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■〔『動物戦隊ジュウオウジャー』感想まとめ8〕
『動物戦隊ジュウオウジャー』感想HTML版、これにて最終回。
改めて、完成度の高い名作でした。
それから本日は『キカイダー01』の感想を書きました。
闇を脱けたら修羅の国
◆中吉さん
>少女リコの件が起きたのはほぼあの発言のせいなので肯定して欲しくはないのですが、孤門の脳内では別のセリフに置き換わってしまったんですかね?
なんだか、動物園の事だけ覚えていて、その後の話がなかった事になっている感じですが……あ、あれ? もしかして、少女リコ絡みの話、MPに、消されている……?
>都合の良いときに自然にかっこよく登場できるので姫矢は良くも悪くも劇中のイケメン成分を一手に担ってますが姫矢自身の心情の掘り下げは全然進みませんね。
格好いいのは良いとして、従来的なヒーローの、本当にヒーロー部分のエッセンスだけになっていて、キャラクターとしての個性が消え気味という点では序盤に戻ってしまっていて、なんとかなってほしいですね……。
>「エターナル」はヒーロー物としてはあまりにひねくれていますし人を選ぶとは思いますが自分は割と楽しめたので時間があれば感想を聞かせていただきたいです。
『エターナル』、複数お薦めをいただいているので、見られればと思っております。今週中になんとかですねー。
◆ヘイスタックさん
>先々週闇を吹っ切った時も副隊長は一切絡まなかったので、孤門の認識の歪みっぷりに困惑させられます。
孤門はなんだかんだ副隊長を慕っているという前提がスタッフにはあるのでしょうが、今作ありがちなそれが本編映像で補強されていないので思い込みめいたものになっていて、一番重要なコンビの割には、色々適当なんですよね。
>丁寧に作り過ぎた筈の『ネクサス』が手抜きの極みみたいな『キカイダー01』と同じような時空と認知の歪みを発生させているのは一体どういう事なのか(^^;
特にティルトの人間関係は、後から解釈と認知がどんどん書き換えられていて、やはり、暗躍するMPが記憶を捏造しているのでしょうか……。
>この番組当初からの無意味な勿体つけ→肩透かしのループがいつまで経っても解消されないのは中々辛い所です。
セオリー破りにこだわりすぎているのか、変化球に自信がありすぎて視野狭窄になってしまったのか、ドラマ作りの部分で、なんか変な落とし穴にはまってしまってますよね。
>溝呂木の力への渇望や弱肉強食論にしても、その考えに至る切欠や根拠が何も存在しないので非常に薄っぺらく感じます。
そうなんですよねー。何が見たいかといえば、そこを見せてほしいのに、上辺のイベントだけ描いてその道中を描いてくれないので、キャラも物語も、今作としての面白さ、というのが全然出てこないのが厳しい部分です。
◆wander_sheepさん
>タケルのみならずケンタまでも辛い恋を!?とハラハラしたので、命が無事だったことにまず安堵しました(苦笑)
一歩間違えると、殺されてから操られているところでしたからね……。
>美緒が絡まない場合はわりと熱血リーダーレッドの気質なのか、タケルはまだちょっと掴みかねています。
大きなストーリーを引っ張る部分は設計されている一方で、それ以外のところでは従来型のリーダー像をあてはめて動かしている様子もあって、ちょっとこの辺りは、巧くまだ噛み合っていない感じですよね。
>無邪気な笑顔を向ける最年少メンバーアキラは、作品が重くなりすぎない、いい役割を担ってくれてるなぁと感じます。
メンバー中で今一番、立ち位置がハッキリしている事で使いやすいのか、スタッフが重宝している感じですね。色々動ける、というのも大きいのでしょうし。