東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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7/11付けレス

 本日は『ゴーカイジャー』感想を書きました。

天才たちの憂鬱

◆尚さん
 >まさか2話連続で藤井邦夫ワールドが展開されるとは予想してなかったもので、見終えたときはお腹いっぱいな気持ちになりましたねー。
見れば見るほど、この時代に面白い立ち位置を確立していますよね、藤井先生(笑)
 >悲しげな表情ながらもちゃんとかわいいと思える人形だったのは、姉を思う妹からの贈り物というところに説得力を持たせていてよかったです。
ああ確かに、人形ネタは、元からなんか怖い時、ありますね……(笑)
 >「女性メンバー二人体制の時期に培ってきたキャラクター性の統合」と捉えると確かに!めぐみさんの魅力にとても納得できました。
知性派にして武闘派、アイドルにして戦士、と欲張りなキャラですが、森恵さんの凜々しい美人ぶりが、凄くはまってますよね。
 >ストーリーが進むごとにボルト3人の捨てたはずの人間性もここまで掘り下げられていくとは予想してませんでした。見応えがあります。
生身の芝居も押し出してくれて、この辺りをしっかりやっていれてくるのは今作の安定感に繋がってていいですね。
 >ボルト幹部の中でアシュラだけは「歪んだエリート意識から人間を捨てた」わけではないメンバーなので、
 >マゼンダに自然と心を割くことができるのも十分理解でき、今回とてもよい味を出していましたね。
裏社会とは言え、一党を率いていた人物、というのが自然な説得力を持って、良かったですね。アシュラもやっと、単純なテコ入れ以上の意味が出てきた感じで、今後の動きが楽しみです。

◆鷹Deさん
 >17話はかなりファンタジーに振り切れましたねwww 導入からいきなり吹っ切れてんなぁと思って見てました
涙を流す人形の存在を、ガッシュとかケンプとかが肯定していくのは凄かったですね(笑)
 >人間を捨てたはずのマゼンダが人間味を見せることでアシュラの人間性をもあぶり出すという欲張りな展開が綺麗にハマってて見事でした。
突いたポイントも良かったですし、やはり長石監督の、映像による情報の圧縮が巧いですね。
 >改めて思いますけどライブマンは変身の時のBGMと戦闘の時に流れるOPが素晴らしいですね。あそこで一気に締まるのでテンション上がるというか
この時代、Bパートを一定時間、主題歌(インスト)バトルに割くのが決まった上での構成なので、ここが締まるとやはり盛り上がりますよねー。

◆ヘイスタックさん
 >「人間以上の存在になる為に人間を超えようとするが、結局人間である以上人間を捨てる事ができない」
 >というどこか哀愁の漂うボルトの造形は藤井脚本と相性が良いのかもしれません。
チェンジマン』もそうでしたが、根幹に存在する悲劇性を取り上げる事で、藤井先生の方向性とバッチリ噛み合ったエピソードでしたね。
 >丈のペンダント=”レイの胸から零れ落ち、丈が拾い届けた愛と優しさ”だと考えるとラストでそれを今度はアシュラがマゼンダに拾い届けた事は重要な意味を持ち
ハート型の遺伝子を葬り去ったマゼンダに、小さなハート型のペンダントが届けられる、というのが鮮やかにはまって、お見事でしたねー。
 >それにしてもまさかたった3週の内に男性メインキャラ3人と一気に因縁を持ち、マゼンダがヒロインレースのトップに躍り出る事になるとは(笑)
既に誰と絡めてもドラマが生まれる存在になっていて、凄い事になりましたね(笑) ……頑張れケンプ。

