄く良かったですねー。
 >直近ではライブマンの「嵐の前」が、ダブルミーニングやら後ろに続く言葉の想起やら、いろいろなものが盛り込まれていてお気に入りです。
完全趣味で変な力を入れている箇所なので、そう言っていただけると嬉しいです(笑)

◆way-ohさん
 >『グレート』はもともと全6話予定だったらしく、今回でゴーデスと決着がついて次回から新展開となり
ヒロインの危機とか、指揮権を奪われるとか、妙に最終回みたいな展開が詰め込まれるなと思ったら、そういう事だったのですね。
 >1クール全部をゴーデス編に充てられたら、スタンレーの暗躍とか軍の描写とか、他にも描き切れなかった要素を出せていたのかもしれません。
設定的には、もっと色々と広げられそうな存在だっただけに、惜しい敵キャラ及び背景になってしまいましたね。
 >吹き替え版のジャックの挑発は「全宇宙を支配した後はどうするんだ。友達もいない世界でたった一人で生きていけるのか」
 >というもので、それに動揺した隙を突かれるのが敗因となっています。
字幕だと、ジャック挑発→ゴーデス怒る!→隙が出来た! みたいな感じでしたが、吹き替え版だと、もっと存在そのものの本質を突かれる、みたいな流れだったのですね。
 >軍部とユーマの対立は「全体主義的な正義」(ゴーデス)と「個の意志を尊重する組織」(ジャック)との対比の意図だったのではないかと思います。
5話辺りからゴーデスの「一体化」要素が急にフォーカスされていてちょっと戸惑っていたのですが、そういった(環境問題含めて)風刺的な要素を含んだ二重構造を意図していたのでは、という見立ては成る程です。
 >ゴーデスは人間が環境破壊したことを責めた上で「自分と一体化すれば永遠に生きられる」とするのですが
この辺りのゴーデスの物言い、前回のスタンレーのものも含めて、比喩的な言い回しなのかなーと思って聞いていたのですが、割と本人的にそのままを言っていたというか、統合は手段と一体化した目的だったのですね。
 >吹き替えで「すべて終わったらお前一人では生きていけない」という形になって出てるのだと思います。
ゴーデスが象徴しているのが、「全ての統合によるあらゆる可能性の消失」とすると、なんか色々、腑に落ちた感があります。……字幕はその辺り、伝わってこないですね……。
 >第1話でグレートと対峙していた生物と同一と思えないほど饒舌にしゃべるのですが、スタンレーあたりから知性も取り込んだのでしょうか。
グレートさんそっちのけで、やたら語りモード入りましたよね……。

◆ガチグリーンさん
 >ゴーデス編は今回で決着しグレートの戦いはこの先も続きますがグレートの敵、ボスといえばゴーデスという印象が強いです
『グレート』は知らずも、ゲームのSDイラストなどでゴーデスの存在は知っていたぐらいで、私も代表的なキャラというイメージを持っていました。国内オリジナルだと出てきそうにない顔つき含めて、いいデザインですよねー。
 >それだけ魅力的な悪役だけにたった6話での退場は勿体ない、普通にラスボスで良かったのにと未だに思います
ストーリー的にも、これから幾らでも掘り下げできそうだっただけに、ホント勿体ない扱いになりましたね。
 >字幕版は翻訳が上手くいってないのか情報量が足りないと感じますし吹き替え版の方が圧倒的に分かりやすく腑に落ちます
やはりちょっと、字幕が微妙な感じありますよね……。
 >声優陣の熱演も素晴らしくゲストも毎回豪華で今回の将軍役は飯塚昭三さんでした(小林昭二さん演じる隊長との舌戦が良い!)
将軍が飯塚昭三ボイスだと、それはだいぶ印象が変わりそうですね。そしてナレーション強い……(笑) 90年という事もあり、その辺り割と、“語り”の文脈で見せる意識があったのかもですね。
 >タイトル&エピグラフは私も楽しみにしております!
ありがとうございます。配信作品の視聴が片付いた後でお出しできればと。
 >本放送開始がゴーバスの6話と7話の間だったのでYouTubeでもそのタイミングで配信開始しないかと期待してます
す、凄いタイミングで始まっていたんですね……(笑)
 >YouTubeで「牙狼」第1シリーズの無料配信が始まりました
牙狼』は全く通ってなくて、気になります……きっちり感想書けるかまではわかりませんが、出来れば見てみたいと思います。
 >ウルトラマンマックスの配信中の15話「第三番惑星の奇跡」と続く16話「わたしはだあれ?」
タイトルと評価は小耳に挟んだ覚えがあり、それは見てみたいです。情報ありがとうございます。
 >キュウレンジャーもですがリュウソウジャーの後半もいつか…
リュウソウ』は途中で録画ごと辞めてしまったんですよね……。