東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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6/6付け朝レス

 昨日は『ウルトラマンガイア』感想を書きました。

軟派の騎士・リュウソウレッド

◆spirithumanさん
 >前回今回で多少掘り下げたとはいえ赤のキャラが定まりきってないというのは新手の惨事なので、この先惨事に繋がりそうで不安です。
コウがどうにも、核が見えないというか、その場その場で話の都合に合わせた行動を取るキャラになってしまっているのは、なんとかなってほしい所ですね。
 >…似たような展開で全く躊躇せずにスーパーダイ○ウケンで轢き殺した非情な戦隊があったなとふと思い出しました。
冷静に振り返ると、あの展開に違和感ゼロだったのがホント酷いもとい凄い戦隊でしたねボウケンジャー……(笑) 黄色に主導させた、というのがキャラ配置の巧さでしたが。
 >無策で力づくだ!というのもそれはそれで面白い場合もありますが、パイロット版から頭を使って策を練るという姿勢はいいと思います。
何でもありすぎる場面も多々ありますが、スキルソウルをどう印象的に見せるのか、という試行錯誤が今回は上手くはまりましたし、今後も期待したいですね。
 >前回今回と加藤監督がギャグシーンでやりすぎな印象があります。
ちょっとマンガ的にやりすぎた所は気になりましたが、どっちつかずになっていた今作で明確にコミカルな路線を示して統一したのは、個人的にはスッキリして良かったなと思ったところです。
 >上堀内さんは映画、中澤さんはビルドのVシネマに行ったことで1クールとうとう演出陣が2巡目に突入しないままになってしまいましたが
個人的には、3~4人のローテで回してくれるのが世界観がまとまりやすい印象なのですが、仕事を回す都合もあったり、外部からは窺い知れない事情が出る所なのでしょうね。

◆タイキさん
 >もう各所で言われてますが今回のこの台詞ってまんま浮気男のそれですよね…
ここでどう説得するかがコウというキャラクターの見せ場だ、と注目していたら、あまりにもダイレクトで呆然としました(笑)
 >その割にアスナやメルトに対しては物凄く雑な扱いをしたり(特にメルトはその被害者筆頭)
「釣った魚に餌はやらない」感がまた、狙っていないところでクリティカルしていて……(笑)
 >多分幼馴染だからこそこういう失礼なことも遠慮なしに出来るという信頼関係があるのだということなのでしょうが
見せたいニュアンスはわかるのですが、これもまた今作で目立つ“省略しない方が良い部分”ですよね。一回コウとメルトのコンビ回をがっちりやっておけば、だいぶ印象も違うのに勿体ないところで。
 >ここはまあ良かったと思うんですが、ただこれも他の騎士竜を呼びながらでも出来たと思うので
青桃は事前に撃墜しておきましたが、黒緑の騎士竜がここ数話、呼ばれもしませんからね……。やはり6話までのスケジュールの厳しさが響いているなぁと。
 >「騎士道とは何か?」という主人公の精神性というかもっと根源的な部分に迫っていき、そこから今までにない「騎士戦隊」
今のところ「騎士竜」は語呂、「正義に仕える」はあくまでも漠然とした概念、という扱いになっていて、そこを物語として連動させてより大きなテーゼへ繋いでいく、という仕掛けが見えないのは残念なところですよね。いっそ『ガオ』的な構造で良かったのでは……とも思うのですが、或いは丸被りを避けようとしたら迷子になってしまったのか。

◆ハヤさん
 >マイナソーのハニートラップには大いに笑わせてもらいました。
とりあえず、騎士竜にはあまり、「正義」無さそうだな、という……(笑) やはりプログラムに欠陥があったのではボルケーノ……。
 >ところで、マイナソーって、戦隊史上トップクラスに扱いづらい怪人ですよね。幹部の言うことは聞かないし、創ってみるまで能力も分からないetc.
今回も結局、火に強いマイナソーを作ろうと思ったら幻影マイナソーが誕生してしまってますものね(笑) ワイズルーのアドリブ策士ぶりは、そこを補えるのが、いいキャラクターになってきているなと。
 >いっそのこと、ドルイドン側もマイナソーの運用に関しては手探り状態としておいた方が、これまでの設定の小出しに説得力が出たように思います。
確かにそこをドルイドン側も「よくわかっていない」と明確にしておいて、粘液こぼして「あれ? 箱からでも作れるじゃん?」とかの方が、全体の説得力が上がり面白さが広がった感じですね(もしかすると、スタッフはそう描いているつもりの可能性がありますが)。

