東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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2/28付けレス

 本日は『鎧武』感想を書きました。

覚悟が五里霧

◆Sさん
 >それこそ先日の橋もいくらでも誤魔化しようがありましたよね…。
前後の描写が吹っ飛ばされているので不明瞭なところはありますが、今回これで済むのなら、橋はどうとでもなったのでは……とはどうしてもなって、もうちょっと描写に気を遣ってほしいシーンになってしまいましたね。
 >ザック良い奴ですね。リーダー就任以降好感度が上がったままで、見ていて信頼できるキャラクターです。
間に入って「まあまあ」が出来る、割と今作では貴重な人材ですよね(笑)
 >城乃内のことを認めて初めて話を受け止め、クラックもちゃんと見ることができた。ここまで本当に長かったなと思います。
 >でも、城乃内という弟子に向き合うことで凰蓮さんの世界が広がり、次の段階に進めたのは救いです。
城乃内に変化があり、ピエールがそれを認める事で話を聞き、今まで見えていなかった世界が見えるようになる、というのは今作の中核の構造とも繋がって、ここは良かったですねー。
 >感想ありがとうございます。どうぞ無理せずご自愛ください。
ありがとうございます。ちょっと今回の『鎧武』感想はざっくり加減になってしまいました……。
 >ギリギリそこだけ回避した辺り、一応ミッチの言うことは聞いてはいますね。気持ちは全然伝わっていませんが。
さすがに踏みとどまったので、ミッチと情報共有して後の事を相談すれば多少は違ったと思うのですが、どうも紘汰は、ミッチに関してはフォローしなくてもわかってくれる筈だと思い込んでいる感じですよね……。
 >ミッチは自分の目的の為なら他人の犠牲は仕方がないという感じで
色々なものの受け止め方がだいぶ歪んでしまっている感じで、正道に戻るきっかけが何かあると良いのですが……。
 >あの状況で挨拶から入ってさらっと聞きたいことを聞くザック凄いと思いました。
なんだかんだ、ザックはあれこれ面倒くさい戒斗と向き合おうとしているのも、チームバロンでの関係性も窺えて、いいところですよね。別々の道になったからこそ、きちっと友人でありたい感じもあって。
 >…なお、兄さん贔屓としては、今回一番わくわくしたのは予告の「行けぇ、葛葉!」でした。
紘汰の生死や如何に、は一瞬で消し飛びましたが(笑)、次回、兄さんフィーチャー回になりそうで、どうなってくるのか楽しみです。

◆ヘイスタックさん
 >他の監督でもピエールが出てくる度にしょっちゅうこの手の演出になりますし
コミカル要素を入れる事情もあるのでしょうが、ちょっと過剰すぎて、キャラクターとして消化しにくい事になってますよねー。
 >グリドンは一瞬で肉盾になって終了、ブラーボは落下してきたグリドンを受け止めて終了、ってもう少し活躍させてやっても良かったのでは。
勝ち鬨が持っていくのは仕方ないとしても、せめて師弟コンビ攻撃ぐらいあればラストシーンへの繋がりも劇的さを増したと思うので、ここは残念でしたね……。
 >インベス相手の戦いは基本的に話としての脈絡や前後の繋がりも無く、戦闘シーンを発生させる為だけに挿入されて
 >「人里に降りてきちゃったor興奮して暴れ出しちゃった動物の駆除」みたいな事にしかなっておらず、とにかく盛り上がらない。
成り行きがないのとデザインが面白くないのダブルパンチで、本当にただのなんとなく戦闘シーンですよね……加えて、ヘルヘイム関連の情報が出て、見ている側のインベスへの印象が変わってきたところで、序盤と同じノリで雑な駆除バトルをやってしまうのも、今作全体に顔を出す不用意な見せ方になってしまい。

◆ガチグリーンさん
 >風邪など召されませぬよう、くれぐれもご自愛ください
ありがとうございます。年々、花粉ぽい症状が強くなっている気もして戦々恐々としております。
 >『牙狼GARO>~RED REQUIEM~』
こちらもありがとうございます。『白夜の魔獣』の満足度が高かった事もあり、まだ余裕あるな……と思って後回しにしている内にすっかり忘れていましたが、ギリギリで見ました!
 >こっち書いてる時の方が明らかに曽田先生の筆も乗ってますよね(笑)
ご本人も、悪役サイドのドラマの方が書きやすいとおっしゃっているようですが、悪役サイドの方がセオリーに囚われずに色々とやりやすい、というのはやはりあるのでしょうねー。
 >『キラメイ』にヨドンナが登場した時には、ゆくゆくはガルザとのカップリングで下剋上だな!と妄想したりしました
実現していたら、タメくんが血ぃ吐いて死にそうでしたね(笑)

