本日レスのみとなります。
暗い闇の底で 危険な歌が待つ
◆電子レンジマンさん
＞黒田が変身不能になってアクションする回は毎回面白い
画に迫力が出ますし、ヒーロー性もストレートに示してくるのは良いですよね……赤間にも一度、これぐらいストレートなメイン回をやってあげてほしいです。落ちないやつを（笑）
＞今回は流れで園児たちが吊り橋を渡らせられたり爆発に散々巻き込まれたり
ハイライトは爆撃と爆走でしたが、恒例の吊り橋も、園児たちには恐怖スポット、という辺りのひねりも面白かったですね。
＞変身させられた運転手等があっさりフェードアウトしてしまったのもゴーグルファイブにしては物騒気味で気がかりでした。
いい人そうな雰囲気だったので可哀想な事にされましたが、怪人が死んだら状態異常が回復するお約束に則って無事だと信じたいところです……。
＞どう考えても個別に無言でぐるぐる回っているシーンが一番間延びしてるように思うのですが
あそこ毎度、せめて一回でいいのでは……？ と思うのですが、こだわりのエネルギー充填なのですかね（笑）
＞1話はけっこう細かく初代ライダーの1話を踏襲していたんだな…
状況の重ね方に加えて、今見ると土台のテーマは『仮面ライダー』そのまま、なのはちょっと驚きでもありました。
＞ゴルゴムは生身の人間の構成員が多く宗教的な要素も強いので、初期路線の頃のエゴスのやり直し的な雰囲気もある気がします。
非人間的な視線ばかりでなく、そこにどこにでも居る人間の欲望が密接に繋がっていくのは上原正三の得意方面ですし、今後どう描写されていくのか、楽しみなポイントです。
＞「父さんだって戦わなければ～」は渾身の名言という印象で、ここのくだりだけでも本作を見てよかったと大いに感じられました。
以前に頭だけ見た時も印象的だったのですが、主人公の在り方を示す、これは凄く良い台詞でしたよね。
＞技がシンプルなのは良いのですがもう少し工程に盛り上がりは欲しいように感じます。
まだ戦闘慣れしていないと解釈はできるものの、急に殴ったら急に勝った、みたいになってしまい、技がシンプルなだけにもう少し戦闘の起伏は欲しいところですよね。
◆スーファさん
＞今更ですがグランドライナー合体時のゴーライナーの発車演出って、アニメ『銀河鉄道999』のそれと全く同じなんですよね。
レスキュー要素（描写）にこだわる一方、救急×鉄道、は割と謎の組み合わせな今作ですが、「鉄道」が最初からあったのか、後から出てきたのか、いつ『９９９』と融合したのか、それとも逆に『９９９』から救急だったのか、とか、企画の経緯のどこで悪魔合体が起きたのかはちょっと気になるところです（笑）
＞マツリから母親の雰囲気を感じさせたことで、作中不在ながらも母親がどういった存在であるか描かれたのが良かったです。
とにかく今作、巽母を設定だけの存在にせずに、繰り返し、兄弟にとって大きな存在であり、そしてモンドにとってもそうであったのだろう、と思わせる作りは良いところですよね。
＞それにしても幼児化して改めて分かるモンドの壁の高さ。
一同キッズ時代の記憶が概ね無くて幸いだったというか……キッズモンドの能力を覚えていたら、ナガレがだいぶショックを受けそうでしたね（笑）
◆匿名さん
＞ついにBLACKを取り上げる時が来たか、という思いです。
長らくタイミングが合わなかったのですが、今回こそ追いかけていきたいと思います。
＞個人的には新しい原点というか、本当の原点、石森章太郎先生が本当にやりたかった仮面ライダーなのだろうか、とも思います。
テーマ的には完全に『仮面ライダー』を踏襲している感じなのは、今でいうリブート的なニュアンスも強かったのですかね。倉田さんの成長や、崩し要素も含めて、ここからどうなっていくのか、楽しみです。
