『仮面ライダースーパー１』感想・第４７－最終話
◆第４７話「黄金の雨！ 幽霊博士最後のワナ！！」◆ （監督：山田稔 脚本：江連卓）
「よーし、こうなったらスーパーライダーブレイクだ！」
突然放たれるバイク体当たりに、会ったことも無い筈の先輩の技名が継承されていて、目が白黒（まあ、谷経由でバイク技の一つや二つ、伝授されていても不思議はないですが……と思ったら、劇場版で接触していたとの事）。
前回のあらすじで「なんか大幹部を倒したぞ！」が盛り上げられると、復讐の炎を燃やす幽霊博士が怪人ゴールデンゴーストに姿を変えた早々にバイクに轢かれて大爆発……かと思われたが、爆発と共に散らばった金の雨を浴びたスーパー１のシステムに異常が発生。強制的に変身解除された一也の体には黄金の斑点が浮かび上がり、まんまと罠にはまってしまう！
「沖一也！ 俺様を倒す事は誰にもできんわ！」
沖一也は命を懸けて守ってきた人々になぶり殺しにされるのだ、と宣告して無傷のゴーストが姿を消す一方、谷の下には国際宇宙開発局から、宇宙開発ロケット・ジュピタースーパー１が完成し、そのパイロットとして一也を招集する旨の連絡が入っていた。
ドグマにより全滅したかと思われたアメリカ支部が、いつの間にやら富士の裾野で密かに研究開発を進めていた事が明らかにされ、惨劇の回想映像と共にスーパー１そもそもの使命が第１話に繋げられるが、ジンドグマもまたこのロケット完成の情報を手にしており、それを横取りする事によって、地球征服の切り札に変えようとしていた！
一也との別れを嘆くハルミの姿が大きくクローズアップされて正ヒロインの座に返り咲きを果たす一方、ゴールデンゴーストは街中に金の雨を降らせると、群がる人々が次々と黄金病に苦しみだす大規模バイオテロを引き起こしており、ジュニア・ライダー隊との兼ね合いでスケール感が不安定なあまり一時期はご町内の皆様に毎度お馴染みになりかけていたジンドグマが、ラスト前に大がかりな作戦をやってくれたのは、本当に良かったです（笑）
顔に浮かんだ金の斑点を隠しながら黄金病への警告を発しようとする一也だが、逆に、黄金病テロの首謀者は一也だと幽霊博士により扇動された人々に捕まると、上半身裸で市中を引き回されながら散々に痛めつけられ、
「沖一也、おまえは、おまえが命を懸けて守った人々に、なぶり殺しにされるのだ！」
のショッキング映像ありきで、扇動の説得力は皆無。
大体、幽霊博士が変装もしてないどころか左右にファイターも控えているので、画は「扇動」というより「洗脳」なのですが、物語や映像としてはあくまでも“守ってきた人々からの裏切り”を見せたいと思われるので、脚本と演出が完全に空中分解していて、どうしてこんなトンチンカンな事に。
加えて、一也の帰還から吊し上げに参加している人々の姿で、物語がまたもご町内レベルに戻ってしまい、画面に出せる群衆の数は限られるにしても、もう少しスケール感を出す工夫が欲しかったところ。
黄金の斑点を隠すため顔に布を巻き付けた群衆の醸し出すポストアポカリプス感はシリーズとして一風変わった味付けとなって面白かっただけに、“熱に浮かされた群衆の狂気”を煽る肝心の煽動工作の部分で、仕掛けがスキップされてしまったのが惜しまれます。
一也の窮地に気付いた谷・チョロ・ハルミは、一也救出の為にラーメン屋台を偽装して近づき、
「ラーメンってなんだ？」
「人間の食い物じゃないのか？」
