本日は『ウルトラマン80』感想を書きました。
滅・亡・迅・雷
◆MOPさん
>犯罪(しかも被害者は自分)の証拠隠滅を目の前にして、不破さんを助けるでもなく傍観している或人を観るのが辛すぎて、良かった点が全て台無しになる回でした。
良い部分もあっただけに、ところどころに顔を出す話の都合丸出しのシーンが酷すぎるのが、残念でしたね……。
>当初にSFとして期待していた部分は残念ながら諦めるしかないのかと思っています。
パイロット版の段階だと、『ゼロワン』世界ならではの関係性や社会問題を描いてくれるのではという期待感がありましたが、そういった面白さがほとんど期待できなくなってしまったのは、残念ですね。
>一番問題なのは、飛電の人間の技術者が登場しないことです。滅亡迅雷もボットが造ったとか言ってましたが、じゃあそのボットを造った人間は誰なのか。
さらっと情報整理の中に混ぜていましたけど、ヒューマギアを開発研究しているのもヒューマギア、って割と変な設定ですよね……。
>今も全員ザイア製の強化アイテムで戦ってるのを見ていて微妙な気持ちになります。
「悪の組織のオーバーテクノロジーで戦う」のも本歌取りなのでしょうが、「人体改造」ではなく「装備品」なので、もう少し何か考えれば、というのは思ってしまいますし、そこを物語に馴染ませる為の一工夫は足りてないですよね。
◆スピリットヒューマンさん
>色々とどうかと思うお仕事5番勝負ですが、今回は人間ゲストを見ていて嫌な感じがしないのはほっとしました。
この辺りはさすがに、修正の意識が入ってきた感じで、見やすくなっていて良かったですね。
>アークの意志に絶対的に従う滅(父)から、迅(息子)が独立するという要素はなかなか面白そうです。
滅と迅の親子関係の揺らぎは第1部から布石がありましたし、ここがどう転がっていくかは面白みになっていますねー。なんだかんだ滅は割と好きなので、再起も楽しみです。
◆藤村さん
>27話で普通に不破が生身で突っ込んで行ってびっくりしました
不破さんは今一番、劇中ヒーロー度が高いキャラなので、理屈をぶっ壊す役回りはアリだとは思うのですが、変身はしてほしかったですね……。
>証拠隠滅されている間なぜか棒立ちの或人とか「本当に真面目に考えてこの流れになったのか?」と思わされる一編でしたね
話の都合が丸出しのシーンが、軒並み雑だったのはホント残念でしたね……。もうちょっとずつでも理由付けに工夫があればだいぶ印象変わるのですが。
>高度な判断は人間、身体危険の伴う場面はヒューマギアと分業していた今回の流れはむしろ「人間とヒューマギアの共生」の理想になっていた気がします
今回、「経験の浅いヒューマギア」が「熟練の頑固職人」に認められる話、というプロットが寿司職人編と重なっていたので、お仕事編でだいぶ歪んでしまった人間とヒューマギアの関係を作品初期ベースに立ち返って修正していこう、という意識はあったのかなという気はします。あってほしいというか。
◆chi-chanさん
>そういうファンの多さが、放送時路線変更が掛かった原因なのかも知れませんね(笑)。
ヒーロー×ジャンル物の難しさというか、あまりジャンル要素にウェイトが置かれると、いやそれがメインで見たいわけでは……と、どうしてもなってしまいますね……。
>一応設定上は「ギリギリバレていない」扱いらしいです(笑)。
あくまで、それっぽいな、とイメージを投影した扱いなんですね。あまりにも断定かつ話を聞いた生徒達が豹変するので、ドキドキしてしまいました(笑)