◆ヘイスタックさん
＞豹そのものの姿と化すヒョウ怪人（犬に豹の毛皮を着せて走らせたそうです）
フルＣＧの時代でも無いしどう撮ったのだろうと思ったら、中身は本物の犬でしたか！
＞クリーチャー然としたデザイン・造形で人語も話さない怪人
怪人のスリラー通り越してホラーっぷりは強烈でしたね……クモ・ヒョウともに、敢えて人間から離した動きを見せるのも、面白いところでした。
＞「ヒーローVS怪人の殺陣」ではなく「異形の超人同士の暗闘」になったのだと思われ
やたらと薄暗い中での取っ組み合いが主体だなと思ったら、当時なりのリアル路線の一貫だったのですね。戦闘員ポジションが居ない分、クモ怪人を一気に複数出す、などは第１話ならではの思い切りの良さもありましたが、今度、どうなっていくのかは、気になる要素の一つです。
＞雑用みたいな仕事にも一々大神官が自ら出向いて直接手を下さねばならず、人手不足が深刻なように見えてしまいます（笑）
３神官、第１話Ａパートほぼまるまるを費やした挙げ句に光太郎を捕まえられずに逃げ帰り、割と掴みから株を下げましたよね……（笑）
＞唐突に「仮面ライダーBLACK！」と初名乗りを済ませてしまう
“名付け”へのこだわりの薄さは、唐突すぎて思わずスルーしてしまうぐらいでしたが、今見ると物足りない要素になりましたね。本人の認識がよくわからないまま、実質ナレーションだけで既成事実化してますし（笑）
＞アマゾンやスーパー1はあの時代としてはかなり稀有な例だったのだなと。
改めて、『アマゾン』はシリーズの中において意欲的で、意欲的すぎて、テーマ部分が竜頭蛇尾になったのは残念でしたね……。
＞これはゴルゴムのシンボルマークで、蛇とリンゴ（つまりは悪魔と悪意）を表した物になっています。
おお成る程、ゴルゴム印……つまり、装備にいちいち「ＺＥＣＴ」って付けてある的な（笑）
＞前作からの流れを受けたヒロイック演出は完成系と言ってもよく、個人的にも好きな所です。
昭和の範囲でも各作品で色々と工夫はありましたが、登場からフィニッシュまでを気持ちよく見せ、趣向を凝らして飽きさせない殺陣は『スーパー１』の長所でしたよね。
＞子供の頃TV番組の『仮面ライダー』が好きだった大学の先輩に「お前は仮面ライダーになるんだ！」と諭された光太郎
作り事のヒーローを、劇中現実の中で継承する、みたいな見せ方だったのですね。
◆只野凡人さん
＞秋月博士を演じていたのは、時代劇の名悪役俳優 菅貫太郎氏です
ちょっとドスの効いた声や、悪い表情が堂に入っているなーとは思っていたのですが、そういうキャストでしたか。限られた出番ながら、インパクトのあるお父さんでしたね。
◆Gimmickさん
＞イントロで期待値が高まり、｢時を超えろ～｣で少し んん？となり、｢君はｯ見たかｯ愛ｯがー｣でずっこける伝説のOPですね。
あのちょっと泣かせの効いたイントロからのギャップも破壊力を引き上げてますよね……それでも一度聞くとしばらく耳について離れないので、歌としてはホント格好いいのですが。
＞予想の3倍くらいダークな世界観で話が進む(そして微妙に分かりにくい)
以前に１－２話だけは見ていたのですが、ニューヒーロー現る！ としてはかなり重苦しくてサスペンス色が強いのは改めて驚きでした。クモ怪人はもう、ホラーに片足突っ込んでますものね……。
＞急にガールズが増えたり、アフロのモブキャラが出てきたりしないことを祈ります。
過去に色々あるだけに、この辺りがどうなるかは、戦々恐々ですね（笑） 果たしてこの世界で、コメディリリーフは生き残る事ができるのか！
＞『マスクマン(曽田)』→『覇悪怒組(江連)』→『メタルダー(高久)』→『BLACK(上原)』でハシゴできる夢のような週が存在しました(笑)
