東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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12/25付けレス

『ジオウ』も追いつかないとなぁ

◆くれなゐさん
 >警察チームとの信頼関係があまり構築できてないと捉えられがちなノエルですが、個人的には#22でノエル&咲也、
 >#31でノエル&つかさ、#32でノエル&圭一郎と、パトレンとの関係性を少しずつ積み重ねている印象がありまして、
ついネタにしてしまいますが、パトレン3人それぞれは個人としては、まさにそういった積み重ねにより、ノエルを嫌っているわけではないのだろうな、と思ってはいます。ただ「国際警察職員」としてはノエルは“信用できない”相手であり、その「公と私情のジレンマ」というのがパトレンサイドの対ノエルにおけるテーマだったのかなぁと。
 >咲也はノエルとの関わりからいい人だと信じ、圭一郎は隠し事をされているのは不服だが決闘でノエルの本音に触れているのでその一点は信じられる.
で、咲也も圭一郎も、ノエルとの関係性構築が「私」であって「公」ではなくて、ノエルはこの「公」の部分を埋めないといけないと思うわけなんですが、もしかすると気付いていないのでは、というのがありまして(笑)
 >故に#43,44では不器用だが悪人じゃないと信じたいとは思っていた.といったところですかね。
この「信じたい」と「警察として信じられる条件を満たしていない」のせめぎ合いが「悟への疑念」とバッティングしてしまったのが、第44話における印象のズレみたいなものになったのかもですね。

◆さやまきさん
 >そこから青空への尋問~異変に気付くという流れに持っていく力業が実に80年代だなぁ…(笑)
嘘を身内で問題にするよりも早く、マッハで疑念から尾行、というのは凄かったですね(笑)
 >なんか毎回戦闘後の締めが大仰なのも独特の味わいがありますね
あの「色々あったけど、これにて、一件落着!」みたいなのは、前後の戦隊と比べてもちょっと異彩を放つ思い切りで(笑)
 >麻衣が髪型もあってかリアルにヤンキーに見えてしまって笑ってしまいました
誤解されても仕方なさそうという(笑) つかさ×麻衣の、アイドル/武闘派という女優さんの色分けは、そのまま次作『フラッシュマン』のキャラ配置に継承されているのも面白いですね。
 >脚本が頑張っちゃったのか演出が盛り過ぎたのか…
湊母はああいうキャスティングで、キャストもノってくれると作り手が盛り上がる、というのはわからないでもないですが、その「わかるけど……」というのを剥き出しに持ってくるのが凄く『ルーブ』ですよね……。
 >平行のライン自体が最初の頃から広がりも縮みもしてない本当の平行線なので
 >同じ主張と同じ戦闘を何回繰り返したらこの人達は学習するんだよ
変な所が悪い意味で徹底しているんですよね……愛染編とサキ編という二段構えにも関わらず、「延々と同じ構図で殴り合いする」という話の構造が、誰を相手にしてもずっと一緒というのも盛り上がらない一因になっていますし。
 >もうなんかラスボスも痺れを切らして出てきちゃったじゃん(笑)みたいな出方で
ルーゴサイトの登場の仕方は、史上に残る淡泊ぶりかもですね……(笑)
 >あと最終回が終わるまでまだ解らないですが 過去トラマンの存在って本当に必要だったのかな…と(苦笑)
まだラスト2話は見ていないのですが、現状、兄弟にとって「過去のウルトラマン」が完全に「道具」でしかない、というのは結構酷いですよね……。

◆つるさん
 >残り数話で登場した母親をきっちり湊家のメンバーと同格に扱おうという姿勢は好きなのですが、肝心の港家メンバーが地に足付いてないのが残念ですね…
今作、クワトロMとアイゼンテックの間に、何もない、んですよね……前作における銀河駄菓子屋的な要素が、商店街か大学に必要だったのかなーと。
 >主人公兄弟はなんとなくいい奴かな…くらいの好感度なんですよね^^;
私もあの兄弟は、特別嫌いになる事もないが、好きになるほどの事もないみたいな扱いなのですが、割と根深い所を突いた喧嘩も薄味で解決してしまったり、どうにも兄弟設定を使い切れなかった印象です。
 >普通の人々にこそ正義の心が宿る的なテーゼは分かりますし好みなのですが、ちょっと没個性的になりすぎたかなとは思うところです
結果的にはW主人公の運用が難しかったんですかねー……。