◆五月サツキさん
 >今回の皇帝を封印するんだ!で、やっぱりゲキを連想してしまったのですが、封印失敗したのできっちり倒してくれそうで良かったです。
塚田Pが思い入れにちょっと引きずられたのかな……みたいな気配もありましたが、今回はその先の『キラメイ』らしさを描いてくれて良かったですね。
 >クランチュラさんは本当に好きなキャラで、キラメイでは一番なくらいなんですけど、正直ここまで生き残るとは思っていませんでした(笑)。
好きなキャラだし愛嬌もあるけれど、ガルザ辺りに後ろからばっさりやられそうだな……と思っていたので、こんなに化けるとはホント思わず(笑)
 >キラキラ背景にするなりなんなりしてもいいところなのに、そこは映すんだ……と。
エフェクトで誤魔化しても良さそうなところを、凄く普通に立っていて、とんでもないシーンでしたね……(笑) 互いの架け橋の象徴といえば象徴なのかもですが。
 >キングエクスプレスのギミックやオラディン王の扱いに色々と思うところはありましたが、どういう結末になるか楽しみです。
ちょっとずつ惜しいところはあるも、ラスト前きっちり盛り上げてきたので、後はどう着地するか、楽しみですね。

◆アクションさん
 >はじめまして、ブログに感想を送るのは初めてです。
初めまして、コメントありがとうございます。
 >今回の感想で紘汰がそもそも情報の重みを理解していなかったり、テーゼとバトルが正面衝突を起こしていたりと云われてハッとしております。
全体的に、狙いはわかるけど、それなら話運びにもう一工夫いるのでは……というところで、まあいいや、みたいな感じに進んでしまうのが、スッキリしない作りになってしまっているなーと。
 >舞が秘密を知るんだったら、紘汰を追いかけて秘密を知ったでも良いのに何で喋るのか分からなく
主体的なアクションの結果なら飲み込みやすいのに、「誰かがベラベラ話す」パターンを繰り返すので、物語として躍動感が無くなってしまってますよね。
 >舞も舞で急に母性を出して私生活が描かれてるわけでもなく、紘汰との関係が掘り下げてるとも言えないのが勿体ないと個人的に思ってます。
どちらかというと戒斗との関係性の方が面白いですが、紘汰・戒斗・ミッチそれぞれと絡めようとした結果、どこも薄味になってしまっている感じはキャラとして勿体ないですよねー。
 >3月からアギトがYou Tube東映チャンネルで始まりますけど、gmsさんは感想を書くのでしょうか?
『アギト』はリアルタイムで見ていたので改めて感想は書いていなかったのですが、今見るとどう感じるのか気になる部分もあるので、余裕があればこの機に見るのもありかな……とは思っています。

◆MOPさん
 >感想ありがとうございます。体調にはくれぐれもお気をつけください。
ありがとうございます。今季は比較的元気だったので、ちょっと油断しておりました……。
 >まあ雑な展開ではありますけど、凰蓮さんとお互いに一人の人間、師弟として認めあった感じがして嬉しかったです。
主筋から外れかけていた城乃内とピエールにスポットを当ててくれたのは私も嬉しくて、城乃内ばかりでなくピエールも新たな視点を得るラストの流れは良かったので、ここから巧く転がってくれる事を期待したいです。
 >普通に女性のメイクをしたら只の綺麗な女の子にしか見えず、城乃内だと分からなくなるのでカツラとドレスだけにしたそうです。
そんな事が(笑) 城乃内、わかりやすいメガネをかけて今回ネタにもされましたが、劇中で2回ぐらい外したシーン見るに素顔は普通に格好いいですものねー。

