東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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3/19付けレス

 本日はレスのみとなります。

車と桃

◆ヒュウガ・クロサキさん
 >90年代戦隊は「ジェットマン」を経ていかにして1号ロボ合体でドラマを作るか試行錯誤していた印象があります。
80年代中盤以降の戦隊を見てくると、かなりざっくり巨大ロボが登場するので、90年代に入って立ち上がりにそこでドラマを作ろうとしているのが見えてきますね。
 >RVロボの場合苦しいのは合体前の人型ロボやジェットイカロスみたいな中間形態がないことなんですよね。
激走合体は面白かったですが、そう言われると車メカって、玩具としての魅力はともかく、物語の中で使うのは確かにやや難しいギミックですね。
 >カーレンジャーが「市井の一般人」、ボーゾックが「社会のレールからはみ出たならず者」で三者三様綺麗に対比されていますよね。
『カーレン』はなんだかんだ、こういった構造の組み方が上手いですよねー。色々見てくるとシグナルマンはかなり面白い存在だな、と改めて。
 >「カーレンジャー」は発展途上というか「試金石」
表側でハチャメチャやりつつ、構成面ではかなり模索が見えて、あれこれ仕掛けている作品ですよね。『カー』『メガ』『ギンガ』は、高寺3ぶ作として比較検討してみると面白そうだな、とは。
 >昭和戦隊をパロディしつつも根っこはちゃんとした「戦隊ヒーロー」であるという一線を守っているのが好感が持てます
『カーレン』はこの辺り、ヒーロー物として気持ちが良いのが、作品として良かったですよね。

◆アクションさん
 >こういう色々なキャラクター描写は井上敏樹先生の十八番に繋がるので上手くいってほしいです。
バラバラに行動しているので個々の出番はやや少なめながら、きちっとキャラの色が出る作りは、さすがでしたね。
 >ソノイこと全身真っ青短パンバロム仮面が本当に笑えてラディゲコースなのか琢磨コースなのか凄い気になります。
ソノイ、役者さんもはまっていて良い感じですが、それは、どちらのコースも駄目なのでは……?(笑)
 >過去戦隊要素は後で回収してくれると信じつつ、黒と桃のCG問題もありますから回収した時を楽しみに待ちます。
大きめの地雷になる可能性もありますが、上手くぴたっとはまってほしいですね。
 >完全に敵を確実に殺して解決する昭和ヒーロー路線
そう言われてみると、(スーツの簡素化もあるのでしょうが)従来作でいうところの敵幹部ポジションが、いずれも「変身」と「仮面」の要素を持っているのは、意図ありげですね。
 >バロム1要素もカゲスター要素もあくまで似てると言われればまぁ似てるけどってレベルなので全く問題ないですw
デザインモチーフにするぐらいは特に気にならないのですが、妙な付け火をしないといいなぁ……と祈っています(笑)

コジコジハルさん
 >最後の生き生きとした幸せな68歳というセリフは今回の騒動があったからこそ響いたセリフだなと思いました。
桃井タロウとはどんな男か、を見せつつ、きちっとヒーローとの関わりによるゲストキャラの変化を描いていて、セオリーを踏まえてエピソードがまとまっているのはも、鮮やかでしたね。
 >心境の変化も弁当のおかずの変化でわかりやすく描いていましたので視聴者にもわかりやすいように感じました。
これ、さりげなく上手い見せ方でしたねー。
 >タロウは今までの井上さんの担当した作品の中ではアギトの翔一に近いキャラなのかもしれません。
考えてみると、タロウも翔一くん同様、水辺に流れ着いた漂着神の属性を持っているのですね。そう考えると「幸福を運ぶ」のもさもありなんで、かなり意図的っぽいですね。
 >女子高生が躊躇なく顔を隠すためとはいえ鼻眼鏡を装着
……なんか、凄く平然と受け入れていましたが、確かに、だいぶアグレッシブ(笑)
 >アウトロー気質なのに変身後はかわいい犬な犬塚や奥さんがいるっていうのが今後の展開に影響しそうな雉野など
変身後も含めた、それぞれのギャップの見せ方もテンポが良くて面白かったですね。次回、青がどんなキャラになるか、楽しみです。
 >これ以外にも匿名という意味のアノニマスとかかっているのではという意見があるそうです。
なるほど、デザイン上は顔部分がマーブル模様ですが、「顔の無い存在」の意図も入っているとすると納得です。