東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
旧ダイアリー保管用→ 〔ものかきの倉庫〕
特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)
HP→〔ものかきの荒野〕   Twitter→〔Twitter/gms02〕

10/8付けレス

 本日は『ライブマン』感想を書きました。……さっそく停滞している『セイバー』ですが、配信作品のクライマックスラッシュが終わった頃には再起動したい予定です。

キラフルなブギ

◆あきさん
 >ハードなアウトロー的格好良さとソフトな正当派ヒーロー的親近感を両立させて魅力を多重構造にしてますよね。
海賊としての信念はメンバー全員に持たせつつ、全員を我が道路線にしなかったのは、かえすがえすも英断でしたね。「仲間」である事と様々な「スタンスの違い」も自然に入れられましたし。
 >ザンギャックがノータッチの宇宙最大のお宝が目的だったことでザンギャック以上にレジェンド回に踏み込めた
バスコは第三勢力としてのポジションが、絶妙でしたよね。最初にダマラスとのパイプを作っておいた事で展開次第でどうとでも動けるのも強みでしたし、おっしゃる通り、レジェンド回でも自由自在にかき回して違和感無かったですし。
 >例えばザミーゴは攻撃が戦力的にも物語的にも決定力が高すぎて特にパトレンと対戦させられなかったのは中盤の出番がなかった一因だったかもと。
宿敵度は凄く高かった反面、出すと物語が動かざるを得ない、というのはちょっと難しかったですよねー。
 >よりによってこの回が放送された午後に実施された細貝さんの写真集イベントでは、子供が泣いて暴れて大変だったようです(笑)。
そ、それは、なんというか、とんでもない思い出になりましたね……。
 >本当はサリーを大事に思いながらも大きな物を得るためには大事な物だからこそ対価として捨てなければ、
 >という呪縛に囚われていたのでは?と想像させる余地があって、背景はわからないなりに一筋縄でいかない魅力になりましたね。
バスコ&サリーはホント見事なアイデアで、全てを語らない事が必然の関係だからこそ、色々な行間を想像する余地がありましたし、芝居・脚本・演出の全てが、それをしっかりと広げてくれましたよね。
 >荒川さんによると当初はバスコ話は最後まで香村さんに書いて貰う予定が、色んな兼ね合いでこうなったと申し訳ながっていました。
荒川さんの中でも、バスコは香村さんのキャラ、という認識だったんですね。それでも使いこなしてみせるのが、さすがですが。
 >本当に色々あった末に「仲間と一緒にお宝のために勇気が出せる」ところまで来ましたものね。
どのキャラもきちっと最後まで、ステップアップが描かれているのは、今作の本当に素晴らしいところですね。
 >逆にジョーの時のようにお守りを掴んで最後まで離さなかったということを示していて
ああ、ゴーカイジャーの始まり、といえるあのシーンと重ねていたと思うと成る程、「掴む」の意味がより深まって、対比が鮮烈ですね。
 >「最後にサリーが<もう終わりにしなよ>と教えてくれてバスコも何かに気付きながら散った」という芝居をしたつもりだそうです。
細貝さんが、サリーの報復や逆襲なのではなく、「サリーからのメッセージ」として受け止めた芝居をした、というのは格好いいですね……ファーストインパクトから最期の瞬間まで、バスコというキャラを見事に作り上げた、素晴らしい役者さんでした。

◆ひろさわさん
 >Gの第5話は、ジャック=姫矢、スタンレー=溝呂木と見立てることで、大変面白く観ることができました。
ああ、そう言われてみると確かに。間でヒロイン(孤門/ジーン)を巡る争いもありますし(笑)
 >最近、昭和ガメラを全作観ました。そのほぼ全作を監督されている湯浅憲明さん、ウルトラマン80の監督をかなりされているんですね。
湯浅さんは、『ガメラ』をやっていたのですね。『80』の場合は中学生ですが、“子供”が大きく関わるという事で繋がる部分もあり……と思ったら、“子供”が消えてしまうわけですが。
 >かつては、子供だけに面白い特撮ヒーローものが存在しえたんじゃないかな、と。
なんというか“テレビまんが”の文法を用いている方なのかもしれないですね。
 >群体を聖書からの引用で「レギオン」と名付けたインテリ副官が、なんと石橋保さん
ガメラ2』、だいぶん前に見たきりなので全然記憶にありませんでしたが、あのおいしい役を(笑)
 >ウルトラマンネクサス命名法則の話、ついに第1回をUPしました!
拝読させていただきました。か、空手チョップ……。

