本日は『ゴーカイジャー』感想を書きました。ひとまず第25話。
7/18付けレス
◆てひろぐさん
>宝路の実は昭和の男であるという設定を荒川さんと三条さん以外使いこなせないのでは?と今回観ていて思いました。
完全に中身おじさん、として描くのもそれはそれでになりそうですし、これもちょっと難しい設定ですよね。
>去年の何百歳設定と同じく役者本人の年齢だと違和感ないのに、設定上の年齢だと流石にどうなの?という描写が出てくるんですよね。
異世界の文明で長く暮らしていましたし、一種の長命種として、見た目と同じで気も若いならそれはそれで有りですが、見ている側が飲み込みやすい仕掛けが一つは欲しいところですね。
>仲間を得たぞに対しての「こちらは手足となる大軍だ」もガルザとの対比は結構上手く描けているんですけどね。
ジョーキー問題を除くと、ガルザの厭らしさや面白さはよく出ていて、そこは良かったですね。元王族らしい物の見方だな、と(笑)
>宝路が長い事上半身を晒していたのに対して充瑠がチラリとも見せなかったのは、ヒーローとはいえ文系らしからぬ筋肉がついていたからなのか
肩から上だけだとなんともですが、意外と筋肉ついている感じでしたよね……(笑)
◆ピンクまさん
>敵怪人が遊びだす、いかにもありそうな展開でコミカル回のように視聴者をミスリードさせつつ、
>本人が一番隠したい本心を暴く強烈なセリフで、状況が示す意味が180°変わるという邪悪でエグい衝撃的な展開。
まんまとしてやられましたが、戦隊ならそういう事もあるよな……とシリーズの通例を逆手に取ってきて、ホント見事な熟練の技の冴えでしたねー。そこからの見せ方も実に上手かったですし。
>母親が息子の豹変ぶりを目の当たりにしながら、おぞましい現実を見せないよう必死で隠すという地獄絵図
圧縮された描写の中で、「愛」の持つ正負の二面性が描かれて、シリーズ的にも、かなり踏み込んだ作劇でしたね。
>ただキングエクスプレスのデザインは個人的に好みではあるので、それがまた非常に憎い。
白黒のカラーリングの面白さといい、デザインは割と格好いいだけに、悩ましいロボになってますね。
◆鷹Deさん
>最初はどう転ぶんだろうなぁと思って見ていた「友よ、君たちは何故、悪魔に魂を売ったのか」というテーマが今作はかなりハマってますね。
出だしは、友……? という感じがありましたが、後者へのフォーカスが巧くドラマになって、ぐっと面白くなってきましたね。
>幹部の一部を使った頭脳獣という要素を入れてくることによって、最初の段階である敵幹部を動かすことが簡単になり、
>さらに掘り下げることが出来るという好循環。
敵味方の因縁を構築しておくと、話が作りやすいし、こちらも見やすくなりますが、特に18-19話はホント、話の構造が綺麗にはまりましたねー。前作は中盤にフワフワしてしまいましたが、今回は掘り下げる場所が間違っていない感じで。
>ただ19話はそれをギャグにも応用してるところがうまいなぁと感心しています
落差の使い方が、巧かったですねー。
◆noizecehiさん
>ガルザの言葉に対してあまりにもあっさり宝路が同意してしまうので、ガルザは催眠(洗脳)波が出せるのか…?などと考えてしまいました。
明確な意図があったのかわかりませんが、若干とろんとした目のアップ、みたいなカットになっていたのは少し怪しげでしたよね。あまり催眠系ギミックは好きでないので、避けてくれた方が嬉しかったりはしますが。
◆chi-chanさん
>そこに関しては個人的な意見になりますが、或人は暴走しないヒューマギアなら皆「守るべき、願いを尊重すべき相手」と見ていて、
>その相手に「ギアの自立」という将来的に人間に対してまずいかもしれない考えがあることはどうでもいいんじゃないですかね。
そこを見ないフリしてしまうと、ラッパーギア問題が再び火を噴いてしまうので、そこはきちんと、アルトが乗り越えない問題ではないか、と思うところです。今更、アルトの未熟さ、と描くには時間が無さすぎると思いますし……。
>メタな事を言うとアークゼロが「悪意をアークに刷り込んだ生みの親」である天津社長と敵対した時点で、
>「人間の悪意に向き合う」事をしても「じゃあそれでアークは止まりますか?」になってしまった気がするんですよね…。
大きな問題はそこで、「でもアークを倒しても人間の悪意がこの世から消えてなくなるわけではない」ので、それをテーマにしてしまった以上は、主人公を向き合わせないと、焼け野原が広がるばかりかな、と。「アークを止める」のは、あの物語にとって「手段」であって「目的」ではないのですが、作り手もちょっと、(或いは意図的に)取り違えてきているような気も。
>最初にラスボスであるブレインを製造したのはハスラー教授ですけど、その教授がブレインに下剋上されてしまった時点で
>「ハスラー教授だけを拘束してブレインを止めさせる」という選択肢がメタな意味で消滅してしまった訳で。
ブレインを造ったのは善玉サイドの佐原博士で、ハスラーはブレインを利用しようとしたが逆に手駒にされてしまったピエロ役ですね。そしてブレインは、様々なデータの検証から自発的に「人類絶滅すべし」に辿り着いた典型的“狂ったコンピューター”なので、『17』のストーリーには、最初からその選択肢はないです。
>「サーバーと接続されず自我を確立した人工知能」を見たいなあと思います。
明言されていたかうろ覚えですが、一応迅が、理由は不明ですがその立場になっていたような(その象徴が、変形したヘッドギアだったような)。
>『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』
序盤3話ぐらいしか見ていませんが、そういえばそうでしたね。どちらかというと、ジェラシットに桜井さん起用はどういう経緯だったの……感が割と凄いですが(笑)
>ガンダム系ボスキャラの東映参加は多い様な。次はぜひ子安さんを!(笑)。
子安さんは割と何でもこなせてしまうので、装備品の音声とか面白いかもですね……(笑)