本日は『マスクマン』感想を書きました
君にも見えるゴッドハンド
◆五月サツキさん
>4話では子供の夢に誠実に応えたタケルが、6話序盤で子供の憧れを一刀両断したのには流石に違和感がありました。
レーシングカーが絡むとあんなにキラキラしていたのに、ゴッドハンド否定は凄く素でしたからね(笑) レースは現実の夢だけど、オーラパワーは未知の力、という物語上の要請が、キャラを侵食してしまった感じでしたね。
>他4人が着々と好感度を稼いでいく中、タケルだけプラスとマイナスを行ったり来たり状態ですが、恋愛に王子との因縁と楽しみな要素はあるので、この先の展開に期待したいです。
タケルは、美緒との関係・王子との因縁、という部分を押し出している為に、どうしても話の都合に引っ張られる部分が大きくなってしまっていますが、話を引っ張る要素としては面白いので、いいヒーローになっていってほしいですね。
>「最期」というタイトルと反してカウラ―はなんとか生き残った…ということでいいのでしょうか?
はい、戦士としてはレッドフラッシュに敗れ去り戦力も失うが、完全退場は免れて第49話へつづく……という感じになります。
◆ヘイスタックさん
>『チェンジマン』でさやかが酷薄な作戦を連発した後の「ママはマーメイド」といい、曽田博久氏がシリーズ構成として番組の問題点に気を配っていたのが窺えます。
こういった目配りをシナリオで巧く形に出来るのは、この時代、曽田さんが頼られていた所以なのでしょうね。
>科学装備とオーラパワーにどう橋渡しを行うかは今後も課題として残りそうですね。
やはりこの部分が、今作の切り口と当時の要求のぶつかる所になってしまってますよね。巧く克服されていくと、良いのですが。
>しかし「不思議な未知の力を信じるんだ!」を力強く連呼されるとヤバい宗教感が増すなぁ(笑)
姿長官と5人の描き方次第で、あっという間にカルト化してしまうので、色々とドキドキします(笑)
>(除く職業軍人の癖にやる気ゼロだったバトルフィーバーJ)
当時まだ《戦隊シリーズ》というくくりでなかったとはいえ、振り返ると『バトルフィーバーJ』って3作目にしてだいぶ異色ですよね(笑) 今作と『ジャッカー』のメンバー像は、黎明期ゆえの尖った造形、というのはあるのでしょうが。
>マスクマンが覚悟不十分でヒーロー未満なのは当時としては新機軸だったのでしょうね。
ヒーローといえばこう、というリアクションからの変化、という意識はあったのでしょうね。それが面白いか、というとまた別の話になるわけなので、巧く転がっていってほしいですね。
>『メタルダー』の13話でも「最近はニンジャ物が人気」と言って流星に忍者のコスプレさせてましたし。
あああ、ありましたね!(笑) こちらはこちらで、序盤はとてもバカップルだったのを思い出しました……。