本日レスのみとなります。
《スーパー戦隊》に関する例の報道については公式からのリリースを待ちたいところ。
近年の情勢からもいずれその日は来るだろうと心構えはしていましたが、事実だとすれば、いざ聞くとやはりショック。
10月も終わり
◆電子レンジマンさん
>ライダーをおびき寄せる罠にしつつプレゼン資料はしっかり再現してみたりと色々工夫があったのが面白かったところでした。
あ、真面目にこれを作ろうとしてしたのか……は一周回った意外性さえあり、定番をベースにしながらの一工夫が面白かったですね。
>喋らない怪人に扉の後ろで待機しておいてもらって仕事を頼む黒松教授(悪の博士モード)
一仕事終えるとすぐにスタスタ戻っていくノミ怪人含めて、なんとも変な味のあるシーンでした(笑)
>三神官周りでかなり面白いことが起こっている場面が散見される
3神官、言行だけ取り上げるとかなりポンコツの気配が漂っておりますが、おっしゃるように映像演出の工夫などで、全体の雰囲気が崩れないように収めているのは、上手くやってますよねー。
>ぬるっと倒すのに厳しさを感じたのか相手を分析するシーンが入ったりしたのも適度に調整されたように感じました
戦闘シーンに割と早めに手が入ってくれたのは改善点になりましたね。基本がシンプルだけに、今後どんなアクションを見せてくるのか、楽しみなところです。
>それぞれが今までの人生で背負ってきている色々なことを感じさせられるのも良い感じでした
今作の職業設定、いきなり放り投げて勿体ない……! と当初は思いましたが、間接的に過去の経験を感じさせる、という形で機能していて、前職の存在が死に設定になっていないのは、良いところですね。特に今回はこの間接的表現が、題材とぴたっと合って奥行きになったのはお見事でした。
>「国と直接は関係ない私設の救助部隊」という設定はこのような話を描くにあたってとてもバランスが良かったように感じます。
おっしゃるように横紙破りでミスを帳消し、の据わりの悪さを排除しつつ、組織のルールや思惑と切り離されたところで、本人の意志と責任だけがある、とした事で、テーマ性もより鮮烈になったのがまた上手かったですね。
>ゴーゴーファイブの武装としては浮いていたVランサーを「使い方を誤ってはいけない危険な武器」として話の中で印象付けた
Vランサーである点、を妙に強調するのがちょっとピンと来ていなかったのですが、他の装備と比べても扱い要注意の武器としのて位置づけ、というのは成る程です。……穿った見方としては、<レスキューポリス>中盤以降に過剰武装が出がちだった点について、時を超えたアンサーとも捉えられそうですね。
>ダイモンが素直に活躍する回もまたそのうち見たいところです。
今回は一つ、契機に設定されていそうなので、終盤、ダイモンが兄(たち)を助ける話は見たいですねー。
>まだ東映公式からの直接の発表はないとはいえ不穏なニュースもあり
公式リリース待ちな感じですが、編成サイドの事情なのか、玩具サイドの話なのかとでも変わりますし、次に繋がる何かがあると良いですよね……。
>今回は最近単独回がなかったショウとそもそもドラマに絡んでいなかったライナーボーイの回
この辺りの話数の一話完結回で底上げできるかは全体の出来に関わってきやすいので、メイン回の目配りは良かったですね。
>いきなり本家の本人がゲストで来るのもなかなか衝撃的でした。
速水さん、なんだか、過去ヒーローキャストみたいな扱いだったのが面白かったです(笑)
>リアル寄りな解決理由もおまけに用意して自由に選択可能にしてくれていたのはなかなか気が利いていて良かったです。
ロボットを題材にしたエピソードとしては、テーマへの誠実さも感じられて、今回の好きなポイントです。
◆両翼さん
>3話目にして王子同士の決闘の儀を早くも諦め、「なさねばならぬ仕事」を前に創作活動に走るゴルゴム
19年かけた仕込みがあっさり捨てられましたが、なにぶん寿命が5万年なので、時間感覚が色々と違うのでしょうか……(笑)
>光太郎と同じ改造人間級の身体能力に底上げする必要があったと考えると、腑に落ちますね。
