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仁義なき金田城

『GHOST OF TSUSHIMA』感想・その4

 (※発売からだいぶ経過しているので、ストーリー内容に触れています。ご留意ください)

第4話「冥人らしく…いただいてゆくっ!」

 物語の開幕当初は、茂みに隠れるのも屋根の上に登るのも嫌がっていた境井仁が、鉤縄を手にするや、木から木へと楽しそうに飛び回っているのを見ると、時の流れに感慨深いものがあります。
 もはやすっかり軽業師のような動きで突然のスパイダーアクションを始めてしまった元サムライの現ゴースト、『スパイダーマン』のウェブスイングや『アンチャーテッド』の崖移動みたいな要素をやりたかった! が割と露骨なのですが、そもそも時代劇映画をオープンワールドRPGに落とし込むのがコンセプトなので、好きなものを盛り込みたいがここまで明確だと、多少の無茶も許せるような気はしてきます(笑)
 そんなこんなで、潜入手段と協力者を揃えた境井はいよいよ、志村組組長救出の為に、金田城攻略作戦をスタート。
 ……いきなり、政子殿と石川先生がバチバチ火花を散らしていて楽しい(笑)
 いいぞ政子殿、その節穴にもっと言ってやって。
 ま、それはさておき、第1章クライマックスですが、ある程度、対馬を巡って境井を育てていれば難度は高くなく、さくさくと伯父貴の救出に成功。
 後は脱出の手筈……だったのですが、志村組長は、境井仁の育ての親にして、サムライ道の師匠的存在。……そう、伯父上は、境井仁より5割増しバーサーカーだったのです。
 モンゴリアンマフィアの親玉が北方の城攻めに向かって不在なのをいい事に、志村組のメンツ潰されてこのまんま引き下がったら、鎌倉のオヤジに顔向けできんのじゃ! モンゴリアンマフィアどもは残らず皆殺しじゃぁ! と刀を取って走り出し、捕虜解放、したと思ったら反撃開始して城内の敵を同志と共に殲滅、は大変盛り上がりましたが、同時に唖然とするのでありました(笑)
 伯父貴はそのままの勢いで、境井と共に北方の蒙古軍の陣へと切り込むとこれを壊滅させて、モンゴリアンマフィアに対する反撃の狼煙を文字通りに上げ、ここに、仁義なき鎌倉ヤクザvsモンゴリアンマフィア、対馬血闘編の第2幕が切って落とされるのでありました。
 ……黒澤モードよりも、台詞が全てヤクザ映画になっている、深作モードが欲しいかもしれません(笑)
 組長救出の為の冥人活動については、やむを得ない非常処置だったという事でひとまず許されたものの、友との訣別あり、野盗であるゆなと伯父貴との軋轢あり、といった要素の連なりが物語の脇をきっちりと引き締め、境井仁の戦いは、対馬中部へとつづく。