東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
旧ダイアリー保管用→ 〔ものかきの倉庫〕
特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)
HP→〔ものかきの荒野〕   Twitter→〔Twitter/gms02〕

3/30付けレス

 本日は、ギリギリで『リュウソウジャー』感想を書きました。

5つのズーカは正義の印

◆さやまきさん
 >メタな理由付けとしては例え獣士が出てなくてもチェンジロボは出さなくてはノルマ達成できないって事でしょうけども
この辺り、チェンジマンの苦戦を描きつつ(パワーバズーカによる獣士の撃破をせず)、怪鳥を巨大獣士に相当させる事でロボの出番は確保する、というのは上手い工夫でしたね。その次は各メカで、というのも納得の流れになりましたし。
 >登場してからが割と長めでギルークとの関係性も描きつつ、ここにきての交代劇というのは
 >敵側の世界が上手く広がっていて好印象です
両雄を並び立たせて中盤の展開にアクセントを加えつつ、幹部交代劇の描き方としては、かなり面白い仕掛けですよね。アハメスの存在感にも説得力が出ましたし、ここからの暴れ方も楽しみです。
 >最初にハードウォールを見た時には[え、壁かよ…]と思ってしまったのですが(苦笑)
2話かけてそれ……? というのは思いますよね(笑)
 >よっぽどパワーバズーカには信頼を寄せてたんだなぁとしみじみ思いました
これまで基本、どんなに苦戦してきても逆転してきたので、凄く共感できるショックでした(笑)
 >後年のフラッシュキング(戦闘終了と共に腕が落ちてぶっ倒れるあの衝撃シーン)とかに繋がっていくのかなぁとちょっと思いましたね
80年代の傑作と言われているだけあって、今見ると、後年に発展していく要素が様々見られるのも、今作の面白いところですね。
 >ピンチの展開を長引かせ過ぎないとか壊滅的になるほどの打撃は受けさせない というのがあるみたいなんですよね
なんか、そういう感じありますよね。お陰でやはり、特にロボットの強化は説得力というか劇的さが薄れているなぁと思うのですが、個人的に『ジュウオウジャー』の、エピソード前半でトウサイジュウオウに完敗させ、後半で普通に怪人を倒させる、というのは上手い工夫だったな、と。
 >近年の敵がパワーアップするより先に戦隊のほうがより強くなっていくみたいな展開って
 >ネタ的に面白いとは思う反面だんだん敵側が可哀想になってきてしまう(苦笑)というか
どうしても、そもそも何のために強くなるのか、を物語が見失いかねない時もありますしね……。

◆五月サツキさん
 >お調子者のようなYouTuberのキャラに付いていけるか早くも不安なので、上手いポジションに収まって欲しいです。
この手のコメディリリーフ全振りは、どうしても好みが出ますよねー。私も得意なタイプではないので、早めに好感度が上がるような事があれば良いのですが。
 >3人のマスターは変身も出来るということで、死んで退場しそうだと思っていたら案の定でした。しかし死んだマスターがソウルに吸収?されたのに闇を感じますね。
あの3人の特別な絆なのか、基本的にそういうシステムなのか、割と不安になりますね(笑)
 >変身シーンはやっぱりキョウリュウジャーを思い出しますよね。戦隊の色といいキノコ幹部?が雰囲気ラッキューロっぽかったりと、意図的にやっていそうで。
この辺り、まだ『キョウリュウジャー』を懐かしむ年代が親世代になっているわけでもないのにどうしてそこまで、というぐらいだいぶ露骨ですよねー。
 >ソウルと剣のギミックは、戦闘の間としてはちょっと微妙でした。どうもテンポが悪いというか。中盤あたりで簡略化されそうです。
やはりちょっと、リズムを取るのが長い&仁王立ちになってしまうのは、少し難しい感じでしたね。どうしても、今作はギミック押しで、というオーダーが強いのでしょうが。

◆もりみやさん
 >我夢のお母さんが前回も出たのは、今回のついで撮りだったのかなぁ…?
あのワンカットはどうも、それっぽい感じでしたね。かえって、話の連動性は薄くなってしまいましたが……。
 >いっそハーキュリーズが筋肉を見せつけながら汗だくで出てくるくらいの方がわかりやすくて良かったかもしれませんね。
確かに(笑) タンクトップ一枚のハーキュリーズがムキムキする中、「チューインガムおまえよく、そんな服着てられるなぁ」「皆さんがおかしいんですよ!」ぐらいのやり取りがあった方が、逆方向の説得力が生まれたかもですね。
 >コミカルな動きのロボット怪獣
デザイン的には好きな路線なのですが、いきなりスキップし始めたり、なんか途中からシナリオの中身とも合わない変なノリになってましたよね……。
 >今までやったこともない「出ていけ!」からの「見逃して貰うと見せかけての不意打ち」……というコントのような一幕が挟まれたことです。
我夢の怪獣に対する心境の変化を盛り込みつつ、アグルとの決着後の後半戦をどう見せていくか、という試行錯誤の産物だったのでしょうが、マイナスの方に転がってしまった感じでしたね。