私も、終盤まで見てそういう事か、と気がついたのですが、臆病ホルモン投与~効果発現、のところで一言説明を入れても良かったかもですね。打ってシーン切り替わったらフラフラ走っていたのは、話の間合いとしても急な感じになりましたし。
>ゴルゴムという悪の本質という感じで良かったです。
立ち上がり、ゴルゴムをどう位置づけるのか、に力が入っていて工夫があるのは光りますよね。それによって、光太郎のヒーロー度も高まる良い循環が上手く作れたなと。
>光太郎も、大事なものを失った人間の一人としての経験が、ヒーローとしての戦いの原動力になっているのが伝わり
運命に翻弄される立場とはいえ、1-2話の段階ではもう一つピンと来ない主人公だったのですが、3-4話でだいぶ飲み込みやすくなり、悪とヒーロー、双方の足場をしっかりと固めてきてくれましたね。
>(自分もビビりのくせに部下の敗北にはやたら厳しいバラオムさんの小物っぷりが際立ちます。)
長年、主題歌2番の歌詞からてっきり「戦う時はソルジャー」担当だと思っていたのですが、どうも違う感じですね……(笑)
◆ヘイスタックさん
>今回は幹部と怪人の2対1をものともせずスペックの高さを存分に発揮しての完封勝利だったのが良かったです。
煽りを受けてビシュムはホント大変な事になってしまいましたが、心身の両面でBLACKが力強さを見せてくれたのは、掴みやすくなって良かったですね。光太郎への好感度も上がる作りでしたし。
>作風や組織のシリアスさとは裏腹に三神官はひたすら駄目幹部臭が漂っていて、一体何なんでしょうねこの3人の扱い……(笑)
3神官、ビジュアル面からなんとなく後の『ダイレン』のゴーマ3幹部と印象が被っていたのですが、あまり間違っていなかったな、と(笑)
>目的が堕落させるでも仲間に引き入れるでもなく純然たる人体実験用のモルモットでしかないのが珍しい所ですね。
得意の手札でよくあるパターンかと思わせて、そこからひねりを加える事で別の面白さを出してくるのは、脚本の方でも工夫があって良かったですね。
>文字通り「人間を人間扱いしない」ゴルゴムの姿勢を強烈に見せつけられる形になりました。
とにかく3-4話はここが良く出来ていて、対するヒーローの存在も輝き、先の見通しが良くなるエピソードでした。
>「ジャンプ力ならバッタよりノミのが上」という動物ネタが拾われたのも嬉しかったり
ノミ怪人を出したからには、跳躍勝負だ! と持ち込んでくれたのは良かったですね。その上で、それを上回るBLACKの力もスムーズに見せられて、アクション部分で早々に手が入ってきたのは好材料で、今後の見せ方も期待したいです。
>怨みの記憶を自分から思い出して怒りの力で戦う
『スピルバン』主題歌の「おれの怒りは爆発寸前」はそういう事だったのですね(笑)
>「何故ライダーだけが異様に強いのか?」「何故ライダーと同格の改造人間をなかなか作れないのか?」
昔書いたネタの為にするっと受け入れていましたが、言われてみれば、この点を劇中のキーアイテムと繋げて明確な設定としたのは、今作ならではのアプローチになっているのですね。
◆昼行燈さん
>ノミ怪人、見た目本当にただの巨大な蚤(笑)
毛とか体表の表現にこだわった、ひたすらグロ路線が続きますねー。
>出席者が3・4話で作戦に絡んで来るのは面白く
ゴルゴムと通じる「人間の中の悪意」を象徴的に示して良かったですね。ゲストの使い方など、この辺りの表現は80年代初頭作品からの確かな進化を感じるところです。
>黒部進さんの悪い顔も似合い過ぎてて素敵です
押し出しが良くて洋風の顔立ちなので、怪紳士役は似合いますよねー。
>戦いが地味に見えるのはステゴロヒーローなのもさることながらやはり怪人が喋らないのが大きいように思います
ああ確かに。愛嬌皆無がゴルゴム怪人の売りであり味ですが、個人的に『ウルトラセブン』の殺陣を思い出したのは、その辺りがありそうです……そこから、飛び道具(光線技)や切断技が出てくるのだな、となにか納得を。
>ライダー襲名はやはり3話の解放した人々から感謝されるシーンでこそやって欲しかったと当時から思っています
物語上「ブラックサン」からの転換が割と大きな意味を持っていますし、おっしゃるように襲名イベントはやってほしかったですね。
