東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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湿気の季節がやってきた

 本日は『牙狼<GARO> -魔戒ノ花-』感想を書きました。
 しばらくの間、出現頻度が下がったら、あ、こいつ湿気にやられているな、と思って下さい。

9/4付けレス

◆電子レンジマンさん
 >色々新鮮さはありつつも久々にかなり直球・原点回帰の意味合いが強い仮面ライダー
ヒーローとしての受容を前提とせず、己の怪物性に自覚のある主人公(とそれをスムーズにする為の設定)を真っ正面から突っ込んできたのは、今後どう料理してくるか楽しみですね。
 >極力セリフだけでなく映像でしっかり主人公の人外描写などを表現
腹ベルトをきっちり見せてくるとか、運動能力の強調とか、しっかりと映像で説得力持たせていたのは良かったですよね。
 >登場人物のシーンごとの行動理由が見ていてわかりやすかったりと全体的に丁寧な作りになっていたのも好印象です。
これはやはり、香村さんの巧いところですよねー。杉原監督も以前に組んでいた事もあって脚本の方向性もきっちり汲んでいて、とにかく引っかかりの少ないのが好印象な開幕でありました。
 >ゼンカイやルパパトの時は不穏な要素を前半にやたら入れてくるわりに肩透かしで終わりがちだった印象が強い
確かにこの辺りの作品は重い要素の消化不良が出ていた面はあったので、改めて《仮面ライダー》でどうしてくるか、現在の香村さんが何を書くのかも興味深い点で、巧く転がっていって欲しいですね。

◆Gimmickさん
 >かなりド直球の本歌取り(化け物のくだりとか)
“こういうもの”として「仮面ライダー」を描きます、をかなり明確に打ち出してきた印象なので、面白く転がってほしいですね。香村脚本として、同じく本歌取り傾向の強かった『ウィザード』でやりきれなかった要素に触れていくかどうかも興味深いところです。
 >戦闘シーンは若干忙しく感じましたが、杉原監督的に『ゼロワン』2話のコンテナアクションに思い入れあるんですかね。
確かに、ちょっとガチャガチャしたスピード感優先のアクションは『ゼロワン』に通じるものがあり、久々のパイロット版で、杉原監督の好きな方向性なのかもですね。
 >今後の新しい眷属とお菓子ボディがどう展開されるのか気になるところです。
従来策は色々なフォームチェンジをしても、あくまでも“そういうもの”というのがありましたが、今作の場合、凄く身近なものをどう解釈してフォームに落とし込むのか、というのは独特の面白さになるかもですね。これもまた、ある意味では怪人デザインに近いというか。
 >主人公が怪人と人間のハーフ? で、不審者で(この世アレルギーとはなんだったのか...)、眷属を従えていて...
は?! この後、渋くてダンディなタキシード姿の眷属も生み出される?!
 >ニチアサで飴舐めるヒーローが被るとは思いませんでしたが、次回も楽しみです。
これは私も、妙なところかぶったな……と思いました(笑)

Beniさん
 >当初は黄山が三枚目ポジションを担当する予定だった
成る程そういう経緯で、OPの黄山は初期構想の名残りみたいな姿になっているのですね。インタビューは後で確認してみます。
 >科学分析や料理という、なくてはならない役割はあるんですが、25話にもなって初めて本格的なメイン回になるという。
黄山、対ベーダーで考えると欠かせない人材にして、今見るとシリーズ史において重要な「料理の戦士」枠のポイントが高いのですが、緑川が明らかに二の線で、赤城が親分で桃井がマドンナなので、どうしても地味になりますよね……。
 >再生リストのタイトルが「電子戦隊デンジマンJ」
気付いていませんでしたが、そんな事に(笑) 個人的に「ドリスホース」が未だに忘れられないのですが、なんか、長年に渡り、古めの作品はちょっと適当な気配がありますよね……(笑)

◆ピンクまさん
 >さすが安定の香村、杉原コンビ。武部Pも抑えるとこを抑えてる。
今回はとにかく、きちっと見やすい点が光った第1話でしたよね。掴みで主人公の行動原理を強く打ち出す事で、戦いを応援したいキャラにさせる流れが鮮やかでありました。
 >原点回帰的な意味合いも強かったのですね。
かなり今回、昭和ライダーの初期コンセプトを意識したと思われる台詞や設定が多かったので、令和に改めて、「仮面ライダー」をやろう、とする意識が強いのかな、とは感じる作りでした。その上で、そこ気にせず見てもしっかり出来ているのがさすがで。
 >あと、素肌にベルト付いてるってのは初でしょうか。
1シーン限りの例外的なシチュエーションですが、私の知る範囲では『W』の霧彦さんが全裸ベルトを披露していますので、先輩にあたるのかも(笑)
 >劇中で出てきたグミ菓子をそのまま販売しているとのことで、自分も見つけたら食べてみたいですね。
その辺りはバッチリ連動が組まれているのですね(笑) 全国各地で眷属が生まれてしまうのでしょうか……イートグミ!

◆スーファさん
 >人間の母親がいるのにおへそがないのが生物学的に気になりますが、へその緒がガヴに直接刺さっていたのでしょうか…。
あー、考えると、だいぶ怖いですね(笑) 父親との関係との良し悪し含め、どうやって生まれてきたのかはちょっと気になりますね。
 >少年編→ギャル編→…みたいに各地を転々としていく感じでも面白いかもしれません。
第1話の旅立ちのあっさり加減を見ると、ロードムービー形式に出来ても面白そうですよねー。数話単位で旅立つけれど、数ヶ月後にまた前の居候先キャラと再会、とかしても楽しいですし。その形式だとフリーライターの存在も活かせそうですし。
 >少年には終盤くらいに再登場を期待したいですが、製作陣に人の心がなかった場合曇らせ要素になり得るかも…。
また出てくるのは結構ありそうですが、確かに、使い方は不安になりますね(笑)
 >今週はプリキュアも香村回だったので、1時間連続で香村回だったことになります。結構珍しいのではないでしょうか。
あ、今プリキュアにも参加しているのですね。プリキュア→ライダーは、確かに珍しいかもですね……もういっそ、戦隊も(笑)
 >香村さんは以前から掛け持ちしていたようなので参加数が少なくなりそうで不安です。
香村さん、できる限り全部、という使い方が効くタイプでは無さそうなので、本数が減るなら減るで、巧く脚本陣を差配してほしい部分です。前作がその辺り巧くやっていたと聞くので、今期も期待したいところです。