18話ぶりの力

仮面ライダー鎧武』感想・第26話

◆第26話「バロンのゲネシス変身!」◆ (監督:諸田敏 脚本:虚淵玄鋼屋ジン
 序盤、作品内容に対して妙に陽性なハイテンションで困惑したサブタイトルですが、ここに来て、考えるのが面倒くさくなってきた……みたいな直球路線になって、だいぶ迷走気味。もうちょっと、凝ってくれた方が好きなのですが。
 ピエールがクラックを発見して大胆にもその中に飛び込んでいた頃、パフェ屋の片付けを手伝っていた紘汰は近頃の挙動不審を怪しむ舞から詰問を受け……ちょっと悩んだと思ったら、追求されて10秒で口を割った。
 いや……え…………早すぎでは……隠し事に向かなそうな性格とかずっと悩んでいたとか色々あるにしても、物語としてはこここそ、もう少し時間を掛けるところだったのでは……。
 「……それって……いつの話?」
 裕也のインベス化を舞に白状した紘汰は、更に挙動不審になると肝心のタイミングだけは無理矢理誤魔化し、紘汰の隠し事に気付いていた舞が、紘汰のあからさまな嘘を見抜けなかったら随分と間の抜けた事になってしまいますが、舞が隠された真相に気付いたか否かについては現時点では濁される形に。
 舞は紘汰を詰るのではなく、その背負っていた重荷を気遣って心の傷に寄り添う事を選び、話したら話したで“都合のいい母性”を発動するしかなくなるのは、今ひとつ面白くない流れ(紘汰に対する舞の好意は一貫してほのめかされてはいるのですが、そこが掘り下げて示されるわけでもないですし、紘汰からの距離感はいいとこ妹分どころか、下手すると親戚の小学生レベルなので……)。
 「辛そうだね兄さん」
 「……いや。これは俺が背負うべき罪だ。逃げることは許されない。光実……特別な力や地位を持つ者には、果たさなければならない責務というものがある。それが、ノブレス・オブリージュというものだ」
 一方、母性不足の呉島家では、貴虎がすっごく悪い感じのユグドラシル上層部との通話を終え、貴虎の中にまだ残る迷いが見えると共に、貴虎が貴虎なりにミッチを猫かわいがりし、しかるべき時まで世界の裏面から遠ざけようとしていた理由は、この辺りまで来るとだいぶ納得できます。
 「その為には、自らの手を汚さなければならぬ事もある。おまえにもいずれその時が訪れよう。……覚悟を決める事だ」
 「…………覚悟」
 それはそれとして、呉島家の人間的には、選ばれた責務を果たす時が来るのが当たり前! と決めてかかっているのが、実に兄さんではありますが。
 紘汰が舞に打ち明けてしまった、インベスの真実とユグドラシルの暗躍、迫り来る世界の危機は、舞を拡声器にチーム鎧武とバロンのメンバーにも伝えられ、それはミッチも、視線だけで人を殺せそうな顔になります!!
 事の成り行きで口を割ってしまったのはまだ仕方ないとしても、そのことをミッチに連絡も謝罪もしていない、のは単純に最低だぞ紘汰……。
 舞は、ダンスイベントの場を利用して情報公開や! と紘汰以上にノーブレーキで突っ走ろうとし、今作が繰り返し描く“若さ”の象徴的行為といえますが、それがいまいち好感にコンバートされないのは、私のツボがそこに無いのだろうな、と。
 このままでは、大恥をかくにしろ一定の支持を得るにしろ、沢芽市の闇に蠢く問題の渦中に舞を巻き込んでしまう(下手をするとユグドラシルに消されかねない)……切羽詰まったミッチは、状況を有耶無耶にする為にその場に大量のインベスを召喚し、大パニックの中でビートライダーズへの信用は再びがた落ちに。
 市民からの誤解が続く事で、隠蔽工作の人身御供としてのビートライダーズの有用性が証明されていますが、手頃な駒が無かったらユグドラシル側からこの手の情報工作部隊を用意する算段もあったかなとは想像するところです。
 「紘汰さん……全部あなたのせいだ! もう何もかも滅茶苦茶だ! それもこれも、あなたが舞さんを巻き込むから! ……紘汰さん、舞さんを悲しませるあなたに、もうヒーローの資格なんてない!」
