東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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11/8付けレス

 本日は『80』感想を書きました。

百鬼夜行を噛み砕く

◆てひろぐさん
 >ゴーカイとライブマンの死闘の後に漫才かよというタイミングになりましたが楽しまれたようで(笑)
作品とキャラへの好感度の蓄積もありますが、あそこまで突き抜けてくれると、素直に楽しめました(笑)
 >やはりお笑いとヒロイックさを両立したカーレンジャーは偉大です。
「浦沢作品」というくくりにされがちですが、プロデューサーは超こだわりの人(高寺さん)ですし、脚本・演出の布陣など、色々な要素が幸運を含めて高いレベルで噛み合った作品ですよねー。
 >今作かなりヒーロー側が企んでいてそれが上手くいく事が多いので観ていてストレスを感じる事が少ないですよね。
基本かなり丁寧にパワープレイを避けていますよね。それがいっけん勢い重視に見える作風とバランスが取れていて、塚田さんが自画自賛するわけだなと(笑)
 >茶番を「布石だ」と言い切らせる、しかもたまたまそうなったのを誤魔化してではなくきちんと計算したとしているのが偉い所です。
時雨はどうも素っ頓狂方面に振れがちでしたが、あくまで全ては俳優・押切時雨という核に基づいている、と示せたのは時雨の格好良さの見せ方としても良かったですね。
 >今回評判の良いワンカットアクションをやる事が先に決まっていたそうで
あちらありきで組み立てていたんですねー。アクションの方を狭い室内でやり、劇場の方をオープンな空間でやる、という逆転の対比は、恐らく計算したのでしょうね。

◆Gimmickさん
 >新魔進ハコブーとの交流をコミカルかつ丁寧に展開していてベテラン渡辺監督の巧さに唸らされました。
現状のお約束になりつつある分割展開で、トーンの全く違う二局面をテンポ良く組み合わせてみせて、さすがでしたね。
 >脚本の金子さんも前々作、前作から着実にステップアップしていて、今後の活躍に俄然期待が高まります。
今作ここまで参加の2本は比較的書きやすそうなエピソードでしたが、ここで新アイテムの登場編を見事に捌いてくれたのは、“書ける”ところを見せてくれて、嬉しいですね。
 >やっぱり演者が楽しそうにやってると観てるこちらも気分が良いですしね。
役者さんの裁量を活かして取り込むシリーズの強みが、良い具合に出ましたねー。
 >それにしても、戦隊(というか東映)は稲田さんを起用しすぎでは(笑)
前作で一応の敵幹部クラス直後だったので驚きましたが、本当に相思相愛ですよね(笑)
 >それと、完全に私の好みなのですが、梁田清之さんにも『キラメイ』に参加して欲しいなぁと…
今のところヨドン皇帝の枠が空いていますが、声が梁田さんだと、ヨドンナを秘書に起用している事に謎の説得力が生まれそうですね……(笑)

コジコジハルさん
 >稲田さんが味方ポジションで参加するのはデカレンジャーのボス以来らしいです。
毎年コンスタントに出られるのは怪人枠、ではありますが、改めてそう言われてみると確かに意外ですね……数年に一度はボスを見ているような気もするからなのでしょうけれど(笑)
 >時雨が言った時を戻そうというのは漫才のなかで同じシチュエーションをもう一度やる時に使われる言葉で流行語大賞にノミネートされました。
面白い言い回しだな、と思っていたのですが、完全に元ネタがあったのですね。あの2人が一から漫才を考えたというよりも、既存のネタを参考にしたという方が説得力は出るので、劇中でも整合性が出ますね(笑)
 >充瑠がいっていたたとえ演技でも心が救えたら本物だよというセリフは今の世の中ではより深く刺さるセリフだなと思いました。
かなり世相を意識した感じでしたが、充瑠のキャラとも合って、いい台詞でしたねー。

◆藤村さん
 >俳優→エンタメという一見雑な接続で、アニキの面白いところを「エンタメの力」として存分に見せつつ、
 >最後にそれが全て「俳優」の範疇だったというところに収束するという、非常にテクニカルな構成でしたね
あれまたアニキは素っ頓狂路線なの? から、全ては俳優・押切時雨としてのアプローチだった、というのがお見事でしたね。そこに寄せるとアニキの格好良さが出るんだな、というのも綺麗に決まって、崩しも含めて格好いい、に収めたのも気持ち良くて。
 >長回しのところは、さすがにゴーキラメイジャーへの超変身がカットなしで出来るとは思えないので、すごく上手く繋いでいるような気がします
ああ! あそこはアクションの流れも格好良く、あまりにスムーズで普通に受け入れてしまっていましたが、そういえばそうですね(笑)

◆ガチグリーンさん
 >監督が好きだった黄金バットにヒントを得て黄金の狼が誕生したそうです
成る程、黄金バットだったんですか! 確かに存在が必殺技(笑) 今作未見の内から『牙狼』というと金色狼の鎧は印象にあったので、これはホント、キャッチーなシンボルになりましたね。
 >マーク2号の連続蹴りなど素晴らしいアクションで、ストーリーはともかくコレだけでも映画館に来た価値あったなと思わせてくれました(笑)
長石監督作品なので珍しく映画館まで行ったのですが、TVシリーズとは路線を変える事で、この映画ならではのアクション、というのがハッキリ見えたのも良くて、かなり印象に残っていました。
 >可動フィギュアと実物大プロップのセット商品で第一弾は指輪(魔導輪ザルバ)
面白い売り方をしていたんですね。狙っている視聴層が高めという事で、プロップをウリにしたのが見事にはまった、という感じだったのでしょうか。
 >それってリュウソ………おっと、いけない(笑)
ああ、近作でやっていましたか(笑) それは残念。

◆五月サツキさん
 >この世で一番美しいもの(妖精?)を見た時に、洗脳か何かされたんじゃなかろうかと。
脳内に陽性ウィルスを注入されたのかもですね……「自然(地球)の美しさ」はシリーズの約束事ともいえるテーマなので、押し切ってしまおう、という判断もあったのかもですが。
 >太宰博士も環境破壊で妖精は生きていけなくなったとか、最後の妖精とか
根本的に凄く危なくて、ちゃんと社会生活を送れているのか不安になりますが、思えば最初に妖精に洗脳されているのは多分、太宰博士ですよね(笑)
 >デンジ犬アイシーがどんなトンデモ畜生なのか
仮に第1話で、ターボレンジャーの所属する3年A組が暴魔戦闘機の爆撃を受けたとした場合、戦士候補生の5人以外のクラスメイトは見殺しにするタイプの生き物です!
 >今のところのお気に入りは、既に出ていますが「はるかな眠りの旅を捧げよう」というOPフレーズですね。
後に某特捜戦隊が「正義の前では息の根は止まる」と一切オブラートに包まず歌っているのと比べると面白いですね(笑) ……未成年への配慮……?
 >東京国際映画祭
ガオの酒井さんを中心にメンバーを集めた、というのは小耳に挟んでいたのですが、そんな盛り沢山だったのですね。