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『海賊戦隊ゴーカイジャー』感想おまけの2

海賊戦隊ゴーカイジャー』感想・日記タイトル&エピグラフ元ネタ集(その2)

-感想記事タイトル編-

●劇場版:ここからは、スーパー戦隊のターンだ!
 『天装戦隊ゴセイジャー』ゴセイナイトの決め台詞「ここからは、私のターンだ!」より。
 「ゴセイ」回も兼ねている『199ヒーロー大決戦』なので、『ゴセイ』関連から。割とはまったのでは、と自画自賛

●第14話:愛があれば大丈夫?!
 『激走戦隊カーレンジャー』OPテーマ「激走戦隊カーレンジャー」歌詞「愛があれば大丈夫」より。
 早くも、「?!」だけ付けて、TV欄用の文字数合わせみたいな手段を使っておりますが、エピソードの内容が「アイラブユー(それでいいのか)」だったので、合致度は割と高くなったのではと思ってはおります(笑) 『カーレン』主題歌は、ポップな曲調にヒーロー物としてド正道の歌詞が乗っていて、歴代でもかなり好きな主題歌。

●第15話:床を磨くアイツ パスタを茹でるアイツ ふんぞり返るアイツ
 『太陽戦隊サンバルカン』EDテーマ「若さはプラズマ」歌詞「空をかけるあいつ 海を守るあいつ 大地を走るあいつ」より。
 特にエピソードに『サンバルカン』要素は無いのですが、赤き海賊団が3人組だった事に衝撃を受け、3のイメージが脳内で強くなった為、3人戦隊から。歌の方は、ザ・山川啓介! という歌詞でチームヒーローの良さを歌い上げ、戦隊初期の傑作ソングだと思います。

●第16話:欲しけりゃこの手で掴め
 『海賊戦隊ゴーカイジャー』OPテーマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」より。
 バスコの邪智を乗り越え仲間を取り戻す節目のエピソードなので、作品主題歌から。

●第17話:ギンギラギンギンギン ギンギラギンギンギン
 『秘密戦隊ゴレンジャー』EDテーマ『秘密戦隊ゴレンジャー』歌詞「バンバラバンバンバン」より。
 鎧の口癖「ギンギン」との組み合わせ、「さりげなく」とは何の関係もありません。……今振り返ってもこの辺りは、出てくるキャラ出てくるキャラ、温度差が激しすぎますね……。

●第18話:追加戦士はゆるさない
 『天装戦隊ゴセイジャー』挿入歌「ゴセイナイトは許さない」より。
 これはもう当初からの決め打ちで、シルバー登場時のどこかで使おうとずっとキープしていました(笑) 鎧がいい感じに邪険に扱われてくれて良かったです(笑)

●第19話:緑色の憂鬱
 『未来戦隊タイムレンジャー』サブタイトル「ドンの憂鬱」&「桃色の誘惑」より。
 ハカセが鎧を相手にコンプレックスをこじらせる回という事で。エピソード内容としては『タイム』要素は特に無いのですが、「ドン」がそのまま「ハカセ」=「緑」というのも含めて、個人的にお気に入りのタイトル。

●第20話:銀河を貫く伝説を掴め
 『星獣戦隊ギンガマン』OPテーマ「星獣戦隊ギンガマン」歌詞「銀河を貫く伝説の刃」より。
 「ギンガマン」回という事で、ストレートに。「欲しけりゃこの手で掴め」は海賊のモットーでありますが、それをしっかり、鎧にも当てはめているのが鮮やかなエピソードであり、そこに対応するのがヒュウガ兄さんというのも本当にはまったなと。

●第21話:たった一つ自分だけの宝物誰も探してる
 『海賊戦隊ゴーカイジャー』OPテーマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」より。
 「ボウケン」回ですが、敢えて『ボウケン』からは取らずに、『ボウケン』と『ゴーカイ』のシンクロ部分から取りました。

●第22話:天に輝く流星雨
 『五星戦隊ダイレンジャー』名乗り口上「天に輝く五つ星」より。
 ゲスト少年の名前(大吾、将太)が『ダイレンジャー』(天幻星・大五、天重星・将児)モチーフ……? と思ったので、「五つ星」と劇中のキーとなる「流星雨」を引っかけて。ゴーカイチェンジでもダイレンジャーが用いられましたが、名前が本当にモチーフだったのかどうかは不明です。