◆ひらりぃさん
 >ここのとろこは8話までは何だったんだというくらい見やすい回が続いているのでよかったです。
やはり立ち上がりはスケジュール的に厳しかったのか、要素が多すぎましたが、一山越えて情報を整理する余裕が出てきた感じですね。後はこの調子で全体の歯車が噛み合っていってくれると良いのですが。
 >この人たちが野宿していると思うとそれはそれで面白いので基地はなくてもいいのかもしれません?
トランプ兵がどこから沸いて出ているのかは謎ですが、基本、二人行動ですしね……(笑)
 >今回もメルトいじりが物議をかもして ついに中の人がSNSでフォローする事態になってしまいました。
うーん……そんな事にまでなっていたのですか。メルトがダイレクトにダメージを受ける性格という事もあり、今作の無神経傾向が、悪い流れで炸裂してしまった感じですよね。
 >去年のエアロビいじりがあまりにも鮮やかに行われていたので気が付きませんでしたが
 >本来特定のキャラをいじって笑いを取る手法って結構高度なことなんですよね。
「やっている事が面白い」のと「見ている側が笑えるか」というのが微妙にベクトルが違うので、そこを上手く調整するのに、見せ方に加えて、キャラ強度だったり、役者さん自身の器用さだったりが必要になってくるのでしょうね。ネット上でそういう反応が出ていたと知り、ちょっと色々、考えさせられる案件になりました。

◆myouさん
 >自分の中では「コウ=チャラ男」と言う印象で定着されそうです…。
古来、ヒーローがその気も無いのにゲストを引っかけてしまう、というのはままある事象ですが、それを、相棒キャラにやってしまった結果、負の面がとんでもなく出てしまったというか……。今回は、「誠実さ」と「笑い」の境界線を後から考えさせられるエピソードになりました。
 >メルト隊員を斬った事に対して「三回目だから」とフォローになってるとは思えない言い訳をさせたのもあまり心象がよくなかったです。
ういちゃん(大家・非戦闘員・女子)を斬れないのはまあわかるとして、アスナに化けた時点で斬ってしまえばまだ良かったと思うのですが、メルトになった途端、というのが感じ悪くなりましたよねー。
 >菜月が偽真墨を躊躇なくやっつけたのはむしろ笑えたのですが「偽者だと分かってても仲間を斬れない優しいコウ」を描こうとしたのなら滑ってる演出でしたね。
私もあれは素直に笑えたなぁと自分の感想を読み返してみたのですが、あのエピソード、1クールの蓄積があった上で「真墨は基本的に菜月の被害者だが可愛いので仕方ないと思っている上にそんな菜月に救われている面がある」所まで詰め込んでからの打撃、という情報の物量が桁違いで、良くも悪くも凄いな『ボウケンジャー』と改めて(笑)
 >現状ドルイドンのほうがキャラが立ってて安心して見ていられるので、悪役の会話を楽しみに視聴しています。
タンク様とも悪くなかったですが、前回今回と、ワイズルー×クレオンのやり取りが面白かったのは、非常に良かったですね。

◆chi-chanさん
 >出番が一番多いとはいえヒロイン力を上げるのは贔屓になるから自粛しよう…とかスタッフが考えたのかとと邪推してしまいました(笑)。
敦子、一応、レギュラー女性キャラ筆頭の立ち位置というか、主人公と友好度が一番高い筈ですが、メインストーリーには全く関わってこないですものねぇ……藤宮に女絡みの話が多い分、我夢は避けたんですかねー(笑)
 >なぜか敦子の演者が選ばれていないという…。単純に都合がつかなかったのかもしれませんが。
ジョジーの方が選ばれて、敦子が居ないと確かに気になってしまいますね。20年経つと、呼べる人も限定されてはくるのでしょうが。
 >2017年に『ウルトラマンパワード』と共にブルーレイBOX化されているのでそれを入手すれば可能です(吹き替え音声も当時のものを収録)。
ああ、現状、BOXだけなのですね。柳沢さん、この時点で『ウルトラ』と関わっていたとは。

◆インザファイトさん
 >かつてのゲストの再登場などで時間を喰ってしまった感は否めませんね。
さすがに要素が多すぎた感じですよね。なので割り切って、終盤への布石回という事にした感じもありましたが。
 >柊は流石にこれで退場、というと正直やりきってない感が強いので、最終回までに再登場して、再び人命と他の生命とを天秤にかける問題に答えを出してほしいと思っています。
だいぶ大きなテーマを正面から持ち込んできたので、踏み込んだからにはしっかりやってほしいですよね。藤宮とも更に絡んできてほしいキャラクターです。