と面妖な会話を交わすジンファイター……機械仕掛けと考えればインプットされていないデータとして通らない事は無いですが、この後明らかになるジンドグマの正体の布石をねじ込んだ為にだいぶ不自然になると、一騒ぎを起こした隙に「鍵を盗むのは朝飯前よ」と、またも問題発言を口にしたチョロが牢屋から一也を解放し、一也は秘密基地でメンテマシンによる治療を受ける。
「ハルミ……チョロ、仮面ライダースーパー１は、俺だ」
一也はこれまで共に戦ってきた二人に正体を明かし、最大の危機、仲間たちの手による救出を経て、従来シリーズで曖昧にされがちだった周辺人物への正体告白を明確に行ったのは面白い味付けとなり、……率直にジュニアライダー隊のあれやこれやがなければ、もっと劇的になった場面になったとは思われ、後半まるごとが、だいぶ惜しまれます。
なおそのジュニアライダー隊は、大規模バイオテロの真っ最中に外を歩き回らせるわけにもいかないので、マサコの家（？）で、法の抜け穴を如何に付くのか、いざという時にどんなコネクションが利用できるのか、といった勉強会を行っているシーンで出番は片付けられ、最終回直前にして、ジュニアライダー隊を物語に組み込む事が完全に放棄されるのですが、谷モーターショップの人間関係重視は今作で元々やりたかった方向性でしょうから、長い彷徨の末に元に戻ってきたとはいえそうです。
……ただ、諸々の彷徨期間もあり重箱ショックをピークに３クールぐらい消滅加減だったハルミの一也への想いにフォーカスするのは急すぎて無理があり（なにぶん後半戦はほとんど、一也を眼中に置かずにライダー隊担当にされていたので）、終始ピンぼけを生んでしまう事に。
後半戦の路線変更は、局側の編成事情に伴うというものだったらしい今作、“新しい仮面ライダー”を送りだそうとする今作当初の意欲的な立ち上がりからすれば、（他の仕事があったりしたのかもですが）後半戦は明らかに参加本数の減っている江連さん（前半は第２３話までで１２本に対し、後半は第２４話－第４６話までの間で７本）がこのテコ入れに不本意でも不思議はなく、とはいえラスト２話だからと大型ペンチで原点に道を繋ぎ直した事によるねじれも大きくなって、作品としての巡り合わせが上手く噛み合わなかったらしいのは惜しまれます。
……後の『超力戦隊オーレンジャー』のジニアス黒田編の例もありますが、今作第２２話のメガール決戦回は、テコ入れ前に渾身の花火を打ち上げたのだと捉えると、あの突き抜け方が腑に落ちるところではあり（笑）
そんなわけで作品全体の組み立てとしては、曲げてひねってまた曲げて、となったものの、序盤の貢献度を考えると、ラスト前で原点回帰パーティに戻った事そのものは歓迎で、
「蜃気楼みたいな奴だな……」
黄金病から回復し、谷の呟きからゴールデンゴーストの秘密に気付いた一也は、全身に白い布を巻き付けた救世主コスプレで、幽霊博士の前に躍り出る。
「貴様！ なにものだ？！」
「――私は遠くよりきたりて、遠くに去る者じゃ！」
一也が来訪神的性質を言葉にしてヒーローの古層にも回帰すると共に、近づく宇宙への旅立ちと別れの時が示唆されているのは、なかなか味のある啖呵となりました。
スーパー１がメンテマシンの分析を元に、外宇宙由来だったカビを駆除して黄金病を治療すると、暴徒たちはハイ解散。
ゴールデンゴーストは宙に浮かぶと分身の術から金の雨を降らせるが、既にそこに実体が無い事を見破っていたスーパー１は、ロケット弾の砲撃から本体の位置に気付くと、炸裂レーダーアイ！
…………ここまで完全に、ミサイル扱いになろうとは思いも寄りませんでした（笑）
顔面にミサイルもといレーダーアイの直撃を受けたゴーストに天空連続キックでトドメを刺すスーパー１だが、この間にジンドグマは国際宇宙開発局秘密支部を襲撃しており、富士の樹海へ急ぐスーパー１とその後をジープで追う谷らで、つづく。
