東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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10/8付けレス

 おおお、ギャラクシーメガ?!
 〔スーパーミニプラ 電磁合体ギャラクシーメガ マルチ合体デルタメガ/バンダイキャンディ公式〕
 値段はするけど、これは欲しいなぁ……。変形までしてしまうのか……写真では手持ち武器が銃しか無いのが気になりますが、さすがに剣は付きますよね……?
 本日は『ギンガマン』第46話感想書きました。

「私にもかつて不完全だった時代があった!」

◆タイキさん
 >如何にもな熱血ヒーローじゃなくそれをカジュアルに崩した+何の戦闘訓練も受けていない市井の高校生、
 >という所に「メガ」という作品の本質というか志向するものが垣間見えますね。
際だって強くもないし、短所もいっぱいある、でもそこから少しずつ成長していくんだ、というのが凄く『メガ』ですよね。終盤のテーゼと繋げるなら、「不完全な人間」の物語、ともでいいましょうか。
 >ただ露骨に完璧超人過ぎるとヒュウガやブルブラックと被るし、ドラマのテーマが描きにくくなるので兄との別れや
 >ゼイハブ船長に一度瀕死の重傷を負わされるといった所で適度にセーブをかけてバランスを取ってるように見えます。
リョウマって言ってみれば、完璧超人型ヒーローにどう“弱み”を与えるか、という造形ですよね。で、その“弱み”の部分をギャグ要素やちょっとしたアクセントではなく、ドラマ部分と密に接続する事で戦隊のドラマ性を高めようというのが、高寺さんの狙いの一つだったのだろうか、と感じます。
 >ここ最近で言うとボウケンレッド、ジュウオウイーグル、パトレンジャー一号もこの系譜に入るかもしれませんね。
リョウマから引っ張った線をベースにしてこの3人を並べると、万能リーダータイプのレッドに、どんな“弱み”を与えて物語に組み込むのか、がそれぞれあって面白いですね。
 >サヤの健気に頑張るキャラが物語の中に活かせませんし
いっそヒュウガではなく、色々と大変な状況にあるリョウマを憎からず思いながら支えていくポジション、みたいな方が広がったかもですね。
 >後改めて思ったのですが、サヤ自体が戦隊シリーズ久々のシングルヒロインだったのもあるのじゃないでしょうか。
ああ成る程、考えてみると、『カクレン』の鶴姫様以来になるのですね。女性メンバー二人体制だと、疑似姉妹的に描く事も多いので、ヒュウガ-リョウマ-勇太、という兄弟のテーゼと被りを避ける、という都合もあったんですかね……。
 >サヤはその点作り手の中でどうシングルヒロインとして成立させようかというのに作り手も戸惑って持て余したのかなと。
女性メンバーの流れという観点で見ると、職業戦士寄りの方が女性キャラを描くハードルが高い、というのもあるのかもですね。二人体制だった『オー』も、ピンクの女優さんは人気出ましたが、キャラとしては黄も桃もあまり印象的なキャラにはなりませんでしたし。

◆やずみさん
 >今回も男衆の中でサヤに一番近いポジションでしたし。ゴウキの描写には一年間の積み上げが感じられる……
あのシーン正直、偽・花の戦士を励ます、真・花の戦士、みたいに見えてしまって……。
 >これが序盤ならまだしも、戦士として成長したはずの終盤でこれ、というのに違和感を感じるんですよね。
ラスト近くに改めて突きつける、というような内容ではなかったですよね……そして序盤にやろうと思うと、そのポジションには既にヒカルが居る、というのがサヤは苦しかったなと。
 >荒川さん、「自分が得意なのは自由度が高くて変化球的な作品。『ギンガマン』は苦手だった」と公言しているんですけど、正直、うなずける部分が多いです。
嗜好の押し出しはさておき、大概の作品に波長を合わせてくる荒川さんにしては、どうも『ギンガ』の仕事はもう一つノリが良くないなぁと感じてはいたのですが、ご本人も相性良くない意識があったのですね。トマト回は好きなんですが、夏休み回の気楽さが巧く転がった所があったんですかね。

◆八手四郎次郎さん
 >えーと、もしかして管理人様「未来戦隊タイムレンジャー」第二のサポートロボ"タイムロボター"をお忘れではございませんか?
……あ……忘れてました(笑) まあ正直、タイムロボターは私の中で「キャラクター」と認識されていない、というのもありますが(^^;
 >ジム・カーターは"=タイムロボター=ボック"という位置付けだったりするのかな?うーん、どうせならもっと大化けしてくれてもいいんですけどねぇ(笑)。
ジムはデザイン的にも、人間大ロボと完全なマスコットロボの中間点という感じですが、どちらに転んでも対応できるようにした分、もう一押しないまま後半戦に入ってしまった、という感じはありますね。

◆さやまきさん
 >ボックの石頭が丸ノコをボロボロにしてしまうという恐るべき硬度で
そういえば、暴走リョウマに殴り飛ばされて割と平然としていたな、と思い出しました(笑)
 >もはや過去の捏造レベルなんですが(苦笑)
ホントこう、過去になんかあった事にしておくしかなかった……という感じでしたね(^^;
 >花の戦士問題もこれまで出せてなかった事が如実に突き付けられてしまってる感じで
ヒカルに比べれば戦士の自覚は十分だが、ヒュウガに追いつく事を目指している……というのがどうにも中途半端な立ち位置になってしまいましたよね。
 >その前段階として特に扱っておきたかったのかなぁという感じもしますね
ラスト前にきちっと各キャラ抑えよう、という構成は好きなんですが、生真面目に組んだ分、積み重ねの薄さも明確に出てしまったのが残念でしたね。