東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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7/21付けレス

 本日は『キラメイジャー』感想を書きました。

疾風迅雷

◆中吉さん
 >マーベラスたちの奥底のヒーローとしての優しさをハリケンジャーが確かに感じる、という形でバランスをとったのだと思いますが、
 >マーベラスたちが人質を前に何もできないというのも多少もやもやするところではありましたね。
内と外で海賊たちがギャップを見せるのも狙いではあったのでしょうが、マベ達が逆転の一手を探っていた部分の暗示、ぐらいは欲しい所でしたねー。
 >ハリケンジャーの10年前経って少しシリアス方面に振れたと思わせて、一気に本編の空気に戻ったのが嬉しかったので私はあまり気にならなかったですが。
あれはあれで面白かったですし、揃い踏みまで見ると、成る程今回は、そういうバランス設定だったのか……と納得は出来たのですが。

◆あきさん
 >塚田Pはサブライターをどんどん使いますし荒川さんも筆の早い方ではないそうなんですが。
コロナの影響による諸々の調整作業も出ているでしょうし、下さんや金子さんへのウェイトは、この後上がっていくかもですね。
 >仲間入りのイベントが必要になって、シルバーのこれまでのキャラ描写との繋がりは二の次になってしまったんでしょうかね?
「お宝か人助けか」問題とは別の、「一人で何でもできるつもり」問題を急浮上させて強引に切り替えた感じはありますよね。手帳に関するマブシーナへの態度を見ると総体では繋がっているのかもですが、とりあえず切り離して解決してしまったというか。
 >王宮の箱入り息子で付き合う人も限られ、たまに戦士や宝探しで肉体的にも年を取る自覚もなければあんな感じかもと脳内補完しました。
この辺り、宝路のクリスタリア生活がまだ見えないので、ピンと来にくさに輪を掛けた感じもありますが、スタッフ的にはそういったイメージの方が強かったのかもですねー。
 >または以前なら当たり前に撮影出来た場面をコロナ対策で変えなければならなくなった可能性もあるのかなと気になります。
セオリーの蓄積がある分逆に、そういうのは、地味に影響出ていそうですよね。
 >多少雑でも早々仲間入りして素直な心情を掘り下げつつ初期メンバーと交流し成長出来る形になれただけでも良かったかなと
中途半端な距離感で、協力したりしなかったりが話の都合になってしまうと一番駄目なパターンにはまる可能性はあるので、とにかくそれを回避する事を選んだ、というのはありそうですね。そこは私も良かったなと思います。
 >おばちゃんのマスクを掃除用、至近距離で同時に喋らない、顔の向きや高低差に注意等々、対策を自然に見せる工夫が凄かったなと。
今回、如何にも対策の都合でこういう画になりました、みたいのを感じさせないスムーズさは良かったですね。
 >後に古参組が揃ってボキ空間に飲まれるのもそれぞれ新参組を庇った結果なのがいろいろ納得です。
このカットも凄く効いて、前後編、分割がスムーズなのでハリケンとの絡みも飲み込みやすいのは巧かったですね。
 >マベ達の苦労も誰かに代弁して欲しいモヤモヤもあった所に、誰よりもスーパー戦隊を愛する鎧がビシッと言ってくれたのが余計に染みました。
おお成る程こう来るか、と鎧の使い方は、要所要所で感心します。海賊にとってもスーパー戦隊にとっても、そして時に視聴者にとっても、鎧が「別の視点」をびしっと示してくる、のは鮮やかですよね。
 >チーフの「それはお前たちが~」という言葉の影響も少し感じました。
確かにあそこでチーフが口にしていたのが、鎧の血肉に加わったのはありそうで、物語としても間接的な伏線として機能しましたね。
 >出来ればここはマベたちも何か協力した形で脱出して欲しかったですよね。
完全に見ているだけになってしまったのは、ちょっと残念でしたよね。
 >恐らく3人という人数の少なさ(人数バランスと招集しやすさ)、それからハリケンチームの営業努力の賜物では?と思います。
10yearsの話は小耳に挟んだ事がありましたが、今回も、キャストからの売り込みがあったのですね。『W』の長澤さんもそうだったとは……。
 >過去回想を見ても、わりと人恋しい末っ子タイプな感じもするし、あのふてぶてしさは赤き海賊団壊滅から1人で生き抜く中で身に付けた鎧なのかもですね。
マベちゃん、責任感が強いというか「船長」である事によって自分をガードしている感じはあるので、上からガンガン来るタイプが相手だと、ぽろっと安心してしまうのかなーと(笑)