◆MOPさん
 >案の定「ナニが滅亡迅雷を作ったのか」さっぱり解らないままでしたね。
やればやるほど、あれこれよくわからなくなっていきますね……シンギュラリティとは何か、も話が進むほどにさっぱりで。
 >或人やアズに父親だろうと言われてそんな気がしているだけで、迅くんがそうじゃないよと言ったらそっちに流されそうだし。
善とか悪とかと別に、滅が否定している事柄に関して周囲からよってたかって「いや、違うでしょ」「こう思っている筈だ」と責め立てるのが凄く感じ悪くて、どうしてこういう見せ方にしてしまったのか……。
 >アークはたぶん超面食いなので、自分の器にするつもりの滅亡迅雷を美形で揃えただけなんじゃないですかね。
「このモデルとこのモデルが格好いいな……」とカタログを見て覚醒させたアーク(笑)
 >きっと人類を滅亡させたいと願うだけの仕打ちを受けて自ら破壊した過去があったのだと思っていましたが、
 >そんなエピソードはもう見られそうにはないですね。
ヒューマギアに個性が! と言いつつ、結局、ヒューマギアのパーソナルなんて無いも同然、みたいな物語になってしまっているのは、つくづく残念ですね……後は迅がどう動くか、になりますが。

◆chi‐chanさん
 >『或人とゼアからイズのフリをしてゼロワンのデータをラーニングするアズ(この時はアークの使者呼び)とアーク』
なるほど今回の滅亡迅雷編は、その対になった構造だったのですね。
 >話がそんなにぐだぐだにならなくて済むかも知れません(笑)。
今作に関しては正直、話数あっても単発お仕事編で余計な事をして支離滅裂さが増すか、引き延ばしの末に自滅したエボルトの二の舞になりそうな気がしてならないので、圧縮してまとめた方が良くなるのでは……みたいなのはありますよね(笑)
 >十分な教育を孫に行わずアークの脅威を知りながら対策を怠った先代社長の性格
劇場版でフォローがあったのかどうかわかりませんが、TV本編だけだと、アルト祖父と父の存在感、及び、アルトと両者の関係性(特に祖父)が、凄く薄いのが、割と致命的な大穴なんですよね……。明らかに、今からアークと祖父や父を繋げても、いきなり何を言い出しているのだろう……という、いつもの『ゼロワン』パターンになるのが目に見えすぎていて。
 >本当に後先考えずサウザーの力だけで勝てると勘違いしていたバカになり
天津は飼い犬に手を噛まれるパターンにしても、あまりにも浅はかですよね……しかも既に裸の王様状態なので、手を噛まれても別に面白くもなんともないという……。
 >しかしこれでアークに殺され「親殺し」が達成されると或人達は「人間を救えなかった」事になり
しょうがないか、となりそうなのが、今一番怖いですね……。
 >正直天津社長の落としどころが見えなくて困ります。
アークはヒーローとして止めた上で、天津に関してはヒーローとして裁くのは諦めて、数々の悪事がバレて逮捕……とかが一番丸く収まる気がしてきました。

◆五月サツキさん
 >博多南の兄、オラディンの養子、モンストーンが体の中にある、若い時の姿のまま、とこれまた盛沢山な追加戦士ですね。
抱えている情報量が物凄いので、しばらくじっくり宝路の事情を解き明かしていく事になるのかもですが、巧く転がってほしいですね。
 >宝路は小夜さんの力を借りたいとやってきたことといい、今のところ理由付けしないと人助けできない人な印象です。
これも、「本音」と「建前」を並べる戦隊だった『ボウケンジャー』を、ちょっと意識しているのかもですね。
 >別れの挨拶は『8時だョ!全員集合』が元ネタだったんですね。
当時的には番組を見ていなくてもどこかで聞いた事がある的なエンディングの超有名フレーズでして……確かにこれ、今5歳の子を持つ親御さん、とかだと普通に知らなくておかしくないですね……昭和の標準的な別れの挨拶です(笑)
 >総集編でのめぼしい情報は「不破さんに亡のデータが埋め込まれたのは不破さん入院時」くらいなのでスルーしても問題ないと思います。
ありがとうございます。説明されても、それ自体の意味がよくわからない一件ですよね……。
 >アークは速水奨補正もあってなんだか雰囲気は格好いいですよね。
話はホントグダグダですが、一線級の声優さん怖い……! と思いました(笑)