東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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冬支度

 10月頭の頃は、「このまま永遠に蒸し暑いままなのでは……」みたいに絶望していたのですが、この2週間あまりで急激に寒くなって、慌てて室内を冬モードに移行。ついでにあれこれ新調していたら思いの外時間を使い、本日レスのみとなります。あと、日本シリーズ見ていたら結局手が止まってしまうとかなんとか。

10/19付けレス

◆MOPさん
 >でもゼロワン位のリアル寄りな世界で、滅亡迅雷が放っておかれてるのは、やはりちょっと変に感じます。
私は今のところ割と甘めに見ていますが、今作において引っかかるポイントになるのは凄くわかります。
 >飛電の対応もエイムズの行動も今ひとつ緊迫感に欠ける気がします。
この数話は特に、“働くヒューマギア”のドラマを中心にしたという事もあり、理想論を掲げるアルトはともかく、不破さんの対応まで緩くなると、作品全体の緊迫感のレベルが大きく落ちるんですよね……。
 >迅くんが飛んで逃げたら「逃がしたか」とか言ってないで、普通は追跡しますよね。
今作のマギアは活動目的がストレートに「殺戮」なので、一当たりして撤収パターンと相性が悪く、あまり続けると無視できない穴が広がってしまうので、ある程度のところで変えていってほしい部分です。
 >これまでの主人公なら、謎が存在しても調べる手段や力が無かったりしたけど、或人は社長で、
 >ヒューマギアのことも大切に思ってるんだから、一々破壊せずにすむように根本的対策を考えるべきです。
恐らく、ややこしくなりそうなのでオミットされたのでしょうが、もう少し、社内の派閥対立でアルトもそこまで自由に身動きが取れるわけではない、みたいな部分をエクスキューズとして先に描いておいても良かったかもですね。
 >こういう事も思ってるけど、次回の滅さんの変身も本当に楽しみです。
早くも滅が直接出馬して滅亡迅雷の目的を語るのは、問題として顔を出す「物語世界(と主要キャラ)の緊迫感」を一段階引き上げる狙いもあるのかな、と思うので、その点も合わせて盛り上がりに期待しています。
 >人間だったら12年前、不破さんと同じ位の年頃かな。
おお、それは思いつきませんでしたが、かつての不破の同級生で顔見知りとかだったら面白そうですね。

◆中吉さん
 >ここまでわかりやすく悪役にしてしまうと「人間はヒューマギアとどう向き合うべきか」という主題からどうしてもずれてしまいますよね…。
世間の誰もがヒューマギアを歓迎しているわけではない、という要素はともかく、単純な善玉悪玉サイドの対立に誘導してしまったのは、やりすぎてしまいましたよねー。
 >迅のキャラは前回からやや迷走気味ですね…。どこまで可愛げを出すべきかスタッフも探り探りといった感じでしょうか。
リセットされるとキャラの積み重ねも消す事になってしまうので、その辺りちょっと、解釈含めて難しいキャラになっているのかもですね。
 >今作のライダーへの動物モチーフの取り込み方がすごくかっこよくて新フォームの登場が毎週楽しみです。
今作、デザイン的にもアクション的にも、“格好良く見せる”事への意識が、上手くはまってますよね。毎度OPの、新フォーム紹介カットが楽しみになっています。

◆hokage8ryuさん
 >先生がヒューマギアって疑問がありましたけど最近ニュースになったあの件を考えると悪くない気がしました。
授業外の仕事を主に任せている、という感じの説明でしたが、この辺りは現実の問題も上手く入っている感じでしたね。
 >唯阿さんって過去が一切語られてないので現状で完全な敵になる可能性が0といえない感じがしてきます。
ある程度、話をひっくり返しかねない位置のキャラに、女性ライダーを置いてきたのは、面白いなと思います。思いの外さばさばした性格なのは好きなので、良い感じに転がってほしいです。
 >次回滅が本格参戦ということで他のライダーとの差別化が見てみたいです。
直接、前線に出てきての変身になりそうなので、どんな見せ方になるか楽しみですね。

◆gariさん
 >「受験で退部するからせめて一勝」と言う話だったのに、最後結局退部せず続けるとなってしまったのは、「いや勉強しろよ」と言わざるを得ない感じです。
あのラストに繋げるのだったら、男性教師の要素は削って、「受験かバスケか」という少年の葛藤に集中する手もあった感じですよね。マンガ家回もでしたが、色々やろうとしすぎてどれも中途半端になっているところもあるのかな、と。
 >或人が「自分の答えこそが正しいと確信して悩まない」「実際にそれが全く正しい世界になっている」と言うアプローチ
アルトは理想主義のキャラで、ある程度それが肯定されるのもわかるのですが、それに対するカウンター(主にA.I.M.S.)をしっかり機能させないとまずい、というのが浮き彫りになった感じですね。
 >本質的には「或人の思想を絶対正義に置き、対立相手に配慮しない」と言う点にあり
ああそうですね、なんというか、「対立相手の描き方が無神経」になっているのが凄く、話の粗を拡大している部分がありますね。そこで相手方にもキャラクターとしての丁寧な厚みがあれば、また少し違ってくる筈なのですけど。
 >6話は(迅の方に尺を回す都合も有って)或人の思想に対立するキャラがいないからたまたま上手く回っただけ……と言う気がします。
この3本の出来不出来を見ると、そういう感じかもですね……。いきなり3本連続というのも、結果として似た問題が出たという点でハードル高かった感じで。