 手段と目的がごちゃ混ぜになり、自分を見失いつつあるミッチは紘汰に怒りをぶつけるが、そんなミッチに舞の平手打ちが炸裂。
 「どうしちゃったのよミッチ?! 紘汰なんて関係ないじゃない! 頭を冷やしなさい!」
 この一撃を、コツコツと積み重ねてきた可愛い後輩ポジション――掛け替えのない世界そのもの――の崩壊と受け止めたミッチは、瞳孔が開き加減になるとプロフェッサーに接触
 一方、赤ロードにコールド負けを喫した戒斗を切り捨てようとするプロフェッサーだが、それを説得した耀子は戒斗にゲネシスドライバーを預け、戒斗は着々と“放っておけない無鉄砲なアイツ”の座を固めようとしていた。
 「奴らが姑息なだけの弱者なら! 俺がこの手で淘汰するまでだ。おまえも力を手に入れた。ならば未来は、己の手で勝ち取ってみせろ」
 その光景をザックが目撃し、今までと立場が変わった二人が会話を交わすのは面白い絡みになりつつ、二人が並ぶと戒斗の衣装が以前のままである事が非常に目立つのですが、そこに戒斗の未練(或いは本心)を見るか、キャラのアイコン的都合を見るかは、ちょっと悩ましいところです。……いや、未練(或いは本心)と捉えた場合、あまりにダダ漏れすぎて、逆にもう少し隠すよね……みたいな気持ちになるので(笑)
 「ミッチ……舞のこと、すまなかったな」
 ミッチと紘汰は森へ向かい、このタイミングで、怒ってるみたいだから謝っておこうみたいな紘汰の後頭部にミッチならずともスイカガトリングを撃ち込みたくなりますが、考えてみると紘汰、接する悪い大人たちが次から次へと機密情報をベラベラ喋ってくれるので、他人に「情報を明かす」事の意味と重みを理解していない節もあり、一周回って、プロフェッサーの被害者な気もしてきました(蛇口が、「閉める」か「全開にする」の二択しかないというか……)。
 「……いえ、過ぎてしまった事です」
 それはそれとして、ミッチが笑顔を取り繕うとあからさまにホッとした表情になる紘汰、ミッチに甘えているにも拘わらず、ミッチを一人前の男として認めていない事には、そろそろ気付いてほしいものですが。
 紘汰はミッチに促されて陣羽織ピーチとなるとオーバーロードの声をキャッチし、その情報はミッチから耀子、そして戒斗に伝えられる。ミッチの作戦に従い、ピーチが鎧武の足止めをしている間に戒斗はプロレス友達と再会し、ゲネシスドライバーにレモン錠前を装着すると、やたら格好いい新たな変身ポーズでバナナレモンへと変身。……その組み合わせだと普通にデュークになりそうなのにバナナ固定なのはちょっと謎ですが、バロンvs赤ロードの第二ラウンドが開始される。
 一方、強キャラ・マリカの台詞で、なんとなく経験積んで強くなっている扱いを受けた鎧武は勝ち鬨を発動し、バトルはバトルで割り切った演出がされているのは毎度の事なのですが、異文明の存在を相手に「話せば分かる」を唱えている真っ最中に、相手から不意打ちしてきたとはいえ同じ人間相手に至近距離からDJ砲を普通にぶち込むのはすんなり飲み込みがたく、そこを飲み込みやすくする一手間が施されないまま、テーゼとバトルが正面から衝突しているのは、残念な作劇。
 DJ砲の直撃を受けたピーチは変身が解け、マリカにやられたフリをしていたミッチの所に戻った鎧武は、ミッチに促されてオーバーロードの元へ。レモンバロンはマンゴー以来となる強化の力で赤ロードと互角の戦いを演じていたが、そこに鎧武が乱入。緑ロードの指示で赤ロードが引き下がると、揉めに揉める鎧武とバロンは、肉体言語による話し合いすなわち殴り合いに突入するが、それを物陰から、暗い眼差しでミッチが見ていた。
 崩壊した世界を繋ぎ止める為、大切なものの為に手を汚すミッチの覚悟は、ねじれた悪意となって葛葉紘汰へと向けられ――アーマー転送中で無防備な鎧武の背中に突き刺さる龍玄の銃弾、でつづく。

