東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
旧ダイアリー保管用→ 〔ものかきの倉庫〕
特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)
HP→〔ものかきの荒野〕   Twitter→〔Twitter/gms02〕

ギリギリ駆け込み急ぎ足

 録画失敗した前回の『ゼロワン』を配信で見られるのが今日まで、という事情により、一気に『ゼロワン』視聴。駆け足気味になりましたが、ようやく最新話に到達しました。そんなわけで本日は続けて『ゼロワン』感想。『ゴーカイジャー』感想は明日にずれ込みます。

5/9付けレス

◆尚さん
 >まったくの初見だとこのラストは当然、えー!?となりますよね・・・特に何故か、わかれるところとか。わかれるところとか。
互いの世界や立場を考えての別離の予兆、とかあればまだ別でしたが、この浜辺に至るまで、そんなもの一つも無かったですしね……(笑)
 >気になり見直してみたのですが、ここはシンプルに「あなた様は、イガム家」かなぁと。
ありがとうございます。「イなんとか」には聞こえていたので、それっぽいですね。タケルが途中で否定はしてみせましたが、イガムを救う為には、「イガム家」を越えてイガムに手を伸ばす人、というのが必要だったのでしょうね……。
 >この頃の戦隊、というより東映特撮全体的に、ビター寄りの結末がかなり多いですよね。
前作や同期作品の事を考えると、こういうテイストが流行っていたのだろうか……? みたいなのはありますよね。
 >そして青春というと、5人共通の夢として描かれていたはずのレースチームという要素も、どこへ行ってしまったのでしょうね・・・。
今作、初期段階の設計では割と目配りのあった部分が、終盤軒並みどこか行ってしまったのがホント勿体なかったですね……。
 >この当時はまだヒーローの公私の「私」の部分に力を入れられるほどの土壌が育っていなかったのだろうなぁと思わざるをえません。
前半から意識的につついてはいたので、そこで壁を越えられると新しい何かが生まれたのかなと思うのですが、壁の前で倒れてしまった感じですよね……。
 >戦隊というのは5人が一蓮托生・運命共同体のチームであり、戦いの後であってもメンバーの誰かが違う世界に旅立つというのはちょっと考えられない時代だったのかなぁと。
この、フォーマットの要請、というのは恐らくあったのでしょうね。今作自体が、それを変化させよう、という志向性が見えただけに、変えきれなかったのがどうしてもマイナスに見えてしまうのが今作に感じる惜しさなのかなと。
 >これが70年代東映特撮なら、恋愛要素を持て余した結果イアル姫を途中退場
凄くありそうですね……!(笑)
 >もしかしてそんな発想がマリアに反映されているのかも、と思ったりもしてます。
ジェットマン』を踏まえた上で『マスクマン』を見ると、恐らく意識があったのだろうなぁ……と思える部分はちらほらありますよね。そういう点で、80年代中期戦隊の恐ろしさ、みたいなものは感じる作品でした。
 >カーレンジャーをちゃんと見る機会を逃し続けていまして、最近知ったのですがレッドと敵方の女性とのロマンス要素がある?らしいですね?
概ね荒川マジックの産物と味付けですが、年間通した挿話として最後まで荒川さんが責任を持って担当しており、考えてみると割と意欲的で、今作への意識はあったのかもですね。
 >80年代らしからぬシャープなデザインのマスクとか、どちらも名曲のOP・EDとか、魅力もある作品だと思うんですよね。
イエローとピンクのマスクにイヤリングがついているのは、ワンポイントとして良いアイデアだったなと印象的です。

◆つがなさん
 >各ヒューマギアに目覚めた自我は「その機体に搭載されたAI」固有のもの(=なので一度暴走させられれば、その自我は消えるため実質死んだのと同じ)。
いつの間にか、クラウド(衛星ゼア)上のデータが自我を有しているみたいな感じになっていて、だいぶ混乱しますよね……最近はなんだか、見る度に混乱に対する解釈のやり直しばかり繰り返しています(笑)
 >30話で素体にシェスタのデータをインストールしたら「シェスタの同型機」ではなく「副添副社長秘書のシェスタ」になったのは結構な地雷だったんじゃ…。
今作、本来デリケートに描かないといけない部分をノリでやってしまった結果、後から説明を重ねた末に焼け野原、みたいなのを繰り返している感じありますよね……ノリで楽しませる部分の選択を軒並み間違えているというか。
 >個人的にここまで至るゼロワンの最大の失敗点は「亡の物語をスピンオフで描いた事」だと思います。
なんか妙に、心理描写がダイジェストだな、と感じていたのですが、そういう事情だったのですね……。
 >というか、そういう重要な話を番外編で片付けてしまうのって自分嫌いです。
本編で十分に説明しないまま、番外編に設定があります、というやり口は私も凄く苦手なのですが、完全に悪い病気になってますよね……。

◆スピリットヒューマンさん
 >販促のためにパワーアップを繰り返しても、敵がそれに追いついていないので戦闘に緊張感がなくなってしまうんですよね。
あまりにもバランスが悪いですよね……これが戦隊や従来型の作品だったら、バトルそのものは圧勝でも“怪人の作戦”や“それにまつわるドラマ”で面白みを作れますが、毎度敵の方からやられに来るパターンの繰り返しなのも酷いですしね……。
 >"AI搭載アンドロイドが日常にいる世界"から一歩その先へ…と狙いはわかるのですが、ハッキリ言って共感どころか理解もしにくいです。
視聴者が作品世界に思い入れを持つ時間、を作る前に、先へ先へと進みすぎた感じですよね……なのでどんどん、主人公らの距離が開いてしまう感じで。

◆hokage8ryuさん
 >今回のエピソードは本物の東京ガールズコレクションで撮影されたいわゆるコラボ回だそうです。
観客は合成なりCGなりにしても、箱は本物っぽいなと思ったら、コラボだったのですねー。
 >亡についてはブルーレイ特典のプロジェクトサウザーで詳しくわかるそうですが近年はブルーレイを見るまでが1つの物語となってるみたいです。
どうにもよろしくない感じのやり口ですよね……せめて本編の把握に十分な情報があればいいのですが、重要度の割にいまいちよくわからないキャラになってますし。