◆てひろぐさん
 >結局ゾンビベチャットもシルバーが一人で相手してしまいましたし、イマイチ強化した感はないですよね。
不死鳥フォームからも省かれていたので、単体戦闘力では銀が格上という扱いなのでしょうが、その辺りもいまいち説得力が弱いのは残念でしたね。
 >時雨は剣がめっちゃ伸びるとかやりようがあるでしょうが射撃タイプの黄桃は変化が付けにくそうです。
めっちゃ剣が伸びるブルーは、ちょっと見たいですね……(笑)
 >それだけに急にデリカシーのない充瑠が出てくると最初から最後まで良い話にしてくれよと思ってしまいます(笑)
ここ数話で、物語としてマイルドな方向への針路が見えてきた感じはありますが、充瑠周りは相変わらず、どこか不安にさせてくれますね(笑)
 >今月の雑誌に載っていた塚田Pのインタビューを読むと荒川さんの筆の遅さが云々というのがあるので
ここまでの結果としては、荒川さんに書かせすぎない事で、荒川さんのアベレージが高め安定している面があるのは、悩ましいところですね……下・井上・金子が70~60点は割らないところで踏ん張ってくれているので、誤算としては、塚田Pにとっては最低限絵札だったと思われる三条さんの相性がいまいち、という点でしょうか。
 >キラメイの0話のスカウトシーンはそれを4人分やろうと塚田Pが上記のインタビューで言っていて笑ってしまいました。
そうだったのですか(笑) 『ジャッカー』はまあ、初回スカウト要素の描写については、シリーズ史上最高レベルの一つだと思います。

◆iwatakaoさん
 >邪智かもしれませんが、荒川さん自身が脚本を担当されたクウガに対する一つのアンサーなのかもしれないなと思いました。
クウガ』は、主題歌に歌われた「英雄はただ一人でいい」に(それに対するアンチテーゼを示しつつも)帰着した作品でしたが、確かに今回の『キラメイ』は、20年越しのアンサー、と取れる部分はありますね。
 >「越えてはいけないものであり、人として皆と強くなれば良い」という結論を出した充瑠のアイデンティティは、
 >戦隊というヒーロー像を活かした、新しい時代に相応しいものなのではないかと思うのです。
どっちも取るために万能の都合のいい力が出てくるのではなく、簡単にはできないけど、それでも限界を超えない為にこそ皆で戦うんだ、というのは非常にキラメイらしくて気持ち良い解答でしたねー。

◆MOPさん
 >新装備は使い方に工夫が要りそうですね。
弓矢ばかり使うと強化そのものが目立たないし、かといって弓矢使わないわけにもいかないし、とまたちょっと厄介な商品展開が続きますね今作は……。
 >時間制限は私はトッキュウの乗り換えを思いだしました。
あ、なんか既視感あるなと思ってはいたのですが、成る程。
 >ヨドンナがあんな感じで感情が分からないのはやはりヨドン軍である以外の理由がありそうですね。
ヨドン軍、基本的に感情豊かですものね(笑) 為朝との関係含め、上手いこと、転がってほしい要素です。
 >今回の「儘になる日もならぬ日も」を「ママになる日」と受け取っている人がいるらしくて、そりゃ意味分からないよなと笑ってしまいました。
そんな事が(笑) 宝路もあまり昭和を連発すると、TVの前どころか充瑠たちにいちいち解説が必要になる、というのはバランスの難しいところではあるのでしょうね……色々なドラマに出ている時雨はそれなりについていけそうですが。