東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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8/28付けレス

 本日は『キラメイジャー』感想を書きました。ちょっと夏ばて中。

溶けるゼロワン

◆igomasさん
こちらこそ、コメント含め、いつもご愛顧ありがとうございます。
 >ゼロワン更新お疲れ様です。いやぁ、この放映内容で各話感想書くの、かなり大変そうですね(苦笑) 心中お察しします。
結構長く感想書いていますが、今までに無い種類の手応えに、3週間ほど困惑していました(笑)
 >一つは滅がテロ組織のリーダーであり、少なくとも滅だってアークと関連がある以上、滅側につくのがそもそもおかしいという点。
アルトに関する情報を共有しているなら、滅に関する情報も共有されている筈ですものね……。まずは最低限の社会常識を守れ、というZAIA社長がどう考えても正しいという(笑)
 >そんなことで全ヒューマギアが暴走している時点でヒューマギアは夢のマシンあらため「狂気のマシン」に他ならず
暴徒と化したヒューマギアから人間の子供を守るヒューマギアを見せるとか、そういう立場の違いの描写があればまだ違うのに、とにかくそういうのが無いですよねー。
 >作品としては、突っ込みどころじゃないところが一つも無く、終盤という名の無法地帯。
冒頭から急展開、という手法そのものはありますが、基本的に段取りの足りていない今作では、完全に逆効果になりましたね……。
 >映画に引き継ぎそうな感が凄まじいですが、最終回、色んな意味で楽しみにしようと思います。
もはや真っ当にまとまりようはないので、最後にアーク是之介が出てきて映画につづくとかをいっそ期待しています(笑)

◆藤村さん
 >飛電の製品と飛電の社長が決闘を始めて、それがなぜか人類にとっての全面戦争ということになってしまいました
とにかく、マクロとミクロの繋げ方・重ね方が、最後まで巧くいきませんでしたね。
 >或人はヒューマギアと人類との共生の象徴
どうも終盤はこれをやりたかったようですが、そもそもこれが凄くいびつなので、どこかでゴールの設定を致命的に間違えた感じですよね……。
 >それ故に起きた暴動を或人に感化されてヒューマギアを信じるに至った仲間達が止める」みたいな雰囲気は感じますが
筋だけ抜き出すと凄く王道ですが、ホント、どこをとっても説得力が皆無という。どうして唯阿さんの扱いを中盤あそこまで雑にしてしまったのか……。
 >一年通して「製作側がやりたい場面」だけなんとなく画的には映えるけど、合間合間の接続が適当過ぎる感じがしました。
新たな状況設定を成立させる為の描写が足りていないので、状況が変わる度に世界観が半ばリセットされるんですよね……。まさかそれが、ラスト2話でも適用されるとは、さすがに思いませんでしたが。

◆iwatakaoさん
 >ギャグ回どころか戦隊屈指の重い回になってしまった妊娠回。目的のためなら罪なき命も平然と奪うボルトの外道さが爆発しまくりでした。
この手のアイデアはコミカルに描かれる事が多めな印象ですが、シリアスにやると、とんでもない事になってしまうのだな……と。ボルトのネジの締め直しとしても、強烈でしたね。
 >ふと思い出したのは社会問題の1つであった「コインロッカーベイビー」です。
70年代に大きな問題になっていたのですね……やはりそういう要素が視点の一つとしてあったのかな、と思わされるエピソードでしたね。
 >だからこそ現代から見ればやり過ぎなレベルだったとしても、ライブマンという作品は命の尊さと、悪に走る若者もまた、
 >かつて優しい心も持つ青少年だったという事実をどこまでも突き詰めるのではないかなと考えたところです
思えば『キバ』過去編ならぬ、まさにバブル崩壊前夜の時代であり、世相の狂奔の中で、ヒーロー作品が今なにを描くべきか、といった思いが強くあったのかもしれないですね。この前後の作品に「戦後」という要素が色濃く見えるのも、そう考えると少し合点がいきました。

Beniさん
 >巨大昆虫回といい今回といい、もう曽田先生はどんなトンチキな導入からでも命の尊さテーマに繋げられるんだな……と驚嘆した次第です。
気がつくと、『ライブマン』ど真ん中に来ていたのは、凄い流れでしたね……。
 >マスクマンでは少し精彩を欠いた感じもありましたが、チェンジマン終盤のような筆の勢いが戻ってきたような気がします。
この制作状況で毎年高いクオリティを維持するのは限界があるんだなと思わされる一方で、キレがいい時の曽田先生は、やはり書けますよねー。この調子で、ラストまで走り抜けてくれるのを期待しています。
 >その曽田先生の手が回りきらない敵味方の因縁強化を、藤井先生が補っているように感じた週でした。
このコンビは実に安定度が高く、藤井先生に関しては、ホント、侮っていました。