本日は『鎧武』感想を書きました。
森の中へ
◆ヘイスタックさん
＞モードクボーマは両手の鋏・節足・毒針の付いた反り返った長い尻尾、という上半身のパーツ配置から直球でサソリモチーフかと。
……ああ！ 何故か脳内で分解して考えてしまっていたのですが、言われてみると、確かにサソリ……。
＞「ヒロインに蹴られまくってボコボコにされるヒーロー」も立て続けに見せられる事になりましたね（笑）
なんかつい最近、こういうの他でも見たな……と思いました（笑）
◆愛護郎さん
＞考えなしの直情型と言っても「考えるより先に体が動いている熱血漢」系ではなく、
＞「純粋に他者を配慮しない無神経な奴」でしかないのがコウタなんですよね……。
紘汰のポジションから“他人を巻き込んで良い方向に転がす”の“良い方向に転がす”が抜け落ちると、「視野の狭さで他人を巻き込む」ばかりが残ってかなり厄介な事になるのだな、はちょっと勉強になりました（笑）
＞メロン兄さんは抜けたところのあるエリートキャラなので、この作品の中では一番管理人さん好みのキャラだと思います。
今のところ、一番掴みやすいのまさに兄さんですねー。喋りも格好いいですし気に入ってきています。
＞次点は、ファイズのロブスター姐さんと似た思想のカイトでしょうか。
ルックスでいえば戒斗が好みなので、なんとなく文章から伝わっているかもですが、戒斗に対しては諸々の判定が甘くなっています（笑） 貯金が尽きない内に、もう少しいいところを見せて欲しいのですが……。
◆Sさん
＞視聴者は送還目的なのを知っていますが（黒影を当初躱そうとしたのも、倒すと保護に人員を割く必要があったからでしょう）、
＞紘汰はそんなの知りませんよね。
キャラクターの持っている情報によって前提条件が変わる筈なのに、それが迂闊に混ざってしまっているんですよね……特に紘汰は完全に、「メタ情報を前提」に行動してしまっていて。黒影の場合は逆に、「黒影が知らない事情」を「視聴者が知っている」のが面白みになっていたのですが。
＞私はここが一番引っかかりました。警備体制がザルなのもそうですが、研究員が浅薄すぎて。
とにかく情報を提供したい回なので強引にやってしまって、ユグドラシル側が色々と雑になりましたよね……。
＞考えられるとしたら、斬月開発以降、防衛等は主任頼み・研究はプロフェッサーの言うがまま…
兄さんの仕事が早すぎて、全体的に気が緩んでいた、みたいなのはありそうですよね。物語としては、森はそう簡単に制御できる場所ではない、みたいなニュアンスもあったのかもですが、その辺りが表現しきれていない感じもあったのは勿体なかったと。
＞インベスが倒された後に手を取り合って喜んでいる人達には共感できるのですが。
最初、え、なんで、鎧武を誉めてるの？ と思ったら、兄さんと勘違いしていた事がわかって、私の中の兄さん株が変な方向に上がってしまいました（笑）
＞人を見下しつつも、兄さんにとっては部下を“助ける”ことが第一。
警備の不備を怒る前に、こういう発想が出てくるのが、兄さんはおいしいですよねー。
◆つがなさん
＞斬月に殺されかかる前（もっと言えばインベスを危険なものと認識する前）にやっていれば「戦いを甘く見ていた」
＞「ユグドラシルが本格介入する前だった」という事でこの行動もある程度納得が行っていたのですが、幾らなんでも遅すぎた。
構成としては大きな転機にしたかったのでしょうが、状況への認識が色々と変わりつつある、中でやるにはあまりにもでしたよね……。
＞その辺りの軛がないまどか☆マギカやアニメ版ゴジラは上手く行ってたし
『まどか☆マギカ』は私も面白く見たので、ある程度、パッケージサイズの小さくまとまった作品の方が、その中で力を発揮しやすいタイプなんですかねー。特に今作ここまで、やりたい事に辿り着くまでを、普通に４倍に引き延ばしてしまった感じありますよね……。
＞情けない主人公が立ち上がっていく展開とクリスマス商戦がかなり悪い形で相乗してしまった感。
作品のオーダーと狙った展開の折り合いの付かない感じが、一山で思い切り出てしまいましたね。
＞エリート意識の塊ながらも人道にもとる事はしないメロン兄さん。確かにファンクラブがあってもおかしくない。
「さすが主任」発言が、私の中で妙な方向にヒットしてしまいました（笑）
