一週間ほど、2019のままでした、ハイ。
本日は『キカイダー01』感想を書きました。
正と負の仮面
◆スピリットヒューマンさん
>エンドゲームをみて燃え尽きかけていたファンを引き戻すというプロモーションのうまさにまんまとしてやられました(笑)。
リアルタイムだと丁度、「終わった……」感のあるファンに、継承者の物語を叩きつける! という感じになっていたのですね(笑)
>前作もそうでしたが映画の構成の組み方が抜群にうまいので見てて気持ちがいいです。
単独作品としては勿論、MCU全体における位置づけと、『スパイダーマン』としての流れと、全てひっくるめて練り込まれた物語で、お見事でしたね。ホントよくここまでやるなぁと。
>公開前からネットでミステリオは間違いなくヒーローではなくヴィランだという意見を頻繁に見かけたので、まあそうだよねとは正直(笑)。
大がかりな茶番ですが、茶番だとわかっていてもわかっていなくても面白いバランスが絶妙でしたね(笑) ピーターを騙している時のベックとトニーの重ね方が絶妙にいやらしい上で、それが正体判明後の動機やパーソナルに繋がるのが巧いなと。
>実はハッピー役の俳優さんはアイアンマン、アイアンマン2の監督
おお、そうだったのですか! その辺りも含めての、おいしい流れだったのですね。
>…トニーとスティーブは退場しましたがソーはまだ単独作も新たに控えてますし、むしろ勝手に継がないほうがいいんじゃないんですかね(笑)。
駄目ですかね(笑) まあピーター、あまり絡みが無いのでソーをどう思っているか謎ですが。
>この点に関して監督は再登場を肯定も否定もしていないのですが、期待したいところです。
実作業に入った流れ次第では……みたいな感じなんですかねー。若きピーターにとって向き合ってほしいキャラクターなので、期待したいですね。
>JJJを演じた俳優さんは02~07年の最初のスパイダーマン三部作でJJJを演じてた方なので、それもなかなか衝撃でした。
そういうキャスティングだったのですね。JJJは、ゲームをやっていたおかげで、どういう立ち位置のキャラかわかっていて良かったです。
>白人の先生は前作で評判が良かったから増やしたのかと思われますが、もう1人の黒人の先生は初登場なのに妙に目立つのが謎です。
「引率の先生」という以外のパーソナリティが全く説明されない割には妙に目立ってましたよね……別シリーズに登場する予定があったりするのかしないのか。
◆MOPさん
>MCUの彼はとにかくトニーさんの後始末ばっかりだなとは思いました。
構造的にかなり意図的なのでしょうが、“この次”にどうしてくるかは、ホント楽しみです。
>今に始まった事でもないけど、スタークインダストリーの製品は火力高すぎですよね。ピーターがどうこうではなく、一人の人間が持つには。
キャップ現役だったら怒られそうというか、『ウィンターソルジャー』の時に似たようなものを壊滅させたようなというか(笑)
>フューリーさんも期待が大きいならなおのこと、10代の学生さんのメンタルケアはしっかりしないと。
フューリーは「嫌われ役」としてスタッフも使いやすいのでしょうが、ホント相性悪かったですね……。
>もちろん皆に期待されそれ以上に応えてしまうのがヒーローで、ピーターもその一人なのですけど、大人もうちよっとがんばれと思ってしまいました
確かにこう、物語の構造的に、駄目な大人成分が強くなりすぎた部分はあったかもですね。先輩ヒーローの中で比較的、ピーターを真っ当に導けそうな人というと、ブルースとかですかね……弱さも出せる大人というと、スコット、は、なんか駄目な遊びを教えそうか……(笑)
>バルチャーの娘さんはヴィランになるかはともかく次回出て来て欲しいですね。
1作目で、彼女に関しては投げっぱなしにしまったところがあるので、出来ればもう一度、向かい合ってほしいキャラです。
>そして5年のズレについては、言うまでもなくこの世界中に悲喜劇を産んでいるだろうから、
>スパイダーマンの次作でなくとも今後触れていってくれないかなと思っています。
TVシリーズで展開するみたいですが、サムキャップ&バッキーなんかの物語だと、そういった辺りも拾っていけそうですね。
◆羽毛布巾さん
>ピーターがその負の側面も知った上でトニーを継承できなければ、「自分でスーツを作る」という陽性の部分を継承しても、片手落ちだと思うのです。
確かに、ピーターがベックについて「トニーに切り捨てられた男」だと知る、というのは必要な部分かもですね。今作単位でそれをやると、今のピーターには重すぎる、というのもあったかとは思いますが、現『スパイダーマン』全体としては、トニーの後継者となっていくピーターが、トニーとは違うやり方(=親愛なる隣人)を見つけていく流れがあるようにも思えるので、次作でピーターが、トニーの負の側面に向き合う、というのは入ってくれると面白そうですね。