昨日は、『チェンジマン』感想を書きました。
最終回直前
◆tokusatukikenさん
＞ノエルのあれこれだったり、咲也がいい人だったり、色々急展開がありますが、一番ダメージを受けたのが、推しだった悟の扱いだったり（悲
悟は、かなり悲惨な事になっていますね……最終回、甦らないまでも、何か存在が描かれてくれると良いのですが。咲也もノエルも、共に大変いい人だったのは、ちょっぴり不満です（笑）
◆くれなゐさん
＞ノエルって、もしかすると自分が他者にどう思われるか気にしていない(無意識下で気にしない振りをしている)のではないでしょうか。
長らくノエルは、人との距離感がさっぱり掴めないタイプなのかなと思っていたのですが、この終盤に来て、そもそも他人（ルパン家外部）との継続的な関係を求めていないのかも……というのは思うところです。事あるごとにノエルが体を張ってツケを「精算」しようとする裏には、もしかしてそういう心情も作用しているのかな……と。
＞反省するも何もそもそもノエルは自分の遣り方が間違っていることをわかっていないように思えてきたんです。
ノエルはこの辺り、「わかっていてやっている」のか「本質的にわかっていない」かでだいぶキャラ変わりますが、現時点でもどちらとも取れるのが難しいキャラですよね……。
＞その願いの為に快盗と警察を近づけようと、その「駒」として自らを利用したのかなと。
自分を駒としている、というのは凄くノエルっぽいですねー。問題は、そこをノエルが割り切っているとすると、物語としてそのやり口を肯定するのはやはりどうかと思うところで、なんとか巧く、最終回で切り込んでほしいですね。
＞もしや、このシーンは警察から好意を向けられているとは微塵も想定していなかったという描写だったのか…
そこそんなに感激するところだろうか、というのは思ったのですが、ノエル的に本当に１ミリも考えていなかった、という可能性はあるかもですね……。
＞好感度を上げるどころか好感を持たれることを諦めているといいますか
こういうアウトサイダー性というのは、どうもノエルというキャラの軸にしていたっぽいですが、この点はやはり、もう少し早く明かしておいた方が良かったのかな……と改めて。
＞ノエルが乗り越えなければならないのは自分と向き合うことであると思うのですけれど、そこのとこをつかさが指摘してくれないかなぁと密かに期待しつつ、綺麗に昇華できるか見守りたいです。
つかささんの逆転ホームランには、一縷の期待を抱いております……。
＞圭一郎に「わからなくはない」と言わせた脚本のセンスが最高にツボでした。ライターさんとフィーリングが近しいのかしら～と嬉しくなりました。
なんだかんだ他人の懐に簡単に踏み入らない圭一郎らしいですし、この距離感の丁寧さは、香村ワールドだなーと思います。
◆みなもさん
＞魁利のあの子供のような素直なはしゃぎようを見たら良かったなという気持ちしか湧かなかったです。役者さんの一年間の積み重ねが結実した良い演技でした。
当初は結構、重くなるかな、と思って見ていたのですが、軟着陸は軟着陸で、スッキリして良かったなと私も思います。終盤の魁利の、色々なギャップの見せ方・演じ方は、とても良かったですね。
＞咲也ならともかくつかさがチェンジャーをあっさり渡してしまったのは違和感がありましたね。
もう一段ドラマを噛ませられれば良かったのですが、つかささんが絡んでいたのが魁利・圭一郎という事で、最後の最後でちょっと、効果的な役回りが無くなってしまったのは、残念でしたね。
＞ノエルに関してはパトレン派ということもあってどうしても辛辣な目で見てしまうところがありますが、最後に一花咲かせられるといいですね…。
ラスト、綺麗に収まる逆転ホームランが飛び出すのを期待してします。
＞例えば、31話のヨシーの回でギャングラーへの強い憎しみを見せた時に大切な誰かをギャングラーに殺されたようだという回想を入れるとか。
振り返ると鳩時計回はノエルの背景に踏み込む大きなチャンスと意図があったような感じですが、もしかするとこの辺りで（サイレン問題などがあって）ノエルの背景情報を出す時期が後にズレる事になり、急遽、空いた穴をコスプレ妄想で埋める事になるなど、なんらかの進行上のトラブルがあったのかもですね……やはりどうしても、全体の中で浮いた感じがありますしこの回。
＞あの辺りで警察同期組がノエルに対して貯めていた不信ポイントが限定的にでも解消されるのかと思えばまったくそんなことはなくて、
＞でもいつのまにかものすごく信頼されていて、その流れに全然共感できなかったんですよね。
この辺りで予定していたエピソードが１本か２本抜けたのでは、みたいな感じがどうもありますよね……。
＞それはそれとしてコレクションと一般人の命のどちらかの選択を迫られるとか、警察官としての志を示す話は作れたと思うんですが。
今作全体として、そこまで描けなかった、という部分が出たのは、面白い物語を作っていただけに、作品コンセプトとしては惜しまれる所でしたね……。
