東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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5/29付けレス

 本日は『アマゾン』感想を書きました。

ダブルで迫るクライマックス

◆電子レンジマンさん
 >(それを踏まえたラストの洗脳解除後の会話は良かったです)
珍しく、小学生の子供達に大人の気遣いを見せるバトルフィーバー、はなかなか良かったですよね。ここ数話の鉄砲玉路線は、最終回が近づく中で、倒すべき真の“敵”とはなにか……という意識もある感じですね。
 >マッドサイエンダー等でお馴染みの花巻五郎出演
妙に目立つな、と思ったらそういうキャストでしたか。怪人の人間体、というわけではないので、不思議なやり方になっていましたね。
 >その後の将軍が想定していた以上に強かったので無事番組は乗っ取られていた印象です。
落ち着いて考えると「先行した将軍の危機をBFが救う」が普通なのですけど、全く助けが来ないまま、一人で敵幹部を倒してしまうという(笑)

◆chi-chanさん
 >BF隊の猛威で組織からも離反者が出る程追い詰める事に成功するとは、意外に凄い…。
序盤、スパイ物テイストで国防省内部の裏切りとかも言及されていたので、エゴスの方も組織が崩れ出すとそうなる、というのは今作らしい表現ですよね。
 >BF隊が変身したままだったのが少し複雑でしたね…。仮面を付けないと優しさを出せないの?と。
あー(笑) 謙作殉職の時はまだ、「怒りと涙を仮面の下に隠す」みたいなニュアンスを見る事が出来ましたが、子供を相手にしている時はこれ完全に、「仕事の仮面」ですよね……(笑)
 >大都会の雑踏を歩く修験者達は色々な意味で衝撃的、というかそこはムード重視で山中や森ではないかとも…。
東映特撮のお約束といますか、『ギャバン』の小林演出以前でありますが、考えてみるとこの、現代の街中に虚無僧や修験者を歩かせたはしりはどの辺りなのでしょうね。
 >結果的に前世の無念の最後(2回)を払うような勇姿を見せて散る事になったのが色々と感慨深いですね。
サタンエゴス様の腰巾着的な描写の多かったヘッダーですが、最後、鉄山との一騎打ちの場が用意されたのは、代役だったり前世の無念へのスタッフ側の配慮もあったんですかねー(笑)
 >隊の上下関係(ジャパンとコサックがリーダー組)も改めて示されていたのがちょっと面白かったです。
元々はフランスがサブリーダー的位置づけでしたが、ケニアとコメディフォルダに放り込まれた事と、年長の誠の登場により、隊内ランクが落ちてるんですよね……(笑)
 >これ一番凄いのは、無変身かつ装備が日本刀だけで、絡め手をもしのいで勝利した事ですよね…。
なんかもう、役者さんが役者さんなので仕方ないな、と普通に受け止めてしまいましたが、《スーパー戦隊》基準でも、だいぶ飛んでいるというか、後世のシリーズ作品に影響を与えたような。
 >「じゃあ大也の中には純粋なる『自分の夢』はないの?」という闇の深い考察も出来ますが…
細武さんが軽くツッコんでいたので、意識ゼロではなさそうですが、今作ここまでの作りだと、「他人の夢を届けて笑顔になってもらうのが俺の夢」みたいな感じにはなりそうで……それをキャラの魅力として見せるには、もう少し明確な掘り下げか、もっとぶっ飛んだ見せ方が欲しいかなーと。
 >規模のでかい作戦が多いので表の社会でも帝国の悪名は知られつつあるのですかね(笑)。
それでいいんだっけ……? 感はしてきますが、この辺りまでくると制作側も、ガランダー帝国の位置づけとか、あまり気にしていない雰囲気が出てますね……。
 >インスタント獣人生成が出来る驚異であると共に、牙か触手かの違いだけで吸血鬼系というべきですかね…。
造形は特色が出ましたが、吸血系パターンですよね。血の交換や見た目が見た目だけに、これ戻るの……? 感が凄かったですが、戻ってくれてホッとしました(笑)
 >あるいは主に話す相手が身近な人々ばかり
作劇として面倒くさいから避けたのでしょうが、2クール目入ってからも、自分から積極的に他者と接触する展開は無いんですよね。マサヒコらが間に入っている時は、平気で喋ってはいるのですが。
 >寒い日本の冬でもあえてノースリーブで野性的な追加上着に留めた制作側の都合ですよね…(笑。
なのでまあ、急に「寒さに弱い」とか言い出さなくても良かったかなと(笑) あの状況で冷凍ガス吹き付けたら、弱点ダメージもなにもないですし(笑)
 >ライダーだしやはりキックで止めも必要だ!
倒れた相手への追い打ちの踏みつけに近く、画としてはまだカンフーアクションの系譜で、そこはちょっとこだわりが見えましたね。