>モンドがベイエリアの要の大黒柱ならマトイは兄妹を支えるつっかい棒といった感じでしょうか
マトイ兄さん、本人はつっかい棒のつもりだけど、実際やっている事はクレーン車、みたいな印象があります(笑) そして時に、ブルドーザー。
>グランディーヌが不完全体とはいえ満を持して姿を見せたのに小ぶりなサイズもあってなんとも冴えない感じです
ゴーゴーファイブの活躍で、宇宙レベルのとんでもない敵がこのサイズになってしまったぞ! のニュアンスはわかるものの、やはりどうにも、半年溜めたボスキャラとしては、見た目の迫力が不足してますよね……過去作品と比べてしまうところもありますが、どうせ置物ならサイズ感は欲しかったところで。……この際、5話に一回ぐらい、少しずつ大きくなったらちょっと面白いですが。
◆もりみやさん
>ウルトラマンにしか見えない人が悪人やってて困惑した気持ちが強かったです(笑)
あー、「役者」を認識する前だと確かに、こういうキャスティングは、混乱を呼びますね(笑)
>今見ると、怪人になれば超長生き出来るとしてもコレになるのはちょっと嫌だな…(笑)ってモチーフ
バトルなどの要請としてのホラー感やグロテスクさと同時に、ゴルゴムの感性そのものが現生人類とだいぶ違う、というところも表現する狙いはあった感じですよね。
>疾走のスピード感が凄くて『BLACK』のOPは結構好きです。
OPのバトルホッパー、ちょっと小さく見えるのですが、その辺りも疾走感に繋がっているのですかねー。シリーズ従来のバイクとはちょっと路線が違うので、今後の活躍も楽しみです。
>個人的に一番スピード感を感じたのは、スカイライダー後期の砂浜爆走ウィリーです!
……あれは、ホント、凄かったですね(笑)
◆ピンクまさん
>「資格? 馬鹿野郎! そんなもん誰も持ってねぇんだよ!!」
ダイモンへの叱咤としては勿論、逆説的にこの一言に「マトイが戦う理由」が凝縮されている感じなのも、素晴らしかったですね。
>あと直前に3話見ていただいたのもタイミング良かったと思います。
ああ確かに(笑) 結果的に、マトイ兄さんの振り幅の大きさを非常に強く感じる視聴順となりました。家長としての横暴さと、命懸けの責任感との同居を上手くヒーロー作劇と繋げて、良い長男キャラですよねー。
>ダイモンも成長枠としていい味出してますね。
巽兄弟の中でもトップクラスに浮き沈みが激しいですが、愛嬌があって嫌な感じにならないキャラですよね。下にマツリが居るとはいえ、末っ子属性を上手く使っているなと。
>サブ脚本陣が優秀でギリギリのラインを攻めながらちゃんと自立しているのが素晴らしい作品だと思います。
今作、《スーパー戦隊》としては、かなり原則に忠実な作りといいますか、サブをどう差配できるかの大きさ、を改めて感じる作品です。
>追加戦士が完全にいない珍しい作品として、実質6人目として扱われたりもあったのでスポットを当てたのは良かったです。
メタ的なミスディレクションだけだと、ちょっと……というのもあったので、きっちりスポット回があったのは良かったですね。
>大変ショッキングなニュースが飛び込んできましたね。
公式発表を待ちたいところですが、ここ数年の状況からは頷けるところがあるだけに、辛いですね……。
>どうせなら事前に最終作と謳ってほしかったものです。
事実ならばこれは私も思ったところで、局側の意向もあるので簡単ではないだろうとはいえ、好きな人が皆、そのつもりで1年間を見届けられるお祭りにしてほしかった、というのは凄くあります。
>しかし50周年で49作で終わるというのは本当に悔しい。
『ゴジュウジャー』、やや強引に「50」を冠してきたな、と思ってはいましたが、どうせ終わるにしても、50作に届いて欲しかった気持ちはやはり出ますよねー。いやホント、「来年頭で終わる」のではなく「来年が最終作」だともうちょっとスッキリなのですが。
>なんせ50年もやってきたシリーズなので完全終了ではなく形を変えての展開などはありうるのでしょうが。
東映そのものは健在ですし、この資産は今後も上手く使っていってほしいですね……勿論、復活も込みで!(他の著名シリーズも皆通った道!)。