東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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没ネタとレス

 本日は、『ドライブ』感想を書きました。以下、前回感想のコメントで反応を貰ったのに喜び調子に乗って準備してみたものの、結局入れるところの無かった今川『ジャイアントロボ』ネタ。
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 「きたるべき、近未来。人類は、第三のエネルギー革命・シグマサーキュラーの発明によって、かつてない、繁栄の時を迎えていた。だが、その輝かしい平和の陰で、激しくぶつかりあう二つの力があった。世界征服を策謀する、秘密結社、BF団」
 「「「我らの、ベルト・フューチャーの為に」」」
 「かたや、彼らに対抗すべく世界各国より集められた、正義のエキスパートたち、特殊状況下事件捜査課。そしてその中に、史上最強のヒーロー、仮面ライダードライブに変身する一人の青年の姿があった。名を、泊進ノ介」
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 「敵は、二人に増えました!」
 「衝撃のゲンパチ。では、奴ら捜査一課が動き出しているのか」
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 「さらばだ、シグマサーキュラーの偽善者ども。そして、バンノの復讐の時が来た」
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 「何もかも同じだ。グローバルフリーズの時と」
 「ふふふふふふ……」
 「貴様?!」
 「これから本当の夜をお見せしよう。大怪球バンノーーーーー!!」
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 「そうだ、全てはここから始まった。いくら名前を変えて、その地を浄化しようとしても、無駄な事だ。何故なら! 貴様らが平和の象徴としているその特防センターの地下こそが、我が父、蛮野天十郎が眠る地なのだ。その、汚名を着せられた、無念と共にな。ご覧下さい父さん! 全てはここで始まり、全てをここで終わらせるのです! ……ん? …………人?」
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 「笑わせる。まさか、この大怪球に素手で挑むつもりか」
 「その通り。貴様などこの静かなる本願寺一人で十分だ」
 「なに?!」
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 「それこそが、私の思うがまま(CV:クリス・ペブラー)」
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 ……後、配役と元ネタの関係により、チェイス村雨、霧子=銀鈴で、「いつものように、俺はこっちで、おまえはそっち」「なぁに俺は死ねないロイミュード」とかやって、“バベルの籠城”→“「平成」の私物化”でオチをつけようかぐらいまで考えていたのですが、『GR』知らない人にはさっぱりなネタですみません。後、事の成り行きで剛が悪役になってすみません。反省はしています。

ジャイアントトライドロン

◆橘まことさん
 >サッカーではなく空手の有段者だそうです。
おお、格闘技でしたか。そうすると今後も生身アクションは、チャレンジさせてきそうですね。
 >「プロにスカウトされるほどの実力だったが、銭湯を継ぐと決めて断った」という展開
これは凄くありそうですよね。今作と家族設定に重なるところがある『ウルトラマンルーブ』で、主人公兄が「野球の道より家業を選んだ」が、弟との関係性含めてその辺りの掘り下げが全然甘くてがっかり、という事があったので、今作はその辺り、しっかりやってくれると良いなーと思っています。
 >ちなみに一輝の役者さん、ルパンイエローと幼馴染で妹も現役アイドル
そ、それは、トッキュウ4号とトッキュウ5号がリアル幼なじみ、みたいな案件ですね!(謎の興奮)
 >多分、「ニンタリティ」的なマジックワード止まりで、ここがクリアになることはないのだろうなあと思っています
あくまで商業展開?の都合が主で、物語の要素として落とし込むつもりはなさそう、という感じですか。あまり気にせず、割り切って見るのが吉のようですね……。

◆スピリットヒューマン さん
 >これも大森ライダーあるあるですよね。ビルド、ゼロワンでも顕著でしたし。
予算の都合で怪人の制約もあるようですが、終盤に行くほどバトルが惰性になるのは辛いですよねー。『W』なんかは、この辺りの計算が凄く上手かったのですが。
 >柴崎さんは鎧武との冬映画、及川光博さんが出てきた春映画、夏映画と3本連続で担当という前代未聞のスケジュール
ずっと映画にかかりきりだったのですね。第45話の演出は、その流れも出たのでしょうか(笑)
 >26話で戦う動機とアンドロイドとしてのプログラムの混濁を曖昧にしたまま仮面ライダーになってしまったのはつくづく残念です。
最終的な着地点を見ると、曖昧なところからパーソナルな感情を得て「愛」を知る、みたいにしたかったのでしょうが、そもそもチェイスを「人外」扱いするのが剛ぐらいだし、プログラムした当人であるベルトさんとはほぼ絡まないわで、異質な存在としての葛藤が出し切れず、諸々パンチが弱くなりましたよね……。

◆つがなさん
 >「伝承の悪魔には複数の動物のパーツがつぎはぎになっているものが多い(例:コウモリ+ヤギ+人間=バフォメット)」
おお成る程、幻想動物としての異形感を狙って、意図的にちぐはぐな組み合わせをしていたのですね。折り紙といい、デザインの発想は結構面白いですよね……造形や劇中の印象にいまいち落とし込めていないですが。
 >どうもライトに留めたいというか軽めにしたいというのが伺えてノれないのが現状です。
エピソードで描くテーマと、全体としての作風が噛み合っていなくて、解決の無理矢理感が引っかかりますよねー。
 >個人的に「ギフテクスになってもライダーキックで人間に戻せる」というのは、何だか予防線張っているような感じ
デッドマンズが散々あおっていただけに、予定調和の範囲内とはいえ、さくっと安全ネットを出してきた感じになってしまいましたよね……せめてもうちょっと、主人公の「試練」になる要素でもあれば良かったのですが。
 >毒親家庭なんて扱うくらいなら、いっそ突き詰めるところまで突き詰めてしまえば良かったのでは…
デリケートなテーマを扱い、割ときつめの描写も入れる割に、解決が物凄く薄味なのでバランスが悪いですよね。最後に母親の看病シーンも入れましたが、これ今度は妹がトラウマから歪むのでは感もありますし……。

◆Dさん
 >このマッハチェイサーは、実は当初の予定に全くなかったフォームです。
話の盛り上がりの流れで生まれたフォームだったんですね。意外とはまっていましたし、急造としては割と好きなフォームになりました。
 >「プレミアムバンダイで売るために新ライダー・新玩具を登場させる」と言う本末転倒な事態にも繋がっていく事になります。
近年は、劇中で悪役の増設アイテムみたいなの見ると、「あ、これ、プレミアムバンダイ用か?」と思ってしまいますものね……(笑)
 >「コロナ禍で玩具売上が落ちそうなので、全面的にバンダイの意向に合わせて玩具を出そう」
 >と言う東映上層部の決定がかなり際どい段階で行われ、設定の大幅改変を強いられる事になったとか。
商業作品としてはやむをえない部分ですが、なかなか辛いですね……『Z』は上手く行ったようですが、《ウルトラ》シリーズなんかも、2クールでの詰め込み感が物凄いですし。