東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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3/9付けレス

 4話限定のお祭りだし『スーパー戦隊最強バトル』の感想はさらりめに書いて、その間に『ジオウ』を追いかけよう、と皮算用していたら、予想外に面白かった『スーパー戦隊最強バトル』の感想が普通に長くなりそれどころで無くなっている内に明日でそれも最終回を迎えようとして泡を食っている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 本日は、昨日に続けて『チェンジマン』感想書きました。

のろいのよろい

◆橘まことさん
 >3:物分かりのいい大人である(超大事)の三拍子が揃っているのは、クロスオーバー作品において相当重宝するのでしょうね。
ボス、場を全部持っていく最強系キャラ、という一面は持ちつつも、基本スタンスが若者の成長を見守る大人、というのが凄くいいポジションですよね。今や組み替えロボットに継ぐ、00年代戦隊の発明になっていうような気さえ(笑)
 >ちなみにその稲田さんのツイッターによると、スティンガーの「ショウ総司令から~」は役者さんのアドリブだったとか。
おお、そうだったのですか。本編をきっちり踏まえる事で作品世界のリアリティが上がって、いいアドリブでしたねー。

◆MOPさん
 >チーフとツルギさんは二人とも番組が終わってもそれぞれの流儀で戦い続けているレッドなので、いくらでも妄想がたぎりますね。
なんだか段々、絡みが見たくなって参りました(笑) そして背後で、仕方なく2人の後始末をする幸人さん(スポンサー)……。
 >呪いの鎧は私にはアバレンのイメージが強いです。
荒川脚本という事もありますが、あれは思い出しますよねー。その点では、アスカさんには出てきてほしかったです(笑)
 >鎧の勇者であるノッさんが敵の亡霊に憑依されて「呪いの勇者」(ダジャレ)になり、ダイゴとウッチーにボコボコにされていたのを思い出します。
そんな事が(笑) ウッチーも、元鎧の中の人だったと思うと、因縁というか何というか。

◆インザファイトさん
 >ゲーターの名前の由来ですが、どうやら今回登場した家族の名前を見るに履き物の「下駄」にもかかっているみたいですね
あ、成る程。息子の名前がいまいち聞き取れなくて困っていたのですが、そういう繋がりネーミングだったんですね。
 >後々の悪の組織のメンバー側にもドラマを入れていく展開のパイオニアみたいな感じになっていますね。
敵も味方も、触れた要素をしっかり拾っていって、目配りが効いていていいですね。
 >それ精神病院送りフラグじゃないですかー(^^;
ギルーク「ゲーター、しょせん貴様は流れ星! いかに輝こうと、墜ちる運命にあったのだ!」
 >死ぬことがいつ終わるか分からない苦しみから逃れられ、不幸どころか寧ろ幸せになれる行為であると思えるような事例もあるのだ
良くも悪くも、死ぬと片付いてしまう、というのはありますものね。そこで報いとカタルシスの折り合いをどうつけるのか、というのは作り手も色々考える所なのでしょうが。
 >肉体的な死はその人物の現世での生の終わりを表しているので、一番分かりやすく「死」という概念を伝えているのではないかと思います
結局、倫理的にどう捉えるかや、多少ツッコミどころになったりしても、「爆殺」というのは、落としどころとしては割とスマートな面があるよなぁ……と、色々見比べると思います。

◆タイキさん
 >基本的に学生運動の世代はその共通項として「その組織に属しているからといって安易に悪人として殺していいのだろうか?」という思いが共通にあった気がします。
今作や『メタルダー』における戦争テーゼの扱いなども含めて、この辺りの持ち込み方は、作り手の世代性が出ている部分なのかもですね。大きなうねりに翻弄される中で、「真の敵はどこに居るのか?」というテーマ性というか。
 >差別化、個性化が図られているという違いが散見され、この辺りはより構造が複雑化した00年代らしい流れだなあと感じましたね。
作品を貫く大仕掛けとも関わりますが、宿命系戦隊の中でどう温度差を織り込んでいくのか、というのが『シンケン』の妙味の一つでしたね。

◆あきさん
 >状況的にそれどころじゃないのはわかりますが大和君がドギーにどう食いつくか見たかった気持ちもちょっとだけあります。
言われてみれば、大和くん視点だと100%ジューマンですねドギー(笑)
 >ドギーとマーベラスが出会ったのはゴーカイジャー5話で、あの311東日本大震災で放送が1週延期になった事を、この時期でもあり余計に思い出します。
それはまた、ここでの再会が奇縁ですね。『ゴーカイ』はホント、機会を見て頭からしっかりと見たい作品です。
 >本編当時は時間も元気もこれ以上欲しいという発想など持たなかったのではと思うと、徐々に無限の可能性をなくした大人に近づいている感じもします。
おお成る程、そう捉える発想はありませんでしたが、そう考えると、確かな時間の積み重ねが見えてくる願いですね。
 >不意打ち食らって吹き出しましたがネーミングが反則過ぎます(笑)
軽い思いつきのネタだったのですが、割と気に入ってきてしまい、しつこく散りばめています(笑)
 >これがあるからむしろ前回目一杯株を上げたのかもしれないですね。各メンバー上げ下げ考慮しながら全体を底上げしてくのが上手いなあと思います。
今作本当に、4話構成の中でのメリハリや各キャラの扱いのバランスが良く計算されていて、気持ちのいい作りですよね。