●第23-24話:一つのゴミを拾うのは 無限の未来を救う事
 『救急戦隊ゴーゴーファイブ』OPテーマ「救急戦隊ゴーゴーファイブ」歌詞「ひとつの命を救うのは 無限の未来を救う事」より。
 「ゴーゴー」回&ジェラシット再び回で、『ゴーゴー』の主題歌から取りつつ、ザンギャックに捨てられた「ゴミ」であるジェラシットを拾った事で生まれた未来の可能性という事で2エピソードを繋げてみました。後そこはかとなくエコテーマを拾っている感じで。

●第25話:この星を護る力
 『忍風戦隊ハリケンジャー』OPテーマ「ハリケンジャー参上!」歌詞「この星を守るために 受け継いできた秘密の力」より。
 「ハリケン」回という事で、OPの一番好きな部分と、『ゴーカイ』のキーである“大いなる力”をかけてみました。

●第26話:一か八か忍びの疾風 君を導く
 『海賊戦隊ゴーカイジャー』OPテーマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」歌詞「一か八か無敵な風 君を導く」より。
 続けて『ハリケン』回で、風繋がり。

エピグラフ編-

◆『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』◆ (監督:竹本昇 脚本:荒川稔久
 ――「諦めないよ、僕。これは、地球の未来なんだ! 未来を育てていくのは、僕らだから!」
 『天装戦隊ゴセイジャー』より、天知望。「ゴセイ」回を兼ねた劇場版&望ゲスト出演&ヒーローと市民の関係性を意識した内容という事で。

◆第14話「いまも交通安全」◆ (監督:坂本太郎 脚本:浦沢義雄
 ――「涼しい目……ニヒルな顎……凜々しい眉……はぁ~……レッドレーサー様」
 『激走戦隊カーレンジャー』より、ゾンネット。 「カーレン」回で「アイラブユー」という事で、カーレンジャーの運命をねじれさせたギャグを(笑) 変身後の姿を、“そういう姿をした宇宙人”だと誤解して一目惚れした台詞です。……余談ですが、この回はあまりのトーンの違いに感想のアプローチにかなり困りまして、結果、原典のサブタイトルを文中に散りばめて苦し紛れに雰囲気の再現を試みた思い出。

◆第15話「私掠船現る」◆ (監督:中澤祥次郎 脚本:香村純子)
 ――「正義は勝つとか言って、恥ずかしくありませんか」
 『特捜戦隊デカレンジャー』より、姶良鉄幹/デカブレイク。特に『デカレン』要素があったわけではないのですが、バスコが実体化した追加戦士軍団の中で、デカブレイクが割と活躍していたのが印象的だったので、テツを選抜。本編の不憫枠が番外で活躍している姿を見ると、なんか嬉しくなるというか(笑) テツ、登場直後は凄い切れ味だったのにな、テツ……。

◆第16話「激突! 戦隊VS戦隊」◆ (監督:中澤祥次郎 脚本:香村純子)
 ――からっぽの手を にぎりあうのさ いっしょに明日へ 行くために
 『太陽戦隊サンバルカン』EDテーマ「若さはプラズマ」歌詞より。第15話(バスコ初登場前編)の感想記事タイトルに同曲のもじりを用いた事からの連想もありますが、かつての同輩であり裏切り者であるバスコに今の「海賊戦隊」を突きつけるエピソードという事で、「戦隊とは?」の問いに対する一つの解として大好きなフレーズを。
 ゴーカイジャーの面々はそれぞれ喪失による「からっぽの手」を経験しているわけですが、今作のコンセプトを考えた時に、“そういう戦隊”である事は意識的であったのだろうな、と思うところです。

◆第17話「凄い銀色の男」◆ (監督:加藤弘之 脚本:荒川稔久
 ――「来たよ来たよ来たよー、赤座伴番が60億の期待に応えて地球に帰ってきちゃったよ~。天上天下唯我独尊、拍手喝采、乞うご期待! うっそぉー?!」
 『特捜戦隊デカレンジャー』より、赤座伴番/デカレッド。テンション高い新入りが既存メンバーから冷たい視線を浴びる繋がりで(笑) 他の候補としては、同作から「いらないね、5人目は」「ひよっこのレッドか」「俺たち4人のバランス、絶妙なのにね」がありました(笑)

◆第18話「恐竜ロボットドリルで大アバレ」◆ (監督:加藤弘之 脚本:荒川稔久
 ――「来い、Vレックス!」
 『未来戦隊タイムレンジャー』より、滝沢直人/タイムファイヤー。披露されるシルバーの“大いなる力”繋がりで、『ジュウレンジャー』は未見の為、みこ様にするか滝沢にするか悩んだのですが、滝沢は歴代でも結構好きなキャラなので、滝沢にしました。この、腹から絞り出す感じの叫びも好き。