なお一也がメンテマシンで快復後に谷が宇宙局からの招集を伝え、
「だが今は行けない……」
「しかし一也……大至急来いと言ってるんだ！」
「オヤジさん、黄金病に冒され、苦しんでいる大勢の人々を見捨てて、宇宙に飛び立つ事なんて出来ません」
というやり取りがあって、“私の夢（使命）と公の正義の綱引き”めいたものが描かれるのですが、そもそも宇宙局の上層部は一也＝スーパー１と知っている筈かつ、ジンドグマの開けっぴろげな活動を考えればジンドグマとスーパー１が戦っているのも把握している方が自然であり、そもそもアメリカ支部を破壊したドグマ時代から１年以上に及ぶその状況を捨て置いてまで、慌ててロケットに乗せようとするのが物凄く不自然なわけですが、
考えられる理由としては……
「日本政府に所在を掴まれる前にロケットを打ち上げたい」
「一秒でも早く惑星Ｓ－１の 侵略 開拓を進めないと地球がヤバい」
「宇宙局内部に、一也＝スーパー１を地球から追放したい、悪の勢力の手が入り込んでいる」
のどれかで、どっちを向いても真っ黒だ！
◆第４８話「地球よさらば！ 一也 宇宙への旅立ち！！」◆ （監督：山田稔 脚本：江連卓）
ジンドグマの襲撃を受けた国際宇宙開発局秘密支部の職員たちは薄暗い洞穴の中を逃げ回っており、基本的に発想が、悪の秘密結社。
職員を次々と殺戮していく怪人サタンスネークは、頭部を中心に全身から無数のヘビを生やしてさすがに凝った造型の一方、樹海に入った一也を襲う超Ａ級怪人マジョリンガは、ラフレシアみたいな頭から下はどこかで見たようなレオタード姿そののままで、妖怪女王に続いて、だいぶ酷い扱い。
一也を追ってきた谷一行がジンドグマに捕まる一方、一也は樹海に隠されていた地下洞穴へと繋がる秘密の入り口を発見し、基本的に発想が、悪の秘密結社。
「待ちかねたぞ、沖一也！」
「悪魔元帥！ おまえはなにをたくらんでいる！」
そこで待ち受けていた悪魔元帥と魔女参謀は、ジュピタースーパー１に新型爆弾を積んで宇宙からの地球攻撃をもくろんでおり、今作を特徴づける宇宙要素を用いて、未来科学に対する悪魔科学として、ジンドグマの“悪”の在り方も補強。
「地球上の多くの人々は、心やすく平和な日々を、祈りながら生きているんだ。おまえはその人々の祈りを、踏みにじるつもりか！」
「心やすく生きたければ、大人しくジンドグマの支配下に入ればいい」
「黙れ！ 恐怖で人間を支配しようとする者の下に、平和などない！」
シリーズの本歌取りとして、一也は“自由と尊厳を奪う悪”を一刀両断で否定し、この啖呵は大変格好良かったです。
続けて一也は、黄金病をもたらしたカビが地球上には存在しないものだった事から悪魔元帥の正体を異星人と指摘し、悪魔元帥とその配下はＢ－２６暗黒星雲からの侵略者であったと判明。
結局その関係性は語られませんでしたが、組織名称の重なりを見るに、ドグマの身の丈に合わないテクノロジーの数々は、ジンドグマから提供された宇宙由来のものであった、のかもしれません。
捕らえれた谷らを見せつけられた一也は部屋に閉じ込められると変身して脱出するが、洞穴には巨大鉄球トラップが仕掛けられており、諸外国の諜報組織から秘密を守る為には当たり前ーーー！ な国際宇宙開発局の発想が、重ね重ね悪の秘密結社。
落石に強いパワーハンドでトラップを克服したスーパー１は、ファイターの頭蓋を握り潰す残虐プレイから、悪魔元帥の腹心・魔女リンガと一騎打ち。