風邪の二歩ぐらい手前感

 本日は『鎧武』感想を書きました。少々体調不良につき、とりあえず1話だけ。

2/27付けレス

◆ガチグリーンさん
 >クワタ
カップ麺の方でしたか! 露骨に顔が悪いというのもなんなので、服装とナンパのセンスが悪い、という事になったのでしょうね(笑)
 >洋平を美形と思った事ないので話としてはわかるけど、いまいちピンとこない
私は、よく見ると二枚目タイプだと思っていたのであまり違和感なかったのですが、これは結構、あるかもですね(笑) まあ劇中の描写的にも、顔というより、性格とトークでモテてそうな感じではありますが。
 >「洋平はV6の三宅健に似てる」という意見を見て「確かに女子はこういう顔好きかも!」と一気に腑に落ちました(笑)
ある種のアイドル顔なんですよね。序盤からフォーカス強めなのは、その辺りもあったのかなと。
 >篠原涼子さんのデビュー作(女生徒役)
クレジットを見て、へー、と思い、本編を見るも、結局どの役だかわからなかった人です(笑)
 >メタ的に巨大化要員として生き残ったのでは勘違いしてました
結局、幹部クラスが全員巨大化手段を持っているという、なかなか珍しい戦隊になりましたね。
 >そりゃ子供だった私だってターボレンジャー5人よりも敵側の流れ暴魔コンビの行く末に興味を持つのは仕方ないわけで…(笑)
改めて見ると、悪役側のドラマの掘り下げは80年代中盤戦隊の話法として確立した時期だったのもわかりますが、キリカ誕生編から感情移入のさせ方が完全に流れ暴魔寄りですよね(笑) ターボレンジャー側が色々な意味で優等生だけにインパクトも強いですが、更にそこに、ズルテンの変心も加えてくるのは熟練の技といった感じで。

◆てひろぐさん
 >最終回がまだどうなるか分かりませんが、相変わらず山口監督回=キラメイジャーど真ん中な感じで非常に良かったです。
今作、荒川×山口の相性が非常に良かったのが、やはり大きかったですね。
 >おそらく今作の演出回では最多で、かつ山口監督不在の宝路加入編ではメインのような役割だっただけに痛かったですねぇ。
第4話まででおおよそのスタイルが確立した事もあって、そこと馴染む馴染まないが出た所はありましたかね…リセットボタン回は良かったのですが。
 >色々不満は出た前回でしたけど、落としどころを間違えずに纏め上げて、盛り上げてくる手腕は流石はベテランのPと脚本家だなと。
前回だいぶ不安を撒き散らしましたが、今回は、抑えてほしいところをきちっと抑えてくれて良かったですねー。
 >ヨドンナの切り捨ても驕りでも何でもない所は、スマートなラスボスなんですが、逆にみみっちく見えるのが不思議です。
出番が少なかった事もあって組織運営の手腕でボロを出さなかった一方、幹部の三分の一が実質自分で、三分の一が長期熟成の外様で、やりくりに苦労していそうな印象が付いた気はします(笑)
 >やはり油断して寝首を掻かれそうになっても実力で跳ね飛ばすぐらいじゃないとラスボスの器ではないんでしょうかね……
宇都宮P好みな感じですが、ちょっと雑な方が大物っぽくなる、というのはあるかもですね(笑)
 >充瑠は純粋だったからシンクロできたで済ましたい気配がプンプンします。
ネガ要素をなるべくなくす点からも、さらっと流されてしまいそうですね……。
 >復興と同時にガルザまで生き返ったらかなりの爆発になりますが、マジレンジャーになるのかゲキレンジャーになるのか……
あっけらかんとした大団円も見せ方次第で嫌いなわけではないのですが、奇跡をどう扱うかは割と難しいバランスの作品世界ですよね。巧い落着を、期待したいです。

