東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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1/24付けレス

 本日はゲームの話を書きました。

VSの先

◆aquapastelさん
 >そろそろ平成ライダー1期枠と2期枠に関しては、枠の統合が行われそうだなーとも思ったり。
1期は20周年合わせ、の名目で年1配信はありそうですが、現状でもかなりサービスしている2期は、どこかで巻き戻りそうではありますよね……区切りとしては、『ジオウ』辺りが丁度良いのでしょうか。
 >配信作品の幅の利く枠が現状存在しない状態なので、枠の統合でまたそういう枠が生まれないかなぁ、とも期待しています。
戦隊・ライダー・メタルヒーロー不思議コメディ以外の枠も、恒常的に一つあると嬉しいですよねー。
 >東映特撮ファンクラブに加入
払うものに金を払うのはやぶさかでは無い一方、一週間限定2話配信、て割と丁度いいのはありますよね(笑) いつでも見られる環境になると、いつでも見なくなりがちな例も色々あって……。
 >辛い運命を丁度都合のいい魔法が使えるようになったおかげで乗り越えられちゃいました
レジェンドマジのこれは、あまりにもマッチポンプすぎて残念でしたね……。
 >ヒカル先生はかっこよくて作品のいい追い風になりましたし、トラベリオンもなかなかユニークな存在や必殺技が好み
ヒカル先生は、作品に欠けていた「穴」を綺麗に埋めてくれて、歴代追加戦士でも、かなり「はまった」パターンですよね。変身前後のデザインも含め、好きなキャラです。トラベリオンとの、機関車-車掌繋がりも、上手いなと。
 >∀ガンダム
おお今、配信しているのですか。大変好きな作品です。
 >まさに「テレビの前に正座して30分集中して見る」タイプの作品だなぁ、と思い知らされました(笑)
個人的には、富野作品の最高の魅力なのですが、とにかく「芝居が細かい」んですよねー。ちょっとした視線や指の動きにも芝居させるのが、たまりません。

◆urahiro003さん
 >3作品の感想とても楽しみにしています!
ありがとうございます。流れで80年代戦隊を配信してくれるといいなーと期待してします。
 >『ジェットマン』の後枠として3月から『ジュウレンジャー』も始まりそうですが、そちらは見る予定はありませんか?
90年代前半の戦隊は抜けがあるので見たくはあるのですが、タイミング的には、物量的に厳しそうですかね……。

◆あきさん
 >荒川さんはノエルを書いていませんでしたが、宇都宮PもこれでOKだったのが残念です。
今作、ところどころに「クロスオーバー番外編だし、このぐらいの理由付けでいいか……」という部分がありますが、ノエルの行動指針に関しては特にそこで、優先順位を下げられた感じでしたね。
 >反面、小芝居が面白かったのもこれがあったから快盗の警察チェンジを見られたのも確かというジレンマ
私もさすがに、それ言ってしまうと身も蓋もなさ過ぎるでのは……とは思ったのですが、そういう“軽さ”が面白さに繋がっている作品だったのが、悩ましさありますよね(笑)
 >実は素直に心情を掘り下げた単独メイン回もなかった本編のどの回より良い扱い
改めて文字にすると、本編のノエル……となりますが、ホントこの映画は、ノエルは実はこういう人なのを出来る限り見せよう、という意識が強くて、香村さんの中でもやはり、申し訳ない気持ちがあったのかな……という作りでしたね。
 >本編が終わりリュウソウジャー要素も加わってVSの対立構造やテコ入れから解放されてやっとフォロー出来たのかなと。
バンバとトワを避けたのも巧妙でしたが、接触するのが、基本的に裏を勘ぐらないリュウソウ組だったのも、ノエルのいいところを描くのに相性が良かった感じでしたね。
 >今の状態は「ノエルが死人を諦めないせいで快盗はいつまでも幸せになれない」
本編中で片がつけばまだしも、本編後にも引っ張ってしまうと、「ノエルの願い」vs「快盗たちの状況」が、天秤の皿に乗せるには、バランスがどんどん悪くなってしまうんですよね……『ルパパト』総体として、そのバランスを調整する為の仕掛けは足りなかったな、と。
で、後でおっしゃられている通りに、ノエルそのものが、「VSの舞台装置」と化してしまっている部分も時間が経てば経つほどに強まってしまうという。
 >諸般の事情で伏せられたことが好感度的にマイナスになった部分も多々あるよな、と他の方の感想も見て改めて思いました。
やはり最初にびしっとキャラの真芯を提示しておけば、その後、右に出ようが左に出ようが、「そういう事情なのか……」とか「選択が裏目に出たのでは(笑)」とか好意的に見る愛嬌に転換された部分もあったかと思いますが、謎の中核に近づけすぎて、札を伏せっぱなしにせざるを得なかったのは厳しかったですね…………最近なんか、似たような感想を抱いたキャラが居たな、と思ったら、『ドライブ』のベルトさんで、似たような形の落とし穴にはまっていたのだな、とちょっと納得を。
 >制作側も他戦隊の前で堂々と表明できない願いという認識なんだな、とも思いました。
『ルパパト』は、本編劇中において“奇跡”と向き合えなかったのは、痛かったなと思うところです。個人的には今作、その否定的部分をノエルが飲み込む覚悟を決める話、として見ており、そこまで行くとむしろ好きなのですが(ヒーローフィクションを前提とした上で、その地獄行の先にある結末こそ見たいというか)、やはり本編で触れて欲しかった部分であるなと。
 >この心無いと思ってしまう構造、VSの舞台装置からノエルを解放してほしいと切に願っています。
個人的に『ルパパト』に対する最大のわだかまりは、「VSを貫く」事よりも「VSを乗り越える」事の方が“物語としての飛躍”だったのではないかという点で、そういう意味で、「ノエルの解放」までを描けなかったのは、作品として手落ちだったと思うところです。
 >一度でいいから圭一郎がノエルに「ありがとう」と言う場面が見たいなと(涙)。
圭一郎が求めた力を提供したのがノエル、という構造に対して圭一郎が真っ正面から向き合うのは、真のクライマックスに位置づけると盛り上がりそうですね。
 >ノエルがビークルやグッティを戦力部隊に送ったのは本気だった、警察が戦えていたのはそのお陰だとはっきり示してほしいというのが私の悲願です(笑)。
……思うに、グッティがもう少し素直に好感を持ちやすい性格だったら、ノエルの評価からして上方修正されていたかもですね(笑) フレキシブル要素の一つだったのでしょうが、胡散臭い奴が送ってきたらしい胡散臭い装備になってしまったのは、ちょっと痛かったなと。
 >空白の1年で圭一郎たちがノエルの事情を把握したけれどそう描きたくなく曖昧にしたのかも
ああ成る程、そこでなんかあったので、ノエルに対する当たりが攻撃的というわけでもない、というのは頷けますね……どうしてもそういう、隙間の描写になってしまうのが、実にノエルでありますが……。
 >もっとちゃんと目で見て耳で聞けるドラマが今からでも欲しいです。
近年はそういう展開も増えてますしね……『ルパパト』はポテンシャル的には、もう少しなんかあってもいいのでは、とは改めて思うクロスオーバー劇場版でありました。