悪魔元帥より愛刀・稲妻電光剣を借り受けた魔女リンガの攻撃で激しい電光を浴びるスーパー１だが、電光剣の放つ宇宙プラズマをエネルギーとして吸収すると、剣を奪って逆に魔女を刺し殺し、魔女参謀、ここにリタイア。
組織のナンバー２が顔出し女性キャラというシリーズ新機軸であり、《スーパー戦隊》を意識したとおぼしきコスプレ暗躍も見せましたが、途中でその路線が立ち消えになると作戦担当回数も減少した印象で、キャラクターとしては生煮えに終わった感じは残念でした。
ジンドグマ学級会と悪の組織ロールプレイが印象的となったジンドグマ四天王については、やはりギリギリまで退場者を出さなかった為にクライマックスで人数を持て余すパターンに直撃しましたが、結果として幽霊博士だけがソロで最終作戦を担当する事になり、できれば一人１エピソードは割り振ってほしかったところです。
それはさておき、こいつはいいものをいただいたぜ、とスーパー１は電光剣を手にしての立ち回りで谷らを救出すると悪魔元帥の行方を追うが、当然のように《Ｖの遺伝子》が発動すると罠にはめられ……
「如何にスーパー１のおまえといえども、空気の無い世界では生きてはいけまい」
悪魔元帥先生が、凄く、駄目そうな事を言いながら勝ち誇り始めました。
…………もしかして悪魔元帥、もともとスーパー１が惑星用改造人間である事を、知 ら な い……？
悪魔元帥が真空ポンプを作動させて部屋の中から空気を抜いていくと、藻掻き苦しむスーパー１は床に倒れてピクリとも動かなくなり、再び捕まった谷らがそれを見せつけられると、嘆くハルミがヒロインとして物凄く大きな扱いを受けるのですが……道中なにも無かったので盛り上げの材料としては、どうにも無理を感じます（……思えば前作ラストでも割と唐突に通俗的なドラマ性が盛り込まれたので、江連さんの手癖、の可能性もあり）。
「ねぇ、目を開けてよ！ スーパー１！ ハルミって呼んで…………スーパー１！！」
「無駄だ。たとえどのような超能力を持とうと、大気を吸って生きる人間である限り、大気の無い世界で生きられる筈が無い。スーパー１は死んだんだ」
念押しして勝ち誇る悪魔元帥、やっぱり、知 ら な い……？
今更ながら、ジンドグマの情報収集能力と悪魔元帥の未来に不安しか無い中、スーパー１の死体を宇宙に投棄して地球を回るスペースデブリにしてやろう、と元帥が告げると、ハルミはスーパー１と共に処刑される事を望み、どうせ死ぬなら一也と一緒に星になろうとするアグレッシブさを見せたハルミが、谷とチョロに別れを告げ、シャトルに乗せられようとした時、なんか、凄く雑に出てくるスーパー１。
……復活は大前提だからこそ、最後の見得の切り所をどう持ってくるのか、に期待が高まっていたわけなのですが、音も画もこれといった仕掛けもなく本当にさらっと出てくる、衝撃の雑さ。
空前にして絶後なレベルで、最後の見せ場にこんな色も味もなくふんわり画面に入ってきたヒーローの姿はなかなか記憶になく、前回－今回と、山田監督の演出がどうも冴えません。
「悪魔元帥！ このスーパー１が居る限り、ジンドグマが地球を支配する事など、決して許さんぞ！」
「なぜ空気の無い部屋から、生きて出られたのだ」
「悪魔元帥、仮面ライダースーパー１は、宇宙開発の改造人間である事を、忘れたのか」
もし「忘れていた」のだとしたら、「知らなかった」よりなお酷いな……。
念押しで、どうして大丈夫だったのかメカニズムを普通に説明されてしまって、辛い……。
「勝負だ、悪魔元帥！」
「望むところだ！」」
今まで勝ち誇っていたところは編集でカットして下さい！ な勢いで態度を切り替えた悪魔元帥が剣を手にすると、挿入歌をバックに最後の一騎打ちとなり、空に煌めく勇者の星～。
