東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
旧ダイアリー保管用→ 〔ものかきの倉庫〕
特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)
HP→〔ものかきの荒野〕   Twitter→〔Twitter/gms02〕

6/1付けレス

 本日は『80』感想を書きました。

ゴールデンゴーミンスーツ(レア)

◆輝剣さん
 >この前後編では「ゴーミンからかわいがりを受け、初任務で裏切る新人(悪事は拒否するキレイな先輩とジョー)」なんですよね。
シド先輩が「騙された」と言っていたので、書類上は「格好いい特殊部隊」の募集に応募したら、実態は「使い捨ての下っ端部隊だった」みたいな事だったんですかね……そして上層部のダマラスとインサーンは、書類上のイメージだったみたいな(笑)
 >「ゴーカイブルーで元特殊部隊員」という経歴からダマラスとインサーンが想像した「ジョー・ギブケン(大悪党)」なのではないかな、と(笑)。
えらい人の考える特殊部隊(部署が管轄外で正直よく知らない)の想像図、だったと思うと、解釈通りそうですかね(笑)
 >ジョーとシドの格好って他の新人?も着用しているところをみると簡易版ゴーミンスーツ(笑)なのでしょうか?
あの状態で幾つかクエストをこなすと、正規のゴーミンスーツに昇格するんですね(笑)
 >インサーンやダマラスと違って殿下の出撃がなければ・・・などと陰口言わず命に服す辺り、さすが親衛隊長忠誠度が高い。
行動隊長はバラエティ豊かな事もあってどこか寄せ集めの傭兵風味があるので、正規軍人ぽい差別化は特徴的で良かったですねー。
 >このセリフはお二人のアドリブで、それを受けて回想と重ねるように演出変更されたとのことです。
役者と演出の、素晴らしい化学反応になりましたね。ジョーから切り出す事で、ジョーにとってもあの出会いが大きなものであった事が補強されて綺麗に収まりましたし。
 >このシーン、すべてアドリブだそうで、1クールを経てこういう流れが出てくるまでに相互理解とキャラ把握が進んでいたんですね
キャラをどう捉えるか、は役者さんに任せる監督が東映ヒーロー作品では結構多いみたいですが、そういう作りも上手くはまったんですね。……そしてアイムの無意識あざといは、役者さんのアプローチでしたか……(笑)
 >最初に繋いだ段階で11話で7分、12話で12分オーバー
……それはまた、随分とはみ出しましたね……出来上がりの映像でも相当アクション多かったですが、撮影時点では更にあったのですね。

◆タイキさん
 >私もこのエピソードでやっとジョーのキャラが表面じゃなく中身で見えてきた感じがありましたね。
内側をどう描くかで、秘めた劇場の見せ方、というのが今回は非常に上手かったですね。
 >「派手に行くぜ!」とか言いつつ意外と慎重に相手を見て接し方や反応を変えているというか。
この辺り、周囲が敵だらけの宇宙を生き延びてきた嗅覚、みたいなものがあるのかもですね。なんだかんだ、某宇宙警察を除くと、本物の殺意を感じない相手への対応になっているのかなと。
 >マベも面倒くさいけど言うほど俺様じゃないのでは?と某不滅の牙の暴走ぶりを見た後で尚更強く感じます。
マベが敵味方を峻別するサバイバル能力持ちだとすると、チーフは、無自覚に敵を増やしていくタイプですよね(笑)
 >何と言うか、ゴーカイジャーって歴代戦隊の力を全部受け止める"器"って感じがするんですよね。
海賊色に染めていく(これがどちらかというと白倉P路線でありましょうか)、というわけではなく、それぞれの在り方を受け止めていく、て感じはありますよね。そういう点ではマベって“懐の広い”まさにキャプテンであって、それがミクロでは海賊のメンバー構成で示されているのでしょうね。
 >モモレンジャーもおしとやかな見た目ながら持ってる武器が爆弾と殺意に満ち溢れた武器でしたし^^;
あ、その人がさらっと爆弾取り出すんだ……というのは『ゴレンジャー』を見て一番驚いたところでした(笑)
 >特に物語性が強いジェットマンギンガマンタイムレンジャーみたいな作品だとその辺が難しいなあと思います。
基本的にはうまく構築していると思うのですが、やはり作品数が多いので、相性の良し悪しは出る感じですね。

◆橘まことさん
 >『フォーゼ&オーズ』の時も思いましたが、坂本監督は多彩なフォームチェンジを織り込んだバトルとの相性がいいですね。
テンポの速さが裏目に出る時もありますが、凄く坂本監督がはまったのも今回は良かったですね。
 >「海賊戦隊が持っている何かを、レジェンドが認める」という構造上、ある程度端的になってしまうのは致し方ないんでしょうね。
ここは作品によりけりの相性がちょっと出てしまった感じでしたね。
 >「託された者」であると同時に「(殿に)託した者」でもある姫がレジェンドとして登場したのは、ある意味で殿よりも適役だったのかも、などと思っています。
今回何が良かったかというと、究極的にはこの、殿だったらなぁ……と思わせない、姫ならではの『シンケン』レジェンド回としての完成度の高さですよね。ここの満足度は実にお見事でした。
 >後日ルカあたりに「あの時こぉんなこと言ってたわよねえ?」とからかわれ「あぁ!? 言ってねえよ!」と逆ギレするのが目に浮かびます(笑
ジョーはある意味、もらい事故……(笑)