◆あきさん
 >もしかしたら時期的にインタビュー後にテコ入れで状況が変わり8月は早すぎるにしても当初より後ろ倒しになったのかもと疑っています。
確かにそのタイミングだと、秋口の新展開を先行情報で出したら、構成が変わったというのはありそうですね……。
 >例えば改造されてないコレクションを魁利達の前で使ってしまうとか(使えるはずですよね・・?)
そういった不可抗力だったり、偶発的要因だったり、から広げると告白をもう少し劇的に持って行けたかもですね。
 >子供にはダメージないけど残酷、というか。ちなみにテレビ朝日のHPには死亡と明記されてました(泣)。
……あああ(涙) 
 >そう思うと、日の出を見る事無く去った前任者に与えた東雲という名前や運命との対比があまりにも残酷でこのスタッフ鬼畜だと思いました(汗)
前回は「東雲」の語意を教えていただき、ありがとうございました。狙い澄ました名前で、ホント鬼ですねこのネーミング……。
 >どんな願いだったのか、代償として人的被害が伴わなかったのか気になりますね。スタッフの被る過去作品を考えると人的被害がないとは考え辛いのが心配です。
この「願い」次第で、最後の最後で、ルパン家VSルパンレンジャーという構図もあるかもですよね……そうするとノエルの選択というのも面白くなりそうかなぁなどとも(これ以上、追い詰めるな)。
 >仮に先にザミーゴから三人を取り戻せたとしても、ノエルの望みが叶うまで付き合う気持ちになったということなのか?というのは気になりました。
個人的には、そういう感情的前進なのかな、と受け止めましたが、快盗に「取り戻す」のとは別の節目が与えられた感じがして、上手く繋がってほしい要素です。
 >例えばサイレン登場回は当初はスパイと化けの皮設定の話でノエルが自分の開発したサイレンをパトレンに渡し、
 >その事でルパンと関係悪化&正体バレの話でビクトリーをとかだったのかも
あの回も情報漏洩が絡みますし、そこを解決しつつノエルの秘密のほのめかしなども入れると、パトレン側の「ノエルも守る」というのも意味がだいぶ変わってきて、実際のエピソードのちょっともやっとする感じは、その名残だったというのはありそうですね。
 >皆が一斉に心配していた結果「大和先生」がトレンド1位になっており、最近のツイッター界隈での戦隊パワーをじわじわ感じてます(笑)
どう見てもヤバいメンバー構成なんだぁ……としみじみ(笑)

◆Nさん
 >下山さんは一から話を組み立てるのは苦手だけど、コラボ系作品などで原作の主要エッセンスを抽出し、
 >それを別作品に組み入れ直すのはとても上手い脚本家という印象です
素材と素材があれば、それを接着する「アイデア」の部分は上手い、というタイプなんですね。その代わり、「アイデア」からスタートすると、明後日の方向に滑走しがち、みたいな……。
 >個人的には『ニンニン』や『ジオウ 』のあれやこれやのマイナス貯金を大清算できる程に良い仕事をしていたと思います(笑)
おおー、そこまでですか。去年と今年の映画は、その内、見てみたいです。
 >というかそのコラボの上手さが下山さんメイン起用の最大の理由だと思っていたのですがどうも今作との相性悪い感じで、、
『ジオウ』は今のところ、レジェンドの扱いなど企画コンセプトの難しさに、脚本も演出も四苦八苦している感じが強いですね……なんとか噛み合ってきてくれると良いのですが。

◆spirithumanさん
 >平成ジェネレーションズfoeverでは、メタな意味での仮面ライダーをビルドや電王のテーマと絡めて(小林靖子さん監修)描いており、面白かったです。
おお、良かったですか。TV版と劇場版の同時進行を乗り越えたところで、TV本編の方も盛り上がってきてくれるといいですね。