※コンディション不良につき、だいぶざっくりとなります。
『救急戦隊ゴーゴーファイブ』感想・第36話
◆第36話「奥義!竜巻落とし」◆ (監督:諸田敏 脚本:山口亮太)
「ぬかったわ……。災魔め……奥義を手にした途端に、掌を返しおったわ……」
……た、巽ブラザーズの、得意なやつですね……!!
警察学校の武道の教官であり、ダイモンにとっては師匠にあたる老人・番田一徹は、マイペースだがサイマ獣を軽々と投げ飛ばす達人。
首都警察の柔道大会にOB部門で出場するも、足を怪我した対戦相手を攻めきれずに敗北したダイモンの姿を見た一徹は、優しき男・ダイモンを、番田流の後継者として修羅の道に呼び戻せぬと師弟関係の解消を宣言すると、なんと格闘サイマ獣スパルタンを弟子にとって番田流の奥義を伝授してしまう!
一徹に敗れると弟子入りを志願し、仕事の催促に来たコボルダを蹴り飛ばしてみせたスパルタンだが、その心根は災魔として変わらず、体調不良から後継者探しに焦る一徹に取り入ると、奥義を会得した途端に豹変。
師匠を心配し、破門されながらも独自に心身を鍛え直していたダイモンは、師匠から勝利の為に甘さを乗り越えろと告げられると、番田流の命の炎――雪印牛乳を託され、ダイモン・紅。
「スパルタン! 番田流格闘術、真の継承者の名に賭けて! おまえは僕が倒す!」
光線無効体質でゴーゴーファイブを苦しめていたスパルタンと生身ダイモンとの一騎打ちが始まると、スパルタンが会得した真空竜巻落としを受けたダイモンは、頭から地面に突き刺さり…………普通に、死んだのではこれ。
だがダイモンは流血しながらも立ち上がると、番田流格闘術の命の炎・雪印牛乳をチャージ、チャージ、チャージ!!
…………当時のスポンサーだったのでしょうか(笑)
ポパイがホウレン草を食べるがごとく、牛乳パワーで活力を取り戻したダイモンはサイマ獣さえ怯む気迫でスパルタンに躍りかかると、新奥義・牛乳竜巻落としをひらめいてスパルタンを地面に叩きつけ、トドメは久々のブラザー砲台から放たれる、超救急スピン。
巨大化再生したスパルタンは格闘能力でビクトリーマーズを苦しめるが、ダイモンのアドバイスを受け、実は黒帯持っている赤が、突進の勢いを利用した払い腰で地面に転がすと、弱ったところをざっくりX切りでビクトリーするのであった。
病院に運び込まれていた師匠は、ダイモンに後事を託してガックリ意識を失うが、ただの過労でバッチリ健康体と診断され、愛が憎しみに変わり、寝ている老人の首を絞めるダイモンという、お茶の間にギリギリの映像で、つづく。
全体的に“軽い”演出が、ダイモンのキャラや超人師匠とは噛み合っており、箸休めのエピソードしては前回よりは遥かに消化しやすく、コンディションの良い時に見ると楽しめたかもですが、個人的にちょっと今週はコンディションが悪くて私とエピソード内容のテンションが合わず、視聴タイミングの悪い回でありました。
なにぶん第27話の一件があるので、ダイモンにはしっかりした独り立ちのエピソードが欲しかったのですが、今回は今回で独り立ちのニュアンスは入っており、一応、兄妹をダイモンが助ける形ともなっていて、これでお茶を濁されてしまうのか、それとも後1本はメイン回をねじ込む事が出来るのか……。
次回――予告の情報量がまた多すぎる。