１番の間は効果音控え目で歌をたっぷり聞かせるちょっと珍しい音量バランスで、愛用の剣を奪われ形勢不利となった悪魔元帥はサタンスネークに変身。
逃げ腰のスネークを追って外へと出たスーパー１は、他人の武器を意気揚々と振り回すとスネークの首を次々と切り落とし、最後は国際宇宙開発局の仇じゃーーー！と、ライダー段平アタックで、ぐさっと一突き。
まあ東映の伝統芸といえば伝統芸なのですが、最終決戦にして何故か、ファイブハンドも赤心少林拳も放り投げて、トドメが他人の剣に激しく困惑します（笑）
もしかすると、ファイブハンドも赤心少林拳も通用しない最強の敵！ だが、宇宙プラズマ由来のスペース素材なら通用する！ みたいなくだりが丸々無くなったのかもですが……。
スーパー１を地獄の道連れにしようと自爆するサタンスネークだが、あっさり回避されると、代わりにジンドグマの本拠地がど派手に吹き飛んで壊滅し、そして――
谷、ハルミ、チョロ、マサコ、ジュニア・ライダー隊の面々に見送られ、いよいよ、宇宙へ飛び立つことになる沖一也。
「みんな、忘れないでくれ。いつの日か俺は、必ずみんなのところに帰ってくる。地球は――俺のふるさとだ」
一也は一同に別れを告げ、訪れ、いずれ去り、だが必ず戻ってくる者として、宇宙への旅立ちと重ねる形で沖一也＝スーパー１は、ド王道のヒーロー概念へと昇華。
「みんな、必ずまた会おう。正義を愛し、悪を憎むジュニア・ライダー隊の心を、地球の上に広げるんだ。そして大きくなっても、その心を忘れるな」
ジュニア・ライダー隊が、ヒーローの魂を受け継いでいく大衆の象徴とされたのは上手い落としどころとなり、宇宙へ飛び立つ一也の視点から「地球」規模にも説得力が生まれて、最後の最後だけ、ジュニア・ライダー隊の存在が綺麗に収まりました。
（……さらば地球よ、我がふるさと。いつの日か再び、俺は帰ってくる。また、会う日まで……さらばだ）
主題歌とともに一也の乗り込んだシャトルが発進すると、窓の外に地球を見つめる一也が、広大な宇宙へと旅立っていって、おわり。
道中の諸々については別項で全体の構成分析と一緒にまとめようと思いますが、最終回、ハルミのヒロイン推しには無理を感じたものの、エピソードとしては変にひねろうとせず、むしろ原点回帰と本歌取りを重視して、《仮面ライダー》の総括という形に収めたのは、悪くなかったと思います。
これは、シリーズの一時終了が決定していた影響があったのでしょうし、その為に沖一也が、“『スーパー１』の主人公”という以上に“《仮面ライダー》概念の依り代”として最終回を迎えてしまう面も生みましたが（そう考えると、ハルミを押し出す事で一也の代わりに『スーパー１』の色を付けようとしたのかもと納得）、後半戦の一也はパーソナリティが消えかかって“解決装置としてのヒーロー”の要素が強くなっていたので、結果的にはあまり不自然ではないまとまり方に。
またそこで、シリーズ主人公の基本的な道行きとなる“エターナル・ヒーロー化”を、“宇宙への旅立ち”と重ねる事により今作独自の映像に落とし込めたのは、『スーパー１』にふさわしい結末となりました。
細かいあれこれは別項で振り返ろうと思いますが、特筆したいポイントしては、通して殺陣にこだわりを見せ、毎回長めのアクションシーンでもあまり飽きる事が無かったのは、光る長所でした。
そして、後半のＯＰにずっと出ていた、楽しげな５色の怪人は、本編に一切出てこず！！
……劇場版の怪人らしいのですが、事情を知らないと、なんたるＯＰ詐欺。
以上ひとまず、『スーパー１』感想でした！