◆橘まことさん
 >今回はその軌道修正後の着地点として、考えられる限り美しいところにたどり着いてくれたなと、大満足でした。
総じて、これが『キラメイジャー』だ! という内容で良かったですね。今作はホント、山口監督が良かったな、と。
 >「泣く」ということは、今までにない感情が芽生えている証になってしまう
ヨドンナもいいキャストでしたし、出来ればここ、巧く拾ってほしいですよねー。
 >姫様のスタートとゴールがしっかり繋がってくれたことで、最終話がどのようになっても、個人的には満足して終われそうです。
呪い問題がさくっと解決してしまった事と、年明けの金子回がやや首をひねる内容だったので不安だったのですが、今作の軸の一つだった「マブシーナの物語」をきちっとやってくれたのは、ホント良かったですね。
 >石田監督、金田監督はホン打ちで、脚本に対してほとんど言及しないそうです。
金田監督は脚本の出来に左右される部分が大きいというか、脚本が良いとしっかり良い話になる一方、ダメな脚本もダメなまま撮ってくるイメージがあったのですが、納得しました(笑)
 >スタンスの良し悪しは判断できませんが、鎧武においては、うまく噛み合わなかったのかなあと。
それで互いの良い部分が引き出せれば良かったのでしょうが、どうも文法の衝突を感じますよね。
 >旗がそのままだと風に煽られてどうしてもふらついてしまうため、石垣監督が武器にすることを提案したのだそうです。
いっそ振り回した方が動きやすい、というアイデアだったのですね(笑) 幟攻撃は、予想外の格好良さで良かったです。

◆つるさん
 >ジャンパーソン最終回を見てる時に近いテンションと言いますか(笑)
前回の視聴後、まさに『ジャンパーソン』の例もあるしな……と自分に言い聞かせていたのですが、本当にそうなってくるとは思わず(笑)
 >ガルザの「描き続けろ」はもちろん素晴らしかったのですが、やはりジョーキーを使い切ってくれたのは嬉しかったですねー
黒ガルザにとって思い入れのある魔進が、新しい形でヒーローの元へ残る、というのは良かったですねー。ホント今回は、全方位に目配りが利いていて満足でした。
 >「去って行った者の思いを無駄にしないために、しっかりと生きる」というのはかなりリアル側に踏み込んだエール
歴代でも世相の影響をダイレクトに受けた一作となりましたが、それだからこそ、今の世の中へのエールをスムーズに物語に入れたい、というのはあった感じですよね。凄く綺麗にはまって、グッと来るシーンでした。
 >「5分の1は爆散してイニシエーションは済ませたから生き延びて欲しい」
そういえば、既に20%は処刑されていましたね……(笑)
 >「5分の1程度では悪事に対して軽いし、決着をつけてほしい」きもちがせめぎ合っており、これがクリスタリアの国民感情か…と一人で納得しています(笑)
クリスタリア侵攻に関しては、思い切り最前線に立ってますしね……(笑) 奇跡の力も含めて、再興がどのような形になるかにも左右されそうですが、巧い着地を期待したいですね。

◆名無しさん
 >シャドンがやられた時に皇帝の観音開きの仮面が壊れていたのでまだ生きてるのかなと思ってます
ああ! そういえばそうでした。これは最終回、期待したいです。
 >皇帝の仮面の下の顔…サタラクラのようにコンプレックスでもあるのかはたまたジニスやガオームのような矮小な存在なのか気になりますね
色々とやってこれそうなので、キラメイジャーが最後に戦う存在が何者とされるのか、は楽しみですね。
 >ガルザ推しの自分としては無敵のカナエマストーンでなんとかしてくださいよぉーといった心境です 
オラディンとガルザのどちらか、と言われたら……(笑)

◆MOPさん
 >ガルザに対するあのセリフも、本人が直接聞いて喜ぶなり怒るなり反応があれば、私達もこんなに冷めた気持ちにならなかったと思います。
ああ確かに、生きている時はろくに向き合わず、死んだ後に言いっ放しにされてもな……というのは、マイナスの心証を強めた感じですねー。
 >ガルザの魅力と言うか一番面白かったところは兄上へのドでかい矢印だったので、結局王様ととちゃんと向き合って話すシーンが無くて残念でした。
どんな形にせよ、この二人の対決(と和解)がきちっと掘り下げきれず、終始、ガルザ側の心情描写に片寄ってしまったのは残念でしたね。結局ここも、充瑠をオラディン代理に使ってしまっているのが、微妙に形になってしまい。
 >クランチュラさんはたぶん死なないと思いますけどね。あまり調子に乗るとヤバそうな。
ここまで来て退場させるのもな……とは思いつつ、絶妙に、予想の難しい位置に来ましたね(笑)
 >最後にカナエマストーンをどう使うのか、楽しみです。
奇跡を起こすのか起こさないのか? 物語としての選択も含めて楽しみですね。