東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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更新とレス

 遅まきながら、『ビーファイターカブト』感想HTML版まとめ、これにて完結。
 〔『ビーファイターカブト』感想まとめ8〕
 〔『ビーファイターカブト』感想まとめ9〕
 ゆいちゃんは良いヒロインだったと思います。

6/16付けレス

◆インザファイトさん
 >基本的に自分、スーパー戦隊の怪人というのは毎回個性的な怪人が登場してくるのが醍醐味だと思っていて、
 >その点ではマイナソーはほとんど人語を喋れず、その点でドラマを広げられないのはかなり残念に思っているところです。
各話演出陣が、クレオンと幹部の会話シーンで面白みを出そうとしているのは、この不足を補う意図があるのでしょうが、怪人の個性・作戦のバリエーション、といった要素の欠落に変わる面白さ、というのをどこで出すのかが弱い、というのも今作の設計ミスになっている感じがありますよね。
 >そういえばガイアに登場した六角の俳優さんが演じていた、ジスプの片腕の名前はゾドーです(もう一方のでこ男と呼ばれていたほうはリーガ)。
おお、ありがとうございます。初期から割と出続けているのに、ホントぞんざいでしたよねぇ……。
 >他にもマイナソーの問題点としては、大体巨大な状態がほとんどなので等身大の戦いがあまり見られない
ロボット推しの方向性として、試行錯誤とチャレンジ自体は悪くないと思うのですが、等身大での戦闘があまりに前座すぎて、茶番寄りになってしまっているのは、改善されてほしいですよね。
 >今作はロンダーズ囚人のキャラが本当に豊かで、ここから今に繋がるまでの怪人の個性化の流れに繋がったのかなー、と思うのですが
この区分けは、掘ってみると割と面白そうですね。『タイム』以前だと『ダイレンジャー』(変態路線)、『カーレンジャー』(おバカ路線)などが怪人の個性を強く打ち出す方向で印象の強い作品ですが、おっしゃる通り『タイム』は、犯罪者怪人にそれぞれの過去が明確にある(からこそ怪人になっている)、というのが従来作とはまた違う、個性の持たせ方に繋がっていましたね。
 >「ブルースワットが成功していたらこういう感じだった」という印象の作品です。
偶然の一致なのか意識があったのかはわかりませんが、「ブルー・リサーチ」と「トゥモロー・リサーチ」が重なっていたりするんですよねー。今作はちゃんと、「トゥモロー・リサーチ」の存在を活用できているのが、味があって好きなところです。

◆ハヤさん
 >むしろ、相手の心に躊躇なく踏み込んでいくコウの方がゲストとの間にドラマを生み出せたと思います。(手玉に取られておしまいの可能性もありますが)
取引を断るバンバに代わり、緑黒のマスターの情報を教えてほしいと頼み込む姿が首相の心を動かして……とかなら、コウのキャラも活かせたかもですね。コウのその辺りも、補強が必要だと思いますし……。
 >バンバが女総理を斬るそぶりを見せなかったのは、何だかんだでコウ達に感化されているという事なのでしょうが、そこは明確に描写してほしかったです。
そこを描かないと、「変化」とか「感化」が物語の事実にならないのに、執拗に避けますよね……結果としてバンバが「都合よくキープされている」状態のままになっているので、今のままだといずれ背景が語られても「都合の良い後出し」に見えてしまって物語として撥ねなさそうなのは、大変不安です。
 >そもそも取引として成立していないような気がします。まさか「体温がなくなると秘密が浮き出る」わけではないでしょうし。
う、宇宙総理……?!(笑)
 >他にも、総理の身でありながら勝手に失踪してしまったりと、今回のゲストはかなりアレな倫理観の持ち主だったように思います。
他人がどうなろうと都合良く衰弱死したい、という点で総理が既に人間として“壊れている”描写自体には納得がいったのですが、ならそもそも、なんでこの人ほいほいと総理大臣とかになったのだろう……的なところから設定の為の設定という感じで、首をひねるゲストになってしまいましたね。
 >以前の爆殺案件なども踏まえて、やはりリュウソウ族には危うい何かがあるのでは、と勘繰ってしまいました。
ホントいっそ、その方向性に突き進んでくれたならくれた方が個人的なツボに入りそうではあるんですが(笑)