◆第19話「15戦士の鎧」◆ (監督:中澤祥次郎 脚本:荒川稔久
 ――「すまん! 俺が、俺がトマトをおいしく料理できていれば、こんな事ならなかったのに……!」
 『星獣戦隊ギンガマン』より、ゴウキ/ギンガブルー。歴代“料理の戦士”繋がりで。勿論(?)、「卵には、炎神にも大切な、鉄分や、ミネラルが豊富に入ってるっス」も候補でした。

◆第20話「迷いの森」◆ (監督:中澤祥次郎 脚本:香村純子)
 ――「おまえはもう俺の代わりなんかじゃない。ギンガレッドはおまえだよ」
 『星獣戦隊ギンガマン』より、ヒュウガ。ここはもう、このエピソード自体の下敷きになっている『ギンガマン』第26話から、これしかないという台詞を。原典の前提度が上がったのは良し悪しはありますが、『ギンガマン』の大きなターニングポイントを、鎧のステップとして取り込むのは、見事な構成でありました。

◆第21話「冒険者の心」◆ (監督:竹本昇 脚本:下山健人)
 ――「誰にでも自分だけの宝がある。それは誰にも与える事はできない。自分で見つけるしかない」
 『轟轟戦隊ボウケンジャー』より、明石暁/ボウケンレッド。満を持してチーフ登場の「ボウケン」回は、OPの歌詞にも取り込まれている(?)これで、悩まずすんなり。

◆第22話「星降る約束」◆ (監督:竹本昇 脚本:荒川稔久
 ――「将児よぉ……オーラチェンジャーで起こしてくれなんて、俺は頼まなかったぜ。悪いジョークとついていい嘘があることぐらい、おめぇわかんねえのかよ」
 『五星戦隊ダイレンジャー』より、天火星・亮/リュウレンジャー。ゲスト少年二人の名前が『ダイレンジャー』由来? という事で、『ダイレンジャー』から、ダメな二人の友情の台詞を。

◆第23話「人の命は地球の未来」◆ (監督:坂本太郎 脚本:香村純子)
 ――待ってろよ 生きてろよ 絶対そこに辿り着く
 『救急戦隊ゴーゴーファイブ』OPテーマ「救急戦隊ゴーゴーファイブ」歌詞より。『ゴーゴーファイブ』はリアルタイム当時に途中脱落で、その後も再見していないのでストレートにOPの歌詞から。

◆第24話「愚かな地球人」◆ (監督:坂本太郎 脚本:浦沢義雄
 ――「俺の怖い顔を見て悲鳴をあげ逃げるとは、常識のあるおばさんだ。根性をたたき直して、非常識にしてやるぜ」
 『激走戦隊カーレンジャー』より、RRリー。もともと浦沢先生とはあまり相性が良くないのですが、それでもこれは凄い、と唸らされ、個人的には『カーレン』世界のフックとなってくれたお気に入りの台詞。一応、ジェラシット再登場回における「怪人と地球のおばさんの出会い」とも引っかけて。

◆第25話「海賊とニンジャ」◆ (監督:加藤弘之 脚本:荒川稔久
 ――「人も知らず」「世も知らず」「影となりて悪を討つ」
 『忍風戦隊ハリケンジャー』より、ハリケンジャー名乗り口上。配信で並行して見ていた『ハリケンジャー』がまだ中盤だったので、あまりひねらずに、戦隊としてのモットーにもなっている名乗り。

◆第26話「シュシュッと THE SPECIAL」◆ (監督:加藤弘之 脚本:荒川稔久
 ――「風吹き荒れて嵐呼ぶ、雲引き裂いていかづち迅る。疾風(かぜ)と迅雷(いかずち)ひとつになりて、天下御免の三日月頭、轟雷旋風神、推参!」
 『忍風戦隊ハリケンジャー』より、風雷丸。風雷丸は『ゴーカイ』後編で先に見ていたので、少し愛嬌のあるキャラなのかと思っていたら原典ではもっと低めの声で喋っていたのは驚きでした(ロボットぽさを意識していたのでしょうか)。海賊版の方は、宇宙忍者をスポーツ気分で狩っていったり、暗黒おまけコーナーのナレーションさんが融合しているなと(笑)
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 2クール目はこんな感じでした。
 構造分析用の途中集計。第1~26話まで。
 演出〔中澤祥次郎:8本 加藤弘之:6本 坂本浩一:4本 坂本太郎:4本 渡辺勝也:2本 竹本昇:2本〕
 脚本〔荒川稔久:15本 香村純子:7本 下山健人:2本 浦沢義雄:2本〕