おお、ありがとうございます。東映特撮の一時代を担った脚本家たちが一週間に並ぶ、夢のグランドクロスですね……！
＞作風は理解したうえで、派手に爆発しないと”倒した”感が無いように見えてスッキリしない
この点はもうちょっと、ヒーローフィクションとしての派手さは欲しくなるところですよねー。
＞あと、ライダーパンチの時に画面がチカチカして目に優しくないのが辛いです(笑)
当時的にあのエフェクトが新しかったのか、だいぶ強調してきますが、今見ると目に痛いですよね……。
◆昼行燈さん
＞放送開始十数秒、OPの超カッコいい映像＆イントロを台無しにする歌を聴かされた瞬間の衝撃
なまじ入りが滅茶苦茶格好いいだけに、実にまあ、インパクト抜群になってしまいましたよね……。
＞一番のやらかしは何の説明も脈絡もなく「仮面ライダーブラック」と名乗らせてしまったことでしょう
ゴルゴムに「ブラックサン」と呼ばれているから、「ブラック」を冠するのは通るとして、その反転、抵抗の象徴としての「仮面ライダー」がメタ前提で飛び出してきたのは、新規巻き直し作品だけに、今見ると残念でしたよね。当時的には、タイトルヒーロー名を叫ぶのはむしろ自然、みたいな感じだったのかもですが。
＞一方第２話、ゴルゴムに与する人間を「怪人」と揶揄するタイトルがサイコーです
「仮面ライダー」は急に出てきましたが、「怪人」はちゃんと劇中で定義づけされている辺りは面白いですね。
＞“人が改造された姿”ではなく“獣が人の形を得た”感じで、初期ネオショッカー怪人の人間臭さとは対照的に見えます
デザイン上のシンプル＆怪奇路線は近いながら、確かにネオショッカー怪人とゴルゴム怪人は、発想が逆、という感じがありますね。後者はホラー映画の怪物的といいますか。
◆浪漫グラフィティさん
＞月影ゆかり役の泉じゅんさんは当時にっかつのポルノ映画に足かけ10年近くにわたって主演で出たり
口の軽さや表の立場から組織の大物とは思えず、どの程度の情報を知っていたのかわからないまま退場となりましたが、相応のキャリアを持っていた女優さんだとすると、スタッフにファンとか居ての出演だったりしたのですかねー。
◆茶釜本さん
＞秋月総一郎は悪役で慣らしたスガカンのキャラ全開でした
なんだかんだ２０年ゴルゴムに居たらすっかり染まってしまう、という大変いい表情でありました……。
◆両翼さん
＞断片的に関連情報を投げてくるだけで良く分からないまま進行する追走劇
“大人っぽい”みたいな受け止められ方を狙ったのかもですが。６年ぶりのシリーズ再開で、掴みが割とわかりにくいのは、驚きでした。
＞無理矢理不条理に追い落とされ抵抗せざるを得なくなった普通の若者だからかもしれないですね。
第１－２話と、光太郎も信彦も、あくまで普通の青年である事を強調していく部分は、原点回帰色が強い今作の中において、これまでと違う特徴付けになりましたね。ここからどういうヒーローとして描かれていくのか、楽しみな部分です。
＞結構思いっきりべたべたしていて凄い画でしたね。
当時、倉田さんのお母さん層人気が凄かったみたいな話は聞いた事ありましたが、パイロット版は割と露骨に、半裸の美青年推しですよね（笑）
＞大量の飛蝗に集られながら平然と酒を呑み煙草をふかす各界の大物達という絵面の落差が面白く
パーティシーンの、水面下で密かに歪んでいく世界の一端を垣間見てしまう、という見せ方は、光太郎らとの対比含めて非常に面白かったですねー。
＞あの顔で技が「なぐる」「きりさく」という生々しさなのがまたエグみがあります。
とにかくこう、生もの感強いですよね……おっしゃるように、永遠の命の為ならば、あれでいいんだな、というのも怖いところで。
