本日は『80』感想を書きました。
君が欲しかったもの
◆igomasさん
>とても綺麗な対立構図で描かれており、巧いなぁと感心していました。
基本、「海賊たちがスーパー戦隊になっていく」というストーリーラインがあった上で、でも単純に過去戦隊と同化するわけではない、という一線を引いたのが、最後まで効果的に機能して鮮やかでしたね。
>戦隊としても、海賊としても、海賊戦隊としても飛翔するその姿はまぶしく、かっこよかったですね。
ザンギャックとの違いでただの無法者ではない事を示し、バスコやレジェンドとの関わりでその流儀を示し、それが最終的な海賊戦隊としての道に繋がる、のが本当にお見事でした。
>宇宙最大のお宝を、封印するのでなく壊すのが、実に海賊戦隊ゴーカイジャーで、良かった。
これまで追いかけてきた夢は夢として、これは自分たちの求めてきたものじゃなかった、となるや、綺麗さっぱり未練を捨てるのは爽快でしたね。
>また今思えばザンギャック攻略に欠かせない存在でもあり、7人目のヒーローでありかつ因縁の敵みたいな、美味しい役どころだったなと。
非情で外道な悪役ではあるものの、一方であくまで「海賊」であり、ザンギャックとはまた違う存在である、という立ち位置がバスコは本当に絶妙でしたね。
>宇宙最大のお宝が、宇宙改変のためにスーパー戦隊の力を捨てる、いわば概念バスコのような存在であり、ほんと、作品に必要不可欠だったなぁと感心しました。
ある意味ではバスコが前振りとして機能して、それはこの物語においてやってはいけない事なんだ、と視聴者にスムーズに示す形になっているのが、ホント構成が上手いですよねー。