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12/3付けレス

 東映特撮YouTube Official - YouTubeで待望の『チェンジマン』配信スタート! 本日は第2話の感想を書きました。レッツチェンジ! 一方、その他ヒーロー枠が無くなってしまったのは、残念。

俺たち炎の電撃戦

◆タイキさん
 >このヒドラー兵はデザイン含めて初登場がかなりトラウマでした。同じ軍人戦隊の「オーレンジャー」のバーロ兵のトラウマの原点はここかと納得しました。
時代的なものもあるのでしょうが、割とグロとスリラー押しですね。そして改めて見ると、『オーレン』はかなり、今作を意識する所があったのでしょうね。
 >この設定は当時凄く画期的ですよね。こういうファンタジックな力って科学の力中心だったこの時代の戦隊としては珍しいですし
鬼軍曹な伊吹長官が「アースフォースは本当にあったんだ!」と言い出すシーンが危ない感じを加速させていますが、軍隊というリアルを戦隊に落とし込むに際して、力の背景を思い切ってファンタジーに寄せる事でバランスを取る、という意図もあったんですかねー。
 >まあ80年代戦隊なので、この辺は「強そうだから」で済ませてそうですよね。
軍人戦隊なので、「電撃戦」とか頭にあったのかもですが、今となってはけっこう異彩を放ちますね。
 >伊吹長官は本当歴代戦隊の司令官の中でも初っ端から狂気がフルドライブですよね(笑)
隊司令ポジションの狂気を伝える上で、凄くわかりやすいサンプルですよね……(笑)
 >その後「ダイレンジャー」の道士や「オーレンジャー」の三浦参謀長を経て「メガレンジャー」の久保田博士に
 >「ギンガマン」のモーク、と戦隊司令官の歴史の変遷が見えて面白いですね。
危ない人から人格者路線へ、の間に挟まっていたのが「胡散臭い」というのが面白いですが、00年代以降になると、一番継承されている要素が「胡散臭い」になっているのもまた面白いですね(笑)
 >アースという設定とか敵が宇宙からやって来た数々の星を滅ぼしてきた未曾有の脅威であるとかいうのを
 >「伝説」という形を使って綺麗に再構築したもの、とも言えるわけであり、歴史の積み重ねというものを感じます。
この辺り『ギンガマン』は、高寺さんの趣味とこだわりと、小林さんの構成力が、本当に良い形で反応したのでしょうね。
 >電撃戦隊を命じられた途端にやる気満々になる辺りが凄く80年代らしいですよね。
ホントざっくりですよね(笑) ただ、「公」をベースとしつつも、力を得る→味方基地の襲撃を見て各自が決意を固める→正式に任命、という流れになっているのは今日的な作劇の要素もあって、今見ても痺れる所なのかなと。
 >実はこのギョダーイという巨大化要員も本作が初なんですよね。しかも後々重要な存在となってくるのでこれまた地味に見逃せません。
そういえば、『ダイナ』はビッグバンですし、『バイオ』は巨大メカが別で、新しいアイデアだったのですね。
 >曽田さんは実際に新左翼の活動家であったと聞いていますから、少なからずそれが作風として影響している気がします。
詳しい内容は覚えていないのですが、学生運動時代の活動が、作品に影響している部分がある、というのは雑誌のインタビュー記事で語っているのをちょろっと読んだ事があります。
 >「狂気の闘争」を一歩引いたところから冷静に組み立て直して「ヒーローとは何か?」「戦うとはどういうことか?」を再構築している気がします。
確かに、学生運動の時代を肌で経験しているかしていないか、というのは日常世界の捉え方を少なからず変える部分はありそうで、戦いの構造を組み立てる中で、この世代差というのは影響あるのかもですね。

◆chi-chanさん
 >それでも急な戦隊任命を受け入れたのはアースフォースのせいなのでしょうか(笑)。
この時代はやはり、こういう決意の瞬間はざっくり気味で、その瞬間そのものが「ヒーローの証明」になってますよねー。
 >(だったら君の望んでいた制服はデカレンジャーやパトレンジャーの様なものだったのかと)
防衛隊の募集チラシに、「こんな格好いい制服が着られるぞ!」と嘘サンプルが掲載されていたのかもしれません(笑)
 >そう考えると「はっきりと公に属しかつ基地で生活している戦隊」って彼らが初めてだと思います。
ああ確かに。そういう点でも、軍人らしさを特色としてより強調しよう、という意図の結果、工場でブレーキを外してきた、みたいになってしまったんですかね……(笑)
 >後、主題歌担当の影山ヒロノブ氏は、これがアニソン最初だったそうです。
その関係で当時KAGE名義なのでしたっけか。冷静になると割とよくわからない歌詞を、勢いに乗せていくのが、かなり好きな主題歌です。

◆インザファイトさん
 >確実に殺す気で特訓して、「来るものは拒まず、去る者追わず」なんてどこへやらとばかりに辞めようとする隊員に向かって発砲
残り5人になるまで、ああやって減らしていく気だったとしか思えません(笑)
 >特訓中におにぎり食べたり、ヘアスタイル整えたり
全員、錯乱一歩手前まで追い詰められていたので、人生のこだわりに発作的に執着するようになってしまったのですきっと……(笑)
 >メンバーの覚悟が1話を見る限りでは足りてないのが不安ですが、彼らが今後どのように成長していくのか楽しみです。
スキルとパワーはあるみたいだけど、それに心が追いつけるのか、という辺りが、立ち上がりのキャラ回でどう描かれていくか、というのがまず楽しみですね。