東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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12/3付けレス

 本日は『X』感想を書きました。
 公式配信では、どうやら『バトルフィーバーJ』が始まるようでこれは外せず、『アキバレンジャーシーズン2』は諦める事になりそうです。すまん、赤木……!

口に出してはいけない四文字

◆ガチグリーンさん
 >盛り上げる曲調になったら歌詞がしょうもない(笑) 桃井さんの持つギャップを最大限活かしていて好きです
どこかで聞いたようねメロディ……からサビに入ったらボケてくるけど、そのボケが今作ならでは、になっているのが主題歌として好きなところです(笑)
 >荒川さんがあまり重要視していなかったさやかさんの出番
序盤、確かにいかにも記号的なポジションではありましたが、香村さんが伸ばしていったキャラだったのですね……結果的には八手三郎の介入もあり、赤木と意外といい感じになるのは、珍しい流れでしたね(笑)
 >旧ジャニーズ事務所の子会社が制作に入っていたり、主演がそこのアイドルグループのメンバーだったりする
確かにちょっと、しばらくはややこしいかもですね……『ティガ』のような道を歩まず、いずれ融通が利くようになるのを期待したいです。
 >参加作品は少ないのに凄く公認感ありますよね!
宮田さん、『シンケン』のちょっと明るめ時代劇調は作品にはまっていましたし、何より『ハリケン』で最も闇の深いおまけコーナーが印象深く、かなり印象的なナレーターさんです。
 >内田さんもこれだけ売れているのに、マスコットはおろか「プリキュア」へのゲスト出演すら無い!
プリキュア》シリーズにもお呼びがかからないとは、それは確かに、組織的陰謀かもですね……(笑)
 >本人もXで「明日は念願の #テレビ朝日 ニチアサデビューです!!
おお、10年経っても、役者さんもネタにしてくれているのですね。
 >ワザと「何かの理由で、役者の新規撮影できない状態で過去の映像を繋ぎあわせて新旧共演してる風に加工している」
気付いていませんでしたが、そんな形で、メタ要素を演出面で盛り込んでいたのですね。技ですね……。
 >少し変えるだけで、こうも公認様っぽくなるのかと! 様式美の強さを改めて感じましたねー
ちょっとした動作やカメラワークで、これこれ、みたいに感じるのはホント凄いという恐ろしいというか(笑)
 >作者ですら登場人物を自由にできないというのは実体験でもあるそうです
今作終盤はメタ要素をパロディに生かしつつ、このメタ創作論が入ってきて物語に生かされたのは、好きなところです。荒川さんの想定とも違っていたとの事ですが、そこに赤木だけではなく、自己を手に入れたマルシーナが加わっていたのも、テーゼの説得力を増して良かったですね。
 >「路線変更」とか「テコ入れ」って、ひと昔前の東映だったら絶対に許されないタブーなネタ
冷静に考えるとそれはそうかという気もしますが、内部では言ってはいけない4文字だったのですね……。
 >このOPへの導入、今まで観てきた特撮作品の中でも五本の指に入るくらい好きです(笑)
普段通りの事をやっているのに、「あ、そうか!」と“見え方が変わる”のは、凄くはまって見事でしたねー。
 >まずラスボスが最初に決まり、そこからの逆算で物語を作っていったそうです
成る程、それで、ある種のリセットオチなので、多少脱線しても問題ない、みたいな余裕があったけですね。しかしホント、「八手三郎」の活用法は、お見事でありました。
 >この終わらないフラグを立てるVSフラグを折るの図式は非常に『アキバレンジャー』らしくてお見事でしたね!
個人的に、物語の中だとわかった後……の登場人物の対応としては、凄く前向きかつ馬鹿馬鹿しさに溢れていて、とても気に入りました。これがあったので、ラストまで気持ちよく見られたのは結構あります。
 >後に田﨑監督担当の『ゼンカイジャー』4話にて管理人様が「今回の陰のMVP」と評した新婦役も演じておられます
あー! あの新婦さんはホント凄い良かったですが、ここで戦隊に関係していたのですね。当時のコメントでも今作の出演を教えていただいておりましたが、2年半越しに点と点が繋がりました(笑)
 >『アキバ』が後の特撮作品に与えた影響は少なくないと思っているのですが、一番刺さったのは白倉Pなんじゃないかと思っています(笑)
良くも悪くも、それはありそうですね(笑) 白倉Pがやると、“素材にまつわる受け手の想い”よりも“素材を使う事そのもの”の方にウェイトが寄りがちな傾向が個人的には難ですが。
 >「デザインの原点として外せなかった、4体目のアレくらいに割り切ってデザインした」とのこと
“物語を終わらせるもの”としての役回りも妙にはまってしまいましが、本当に「ビッグ」だったのですね(笑)
 >さとうさんといえば来年放送のTVアニメ『戦隊大失格』の監督を務める
タイトルだけ聞いた事があり、読んだ事は無いのですが、《戦隊》も50年近くやっているのでイメージが単純化できないところもありますよね……『アキバ』はその点で、赤木がこの頃の作品、の実例を出せるのも、戦隊パロディとしての強みだったなと。
 >『マシンマン』や『バイクロッサー』でやっていたし
そういえば『マシンマン』は、物凄くシームレスにメタと繋げてくる、恐ろしい作品でしたね……(笑)
 >当時はS.H.Figuartsのデカブルーブラックコンドルが予約受付中だったんです、スポンサー大事!(笑)
そういう事でしたか! 間接的に香村さんの趣味に触れていたのかとばかり(笑)
 >(赤木役・和田さんの奥様は桜田ヒロムの姉、桜田リカ役の吉木りささん)
現実と虚構のこんがらがり具合が凄い義兄弟ですね……(笑) 『ゴーバス』、『ゴーバス』の後半戦を見なくては……。
 >戦隊の最終回と言えば、な展開をしっかりとやってくれる!オタクはこういうの弱い(笑)
これをやると《戦隊》パロディとして締まる、というのを役者さんの最後の見せ場、として見せてくれたのが、実写作品の特質を生かしつつ、あくまでも魂は《スーパー戦隊》という感じで良かったですねーここ。
 >色々な分野から集められた演者たちが役にピタリとハマった幸運な作品だったなーと改めて実感しています
奇をてらった部分も含めて、立ち上がりはこのドタバタした感じはどこへ行くのだろう、という感じが強かったですが、徐々にまとまりがよくなってきて、赤木を筆頭にキャスティングの成功は作品として大きかったですよね。
 >逆に『アキバ』を観た後だと「オヨブー必殺走り」やアヤセが大森坂で雨に打たれたシーンで余計なノイズが入ってしまうでしょうから(笑)
現在、他作品の感想にちょくちょく、私の中の赤木信夫が干渉してくるので、これは本当に良かったです!(笑)
 >最終話がこうなったのは放送枠の都合なのですが(BS朝日は13回分あったが、TOKYO MXは12回分しかなかった)
ああ成る程。そういう事情があったのですか。「作品が終わる」のと「物語世界が終わる」のはやはり別だと捉えたいですし、『アキバレンジャー』の放映は終わったけれど、劇中人物たちは認識そのまま明るくやっている、のは良かったですよねー。