東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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6/22付けレス

 本日は『ジュウレンジャー』感想を書きました。

竜と龍

◆アクションさん
 >はるかの状態が依存か恋かわからない微妙な状態ですがどっちに転んでも面白そうなので中途半端にせずに扱ってほしいですね。
やはり、精神的に距離感が縮まっているというか縮めようとしている感じがあるので、上手く取り上げてほしい要素ですね。
 >ソノイはもう本当に乙女かと言わんばかりにタロウを意識しまくってるのが笑えて面白いですね。
なんだか順調に、三角関係が誕生しつつありますね……(笑) しかも、今のところはるかが一番、外側という。
 >無理にタロウを蘇らせた事でタロウとジロウにバグみたいな物が発生しているのでは?
この世界のシステムにとってジロウがどういう扱いなのか、次第ではありますが、後々この問題が顕在化して、タロウないしジロウの身に異変が起こる、のはありそうですよねー。
 >次回
すみません、公式などでオープンになっている情報なのかもですが、コメント欄では、次回の鬼については触れないでいただければ、と思います。

◆CT-7564さん
 >ジロウは田舎ゆえの優しさと交友関係の狭さのせいで自覚することなく大人になってしまったのかもしれない
今のところ、タロウにおける陣の存在が、というより、都会と田舎の育ちの違い……みたいになっていますが、これはこれでデリケートな要素を含むので、上手く転がっていってほしいですね……そしてろそろ、陣も、何かいいところを見せてほしい(笑)
 >今後どのような成長を見せるのか、そもそもこんな状態から成長することができるのかに注目したいです。
21歳、だいぶ出来上がってしまっているので、ここから変われるのかどうか、不安が先行しますよね……(笑) それが描けるのが、フィクションの醍醐味ではありますが。
 >その実態は追加戦士の先駆けであるドラゴンレンジャーとキバレンジャーがモチーフなのかもしれません。
虎の戦士というとやはりキバレンジャーを思い出しますが、成る程、凄く素直に、最初期追加戦士モチーフをやりたかった、と言われると納得です。

