東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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ひとやすみ

 『マスクマン』、「ロマンス×オカルト×スポ根の三段重ね80年代戦隊文脈の煮込み風ソース90年代以後の作品への継承要素添え」というか、10年仕込んだ秘伝のソースと吟味した素材を合わせてそこにシェフの冒険心を加えた、みたいな感じになっていて、目に付くところ全てに触れていると感想書き終わりそうになかった為、だいぶ切り落としたのですが、完全に想定外の高カロリー。
 オーラパワー関係が落ち着いて、フォーマット話に入れば少し落ち着くと思うのですが、『リュウソウジャー』再開が遠のくなぁ……(ふわっとテンション切れてしまったのですが、一応まだ、録画は継続中)。
 本日、以下レス。

燃えるオーラのマスクマン

◆KindoNichiyoさん
 >初回放映当時の記憶を頼りに書きますが、レッドのタケルに焦点を絞った展開は結構新鮮だったと思います。
中心に置くキャラを明確にする事で、ドラマ性を引き上げつつ戦隊サイドのキャラクター性を強める、みたいな狙いはかなり見えますよね。
 >澪が5人全員がいるところ(サーキットのピットみたいな場所)へ走ってきて「地底帝国チューブが攻めてくるんです!」と叫ぶシーンが予告にはあったはずなんですが
……その流れでタケルと美緒だけが二人で遠い世界に行こうとすると、外道すぎるので変更されたんですかね……(笑) シチュエーションがストレートにわかりやすいので、テストカットを予告編に使ったりしたのかもですが。
 >主題歌も作詞が当時第一線のヒットメーカーである売野雅勇氏で作曲がガンダムでもお馴染みの井上大輔氏、
 >そして影山ヒロノブ氏がその名義での初のヒーロー主題歌というところで、OP、EDとも浪漫が溢れる感じだと思っています。
OP、叩きつけてくるフレーズの数々が印象的で、格好いいですよねー。バラード寄りの歌詞がアップテンポにまとめられたEDも好きです。
 >イガム王子については、終盤でなかなかインパクトのあるサブタイトルがありますのでお楽しみに(笑)。
さ、サブタイトル……?!

◆ヘイスタックさん
 >必殺バズーカは「ショットボンバー」、巨大ロボの必殺技は「光電子ライザー」の「光子斬り」ですね。
ありがとうございます。ファイブ推しのロボは、武装と技で「光」をアピールしていたのですね。
 >特に『ジェットマン』とシチュエーションがよく似ていますね。同じトレンディドラマ要素を取り入れた戦隊として意図的に被せたのでしょうか?
定番ではありますが、伸ばした手が届かずに地の底へ(『ジェットマン』だと宇宙空間へ)……という映像を始め、重なって見える部分が幾つかあって、意識はあったのかもですね。
 >個人的には『ダイレンジャー』の様なバリバリのカンフーアクションを期待していたのですが、そういう作風でもなさそうですね。
今のところは、昭和スポ根×オカルト、の色が強いですよね。そういえば、スーツアクターの喜多川さんがアキラ役の広田さんから中国拳法の手ほどきを受けたのが、今作でしたか。その辺り、今後の押し出しは期待したいですね。
 >何故か敵味方問わず幅を利かせている忍者勢に期待しておきます。
当たり前のように存在している地底忍者の活躍は、とても楽しみです(笑)
 >レッドマスクは「最初から糸が切れっぱなしのレッドホーク」といった感じですが、色々と大丈夫なのでしょうかこの人は(^^;
次回、長官からどんな精神洗浄を受けてしまうのか、興味津々です(笑)

◆タイキさん
 >事前に特訓はしてきたはずなのにいざ実戦でこれって…と設定と実際の描写の乖離があるのではと。
訓練はしてきたので迎撃には成功したが、本格的な戦いに耐える為には真の力(オーラパワー)に覚醒しなくてはならない、という段取りとしては納得しましたが、なまじ最初から変身している分、感覚的なすれ違いは出る部分かもですね。
 >「ジェットマン」が思い切って竜以外全員素人という設定にしたのはこの辺りの乖離をなくすようにする為なのかなと思いました。
より洗練した上でわかりやすく整理した、というのはありそうですね。その分どうしても始動が遅くなりますが、『ジェットマン』はそこで時間を取る事にOK出て、その上で面白く作れたというのが、導入部で大きかったなと思います。

◆chi-chanさん
 >今回の「地球を守るためにレースしつつ特訓→初戦突破後に追加特訓発表」はある意味それ以上の理不尽な気がして
「力に覚醒して変身ヒーローになる」のではなく、「変身ヒーローの上で力を覚醒させる」ところから始まるアプローチは面白いと思うのですが、「オーラパワーという目標地点」ぐらいは先に教えておいてほしいですよね(笑)
 >つまりこれから一年かけて、タケルが王子に「妹と一緒にしてもいい信頼のおける男」だと認められればいい訳ですね(笑)。
今後、戦場で遭遇する度に、地上の名産品を渡すのですね……(笑)
 >逆に言うと王子の心をとかせればうまく行きそうな気がしますし。
敵と味方の関係に加え、名門の誇り・ただし没落貴族・将軍との対立、と王子は王子で何かと面倒くさい立場に居るらしい(だから妹がスパイをやらされていたのか?)のが、その辺りをどう転がすのか気になる要素になっていて面白いですね。
 >ちなみに個別機にはそれぞれ「マスキー」がつくそうです(レッドの場合は「マスキーファイター」)。にしても「ファイブ」とか「ターボ」とかこの後の戦隊みたいでややこしいですね。
び、微妙な語感ですね……(笑) 80年代戦隊って割とモチーフがぼんやりしているというか、キャラではなく概念、みたいなところがありますが、その辺りでネーミングが難しくなっていた部分があるのかもですね。『ファイブマン』もですが、タイトルからして、ある意味で身も蓋もないですし(笑)