昨日は、一週遅れの『リュウソウジャー』感想を書きました。
悪の絶対音感
◆もりみやさん
>我夢と少年のPK戦いいですよね。我夢が根性見せつつ、ちょっとしたことで気づきを与えるというのが。
我夢が生身でヒーローらしい所を見せ、今作らしく「分析」の要素も入れ、少年に対して大人の立場で接する成長もあり、とホント色々入っていて良かったですね。
>尺の都合で考えるなら、幼なじみの少女や魔頭よりも、少年の事情や我夢との交流にもっと焦点を合わせて欲しいですよね。
構造的に近いのは「石の翼」回かなと思うのですが、あのエピソードの参謀×甥っ子、ぐらいに我夢×少年に焦点を絞って見たかったエピソードでしたね。
>少年が葛藤を乗り越えた後に幼なじみの子を人質に取られるというのもどうもまどろっこしいように感じて
結局人質展開をやるならば、そもそも魔頭の誘惑を幼なじみ絡みにするとか、もうちょっとやりようがあったように思えますよね。
>我夢が科学的アプローチをしていれば、世界観に馴染めていたんじゃないか、魔頭に焦点を当てる作りにするならそっちでも良かったんじゃないかとは思うわけで。
そして魔頭サイドはこれが足りないので、なんだか浮いてしまって我夢とのバランスが悪く、PK戦のくだりは良かっただけに、もう少しコンパクトにまとめられれば……という勿体なさのあるエピソードでしたね。
>ところで、今回の我夢の変身だと、多分、少年にガイアだってバレてますよね(笑)。
戦闘終了後の向かい合うシーンの雰囲気も、「二人の秘密だ!」という感じでしたよね(笑)
>あと、この二代目の造形も怖すぎるので基本は初代の造形です(ただ今回使った目玉ファンネルは便利なのか多用してますが)。
初代だと、滑稽さもあって色々な話で使えそうですが、二代目だと、ホラー一直線ですものね……(笑)
◆chi-chanさん
>化けて出るのも日本の定番ですが、普通はもうちょっと原型が残りますよね。やはり依り代が獣士だからでしょうか。
今回判明した設定を考えると、獣士の肉体を取り込んだイメージ、なんですかねー。そう言われてみると確かに、今作怪人のクリーチャー路線ではあり。
>剣は声で判別したんだと思います、多分。
そういえば、チェンジマンは、そういう戦隊でしたね……(笑)(シーマの事を思い出しながら)
>大霊界(1989年)と同時期に野球選手の幽霊が試合する『フィールド・オブ・ドリームス』が公開されてまして、これの先取り感も感じたり。
その2作、同年の作品というのは、変な面白さがありますね……そしてそれを繋ぐ、『チェンジマン』。
>それだったら興味深かったと思いますが、剣の十字架がエライことになるので避けたのかなという気がしました。
ただでさえ、話の都合によりチーム作れるぐらい死んでいるのか……というのありましたしね。
>やはりバズー様のやり口は力による恐怖政治なので(副官コンビの様子から見て)、裏返すと忠臣が独りもいない暴君の哀れさとも捉えられます。
基本、母星の復興を餌にした上下関係、というのが徹底していて、明確な一線が引かれているのは、バズーの存在感を際立たせているところですよね。
>本作の5年前の『ウルトラマン80』(終盤レギュラーがダイナピンク)にはギルークやオーレッドがゲスト出演していたそうで。
宍戸勝さんは子役からやっていた方だったのですねー。
>頼むからメルヘン背景セットでクリーチャーが暴れないでください(笑)。せめて屋外にお菓子の家を置けたらよかったのに…
冒頭の、今回は子供主観なのかな……からのぶち壊し具合が凄かったですね(笑) そして大人になるとお菓子の家の衛生面が気になってみたりで、その辺りも室内セットの理由だったのかもですね。
>実は主人公とヒロインが完璧ゴールインエンドだったのは2作前の『ウルトラマンティガ』が初だったんですよ(後日談で2児の親に)。
ヒロイン的存在の位置づけや、ヒーローの描き方への時代性もあるのでしょうが、言われてみると、《ウルトラ》シリーズってそうですね。
>あくまで「女性同僚・友人」だと大概命に別状はないので、敦子のヒロイン力が上がらないのは彼女の安全のためにはよかったのかなと(笑)。
そういえば、稲森博士はリタイアし、エピソードヒロイン力が高かった敦子姉は爆死寸前まで追い込まれ…………エリアルベースが二度の墜落の危機を免れたのは、敦子のヒロイン力が低いお陰?!(笑)
>この間のレスで出て来た「大霊界」を聞いてつい丹波哲郎の息子で映画大霊界の主役だったスペードエースを思い出してしまいました…。
『大霊界』の主役だったのですか。この辺り、全く知識はないのですが、TVの時代以前から継承されている映画会社と俳優(事務所)の関係性とかも、キャスティングの背景として色々あって面白いのでしょうねー。
◆さやまきさん
>バズーのギルーク見直した発言に戸惑うアハメス!
