東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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12/26付けレス

 本日は読書メモを書きました。明日か明後日には、いつもの長いやつ(今年は諸事情でちょっと変則)をお届けできる予定です。

ベルトよベルト

◆電子レンジマンさん
 >全体的にあまり良くない意味で普通の昭和ヒーロー物の空気感になっていて、マンモス怪人回に次ぐギリギリ感がありました。
小笠原監督が掴めていないのか、全体の修正のオーダーが前後左右に混乱しているのか、中心不在でフラフラしている感じが、悪い方向に出るとこうなる、といったエピソードになりましたね。
 >現実味のない幻覚オチからベタな教訓に繋がる流れはそれまでの作風から流石に浮き過ぎ
社会派路線が基本の味付けだっただけに、もはや別の作品みたいなオチの付け方は、面食らいましたよね……。
 >もはやゴルゴムが挑戦者サイドになっているのが印象的でした。
考えてみるとゴルゴム、元候補とはいえ、一種の“神殺し”に挑戦する事になっているわけで、東映ヒーロー全体を見渡しても、かなりハードなスタート地点かもですね……。
 >正直強化版は展開には合っている見た目なものの普段のほうが強そうに見えるのがどうにもでした。
元々がドロップの強化形態だった事もあり、そこから更に盛ると、ごてっとした怪獣寄りになって大物感はまた薄れてしまいましたね。
 >災魔内で兄たちを翻弄するなどして話を盛り上げてくれるわけでもなかったので物足りなさを感じるキャラクターでした。
デビュー当時はコボルダを立ててみせて、そういった気配もありましたが、早々に自分が前に出た結果、自滅気味に退場まで突っ走ってしまったのは、どうも肩すかしでしたよね。おっしゃるようにもう少し、裏でかき回して盛り上がりを作る立ち回りは見せてほしかったところです。
 >サラマンデスの底が見えるのが早すぎた
ドロップ時代の、底の見えない面白さ(怖さ)があっという間に枯れ果ててしまったのは、やはりどうにも勿体なかったですよね……。
 >ドラマの振り返りには小林靖子脚本回が多く、やはり作り手側としても重要なエピソードを担当されていたのだな…と感じました。
何より筆力の高さでありますが、メインの武上さんがちょっと泥を被ったりしつつ、結果的にこの辺りの振り分けが、今作は巧く行きましたね。

◆昼行燈さん
 >それだけにお粗末な逆転劇があまりにも惜しいところでした
光太郎の弱みを突いた罠の方は凝っていて、切り札のバイクも潰してみせたのに、そこからどうやってヒーローが逆転するのか、肝心な部分が、“あまり考えていなかった”みたいに済まされたのは、ホント残念でしたよね。
 >花粉の爆発がウヤムヤにされたのも難
確かにこちらも、どうせなら空間脱出に繋げるような形でやってくれれば、クライマックスバトルの勢いだけは繋がったかもですね。
 >アネモネ怪人の明確に人の顔の意匠があるデザインは急に往年のライダー怪人風で面食らいました
 >ビルゲニアや三神官はともかく怪人には「人間に化ける」をやって欲しくなかったなあ、とも思います
今回はこの二点もまた、突然「新しいルールが始まった」感じで、今後の方針が不安になりますね……。
 >ピエールとカオスがサラマンデス最後の見せ場に一役かった形になったのは良かったです
ちゃんと忠実に働いてくれる部下も居るのに、周囲と手を取って動けなかった、のが総合的なサラマンデスの敗因、みたいな意図もあったのかもですね。
 >いや次週にはモンドがミントMk-2とか用意するから全く問題ないんでしょうけど
ミントとライナーボーイは人格が設定されている割には、マシンだから不死身、みたいな扱いになっていますね……(笑)
 >複数ロボを出すにはやむを得ないのでしょうが合体ロボの一人乗りは個人的にはやはりいただけない感じです
実戦データを積み重ねた事で操縦補助プログラムが強化……とか理屈は付けられるにしても、残念な感じは出ますよね。もう少し、特別なものと位置づけてほしいといいますか。

◆ヘイスタックさん
 >何故か普通の人間の犯罪者のようなメンタルで目撃者にビビッて襲撃を中止
ビルゲニア、なまじ定番の派手な化粧をしていない為、ほぼ素顔のビックリ芝居が成立しすぎて、そのまま通してしまった感じがありますよね……(笑)
 >伊上勝パターンの定番である忍法袋返しパターンの最初からネタばらしされてるバージョン
視聴者目線の茶番がダラダラ続くのを避けたり、光太郎に「そんなものが俺に効くか!」をやらせないようにした意識は買いたいものの、いっそ開き直って「俺に効くか!」やった方が面白かったのでは……? と思わせるのがなかなか苦しいですよねー。
 >作劇としては進化を狙った筈がむしろ退化にしかなっていないのが厳しい所だなと。
一つ手を入れると、連動して二つ三つ四つ……と手を入れなければならない箇所が増えていき、途中で手を抜くと全てご破算になりかねない、というのは、今も昔も挑戦を志した時にこそ陥りがちな罠、というのは難しいところですね。見る側からすると、プロの仕事としては、一つ二つ先を見て、「そうすると、こうなる」のところまで手を入れて設計してほしいものでありますが。
 >当時の商品名はあくまで「テレビパワー 変身ベルト」
おお、ありがとうございます。出てきた画像が箱も当時風だったので、これでいいのかな……? と間違えておりました。
 >またBLACKのベルトは設定上も特に名称などは存在していないので完全なる名無しの権兵衛ですね。
敵の幹部が力強く「変身ベルト」と口にするのが、なんともいえない面白さを生んでいましたが、もう、商品名を出すしか無かったのですね(笑)
 >スカイライダーではまた「変身ベルト」としか表記されなくなり、そこからアギトまではずっとこの仕様が続く
おお成る程。商品展開としては、基本1年1つですし、いきなり固有名詞ドーンよりは覚えやすい、みたいなところもあったのかもですが、設定上の固有名詞まで存在しないのは、やはり珍しいのですね。組織的には「キングストーン」の方にウェイトがあったという事なのでしょうが……。