東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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 〔『電撃戦隊チェンジマン』感想まとめ7〕
 狙われたID野球! そして、残念な王子! 藤井先生の傑作2本が光る、第37~42話。
 本日は『80』感想を書きました。

9/21付けレス

◆あきさん
 >これを預かった宝路の実父の度量は凄いなと思います。
話が進むにつれて博多南一族がトンデモになっていて、博多南父が出てきた方がいいのか、出てこない方がいいの、ちょっと悩ましい勢いですね(笑)
 >諸悪の根源の異星人がこんな汚くて臭い物を夫に預けたと知ったら、燃えないゴミの日に出していたかもと思ったりします(汗)。
奥様には秘密の、宇宙コレクションルームとかあったのでしょうか……(笑)
 >妹はミンジョと名前もついて姉同様に顔の造形が良いので
独自の武器も持っていましたし、再登場しそうな感じはありますよねー。ヨドン幹部に新規女性キャラは、引っかき回すのにも良さそうですし。
 >マブシーナのこのスタンスで、彼女の命を守る=私、笑顔を守る=公、と一人で公と私両方の象徴となり、
 >どちらも守る為に宝路やキラメイジャー達が分担して貢献する形になったのが良かったです。
序盤からかなり丁寧に描かれていますが、「王女」としてのマブシーナの在り方を、「ヒーローの公私」と繋げたのは、巧い見せ方になりましたね。マブシーナはかなり良いヒロインになっているので、今後も期待したいです。
 >宝路の方も、可愛い妹が余命1週間と言われた時くらい全力でお兄ちゃんやりたい気持ちもありそうに思えて、ヒーローは辛いなあと。
この辺り、二人ともお互い大好きだからこそ敢えて、というはクッションとして巧く機能していましたね(マブシーナ的に、もし自分が呪いで死んだ場合に、兄に生きる理由を与えたい、というのもあったのかな、と)。
 >ハカセの過去は当初3話で語られる予定が、過去エピソードなしでも狙った臆病+αイメージはもうついたので後回しになり
最初にそこまでねじこむつもりだったのですね。
 >でもそのお陰でクリスマス決戦という大舞台で宇宙最弱の勇者が宇宙最強の軍師の足下を救うという劇的な展開になり、美味しかったですね。
アイムとハカセは、過去の掘り下げを引っ張ったのが、ゴーカイジャーの歩みと連動して、全体の中で巧く機能しましたね。
 >荒川さんによると中日の落合前監督就任1年目の言葉から来ているそうです(笑)。
…………あああ、そう言われてみると、完全に、落合監督で再生されました(笑)
 >地球の一般人と海賊との交流は、香村さんのフォローがかなり効いている部分かと思います。
香村さんの目の付け所がさすがですが、宇都宮Pや荒川さん的にも、その辺りをある程度香村さんがやってくれる、という安心感をもって進められる部分もあったのでしょうねー。
 >大葉さんにもテレビ本編のバトルフィーバー回で大暴れして貰おうとオファーしていたら、vsギャバンが決定して大幅に脚本が書き換えられ出番が少なくなったのでは?と。
『vsギャバン』が大傑作だったので、これで良かった感じはありつつ、TV本編で、70年代作品をフィーチャーした一本、は見たかった気もします(笑)

◆zさん
 >実際脚本上はもっと場面があったのが尺の関係上大きく削らざるを得なかった…という話を聞いたことがあります。
想像で補える部分はあるにしても、第3話は、あまりにも、途中途中がすっ飛びすぎてますものね……。
 >第3話が特に顕著ですが前半期のグレートは大体そうした状態だったようで、この辺りはビデオリリース作品だった事も関係しているのかな?
ああ、がっちがちに、TV的に編集で切り詰めていかない可能性もあった、という感じだったんですかね……。
 >この辺りの擦り合わせが上手くいってるかいっていないかも「G」の各話の評価に影響してきそうです。
第1話なんかも割と手探り感がありましたが、《ウルトラ》自体が久々な上に、日豪合作という事で、その辺りの難しさはやはりあったのですかね。

◆タイキさん
 >そういう意味では「シンケンジャー」の主従関係は先達がやり残したことのリターンマッチですよね。
『シンケン』は、戦隊の仲間関係のセオリー崩しを目玉に据えて最初のパンチに入れてきましたが、歴史的には、積み重ねによる成熟があったからそれが出来た、のはあったのでしょうね。
 >個人的には鶴姫様→御前様→薫姫様という系譜で、「シンケン」でやっとその辺りが達成出来たという感じです。
最終盤に出てきたキーキャラをどう肉付けるのか、というのは『シンケン』姫と同じ匂いを感じたのですが、確かに今作を踏まえている部分はありそうですね。
 >このノリこそが正に00年代的ヒロイズムというか「ガオレンジャー」から出来た1つの流れですよね。
時期的に、《平成ライダー》との差別化もあったのでしょうが、00戦隊の場合は概ね「目的意識が真っ直ぐ」という感じですよね。……その点で、“復讐”に「真っ直ぐ」とかは描きにくいので、それを上書きする要素を描くような作劇になっていったのかもですね。