バズー様の、別にアハメスを重視しているわけではなく、能力さえあれば悪霊ギルークが取って代わっても特に問題ない、というスタンスは一貫して底が知れず、かつ部下からは恐怖で、良い感じですよね。
>何回も繰り返すと(アハメス達が来るパターンまで同じでは)ちょっと学習しようぜという感じ
折角のワープドア能力ですし、もう一工夫欲しかったですよねー。完全に魔空空間になるのは避けたい意図は働いたのかもですが。
>アハメスもチェンジマンも同列に怨んでる(じゃあバズーの事も怨んでるのか?というのはありつつも)という全方位八つ当たりみたいな反応が場の混乱を助長するようで面白いです
人としての思考力がどれぐらい残っているのか、というのを含めて、一ひねりした復活は面白くなってきましたね。
>ブーバさんの愛剣はブルバトスかブルバドスじゃないかと思います…(聞いていて濁音が微妙だったので)
>最初の頃は剣じゃなかったような気もするのですがいつの間にかイッパシの剣士気取りになってたブーバさん(笑)
ありがとうございます。一番最初は、鎌だったんですよねー。これはこれで面白かったのですが、アクションがやりにくかったのか、割とあっさり武器変更になってしまったのはちょっと残念だったところで。
>そのギルークに問われて取り乱すブーバさんもまた、あぁ後ろめたい気持ちはあったんだなと
一応ちょっと、躊躇う間があったのは良かったですね。でも長いものに流されるのがまたブーバらしいところで。
>肝心の新チェンジソードの説明が全く無いままソード連結からの合体技に繋げてしまったので
ああ、全然、新チェンジソードと認識していないで見ていました(笑) そちらへのフォローが入るとまたちょっと、印象変わるエピソードだったかもですね。
>今まで解らなかった筈の地球守備隊本部に怨みの念だけで易々と辿り着いていたギルークというのはこの後どこかで回収される日が来るのか来ないのか
あれ、さらっとやってましたけど、今作においては大変衝撃のシーンでしたよね(笑) あくまで飛竜の居場所を怨念サーチしただけで、基地の場所としてはわかってないのかもですが……。
◆ひらりぃさん
>ハードな要素に浸るには師匠の死もほとんどふれられないし
>かといって何も考えずに勢いを楽しもうとしたら急にぶっこまれるハードな要素に邪魔をされる。
重い背景がありつつ、基本明るい(たくましい)戦士達、というのが現状ちょっと分裂してしまってますよね……。戦士脳なら戦士脳で、ある段階を突き抜けてくれれば、面白いかとは思うんですが。
>やりたいシチュエーションだけをつなぎ合わせるけど土台となる描写がおざなりになりすぎているような。
総合的な情報量そのものを意識的に減らしているようには見えるのですが、点の数を減らすのではなく、点と点を繋ぐ線を減らしてしまっているので、それぞれのシチュエーションが単発になってしまってますよね。
>スタッフがこなれてきたら構成はマシになるかもしれないので掌を返す準備はしておきます。
なんとなく生煮え感が強いので、うまいこと、煮込まれていってほしいですね(早めに)。
◆MOPさん
>やはり「日常パート」って必要なんだなと思います。
第4話でやっと、ラストにカレー鍋シーンが描かれましたが、もっと積極的に、こういう生活感と人間関係の積み重ねは欲しいですよね。
>ロボやアイテムを見せる時間を重要視するのもわかるけど、感情移入できない人達が戦っていても私はかっこよく見えないので。
このフォーマットなら「マイナソーの事情」に対して「それに関わるコウ達の心情や背景」を繋げていってこそ、「ロボが戦う」瞬間が劇的に盛り上がるのに、そこが不足しているので、燃焼に必要な元素が足りていない、みたいになってしまってますよねー。
>今後、そもそも黒緑兄弟が村を出ていた理由とか、メルトだけ髪が青い理由とか、ちゃんと触れて欲しいんですが期待薄でしょうか。
さすがに、兄弟(一族の一部?)が村を出た理由はスポット当たるかと思うのですが、メルトはそのまま流されそうな気も……。