『恐竜任侠伝』第8話「竜の黙示録」

恐竜戦隊ジュウレンジャー』感想・第30話

◆第30話「サタンが来る!!」◆ (監督:小笠原猛 脚本:杉村升
 謎の柱に刻まれた文字はバーザにも読み解けず、もう物理でどかしちゃおうぜ、といきなり守護獣を召喚するジュウレンジャー(笑)
 だが、柱を引き抜こうとした大獣神は、柱セキュリティのビームを受けて近づけず、最近すっかり役立たずだった。
 パレスでは鬼気迫るバンドーラ様が命がけで黒魔術最大の秘奥を発動中。夏休みを終えて戻ってきたラミィが夜の街を駆けると、ゴーレム兵と共に謎の呪符を貼って回り、鏡や水面に映ったバンドーラの姿を目にした10歳の子供たちが、次々と姿を消していく……。
 これに気付いたジュウレンジャーだが、目の前でむざむざと少年を連れ去られてしまい、アジトで謎の呪符について調べたところ、バンドーラは大サタンを地獄から甦らせる魔法を用いようとしている事が判明。
 サタンの塔を立てたバンドーラは、13人の生け贄を手に入れようとしており、もし大サタンが復活するような事があれば、再び神と大サタンの戦いが始まり……て、本当に、炎の黙示録が始まったよ兄さん!!
 《スーパー戦隊》と《メタルヒーロー》が謎のシンクロを起こしていく中、残る生け贄の子はあと一人……標的とされた少女を厳重にガードして歩くゲキ達だが、黄金夫婦が直接出馬し、しばらく生身バトル。
 今回のジュウレンジャーの見せ場はこことなり、たっぷりと時間を取った生身バトルで戦闘員を蹴散らすと、ダイノバックラー! 黄金夫婦と激突しているとゾンビフランケが出現し、少女を桃に任せて赤黒青黄が大獣神へと乗り込むが、当然、桃一人では敵戦力に対応できず、後手に回ったジュウレンジャーに対し、的確な戦力投入で王手をかけていくのが、さすがのバンドーラ様。
 遂に少女が水面に引きずり込まれると、サタンの柱の表面に塗り込められた生け贄の子供達が浮かび上がる衝撃映像で、隙間の多い構成の中で、子供に向けて“悪夢”を見せる事については基本、手抜かりがないのが徹底した『ジュウレンジャー』スタイル。
 生け贄が揃い、大サタン召喚の儀式が発動すると、一転にわかに空がかき曇り、暗闇に包まれた世界に、甦った大サタン(巨大な人の頭部)が飛来。
 「あーはっはは! 待っていたよ大サタン! 私はおまえに、魂を売り、史上最大の魔女になった! 今度はおまえの力を、ゾンビフランケに分け与え、史上最強のドーラモンスターにするのだ!」
 今作これまで、恐竜人類サイドのバックが強大すぎて(なにぶん、まごうことなき、この世界の“神”)、どんなにジュウレンジャーが苦戦しても――それだけ敵も強大な事が、後援存在の理由付けになっているとしても――神の思し召し次第でなんとかなってしまう印象が実際の手助け回数以上に強くなってしまっていたのですが、ここでバンドーラ側にも巨大なバックの存在が明らかになる事により(台詞回しからすると、持ちつ持たれつぐらいの関係性みたいですが)、対立する両組織のバランスがある程度取れたのは、良かったところ。
 なお余談ですが、後のTVスペシャル『スーパー戦隊最強バトル!!』において、事件の黒幕だったリタ(バンドーラ様を意識した名前)が召喚したラスボスが「究極大サタン」で、あまり《スーパー戦隊》的ではない名称だけどいきなりどこから?? と首をひねっていたのですが、これもそのまま『ジュウレンジャー』ネタだったのだな、と3年越しに納得。
 少々パンク系な大サタンのシャウトを浴びたゾンビフランケが地獄のメタル魂に覚醒するのを防ごうとする大獣神だが、大サタンの目から怪光線に阻まれ、ならばと投げつけたゴッドホーンさえ、大サタンの一睨みによって消滅してしまう。
 その間もサタンシャウトを浴び続けたゾンビフランケは、フリーザ様もビックリの更なる変身を遂げ、ネジが抜け、頭が二つに割れるとその内部から異形の頭部が出現。巨大な角を生やし、背中に翼を広げた、まさしく悪魔そのものといったサタンフランケが現世に受肉する!
 「遂に史上最強のサタンフランケが誕生した! これで地球は私のものだ!!」
 かなりグロテスクでインパクトのある登場となったサタンフランケ、胸部に潰れた大サタンの顔みたいなものが貼り付いているので、あれ? 大サタン、勢いで合体してしまった?! と慌てたのですが、幸い背後で笑っており、バンドーラと大サタンの哄笑が重なって、地球最大の危機で、つづく。
 前回の今回で獣騎神キングブラキオンもサンダースリンガーも登場せず、強化を主導する守護獣におんぶにだっこ感は薄れている一方、終始バンドーラのペースのまま大サタン復活を許す、ぐうの音も出ない完敗。
 徹底した危機をあおれるのは、今作の作劇の一つ特性でありますが、次回――この暗雲を吹き飛ばす爽快な勝利を描く事は出来るのか。今こそ、全ての盃を一つに!

6/21付けレス

 本日は『ドンブラザーズ』感想を書きました。

懐かしのタンク様

◆スーファさん
 >セイバーを見るのであれば、1話ごとに公式サイト(東映)の解説を読むのが必須に近いと思います。
なんか、『ゴーバスターズ』前半みたいですね……(笑) 公式サイト(この時はTV朝日)で詳しいあらすじを読むと、ええ?! そういう意味だったの?! と、なるという……。
 >前半の悪い部分は割と据え置きで進みますが、終盤はそれなりに見所はあると思います。
リュウソウ』、ぐさぐさHPを削られて脱落してしまいましたが、機会があれば、とは思うところです。