本日は『ガヴ』感想を書きました。ようやく、最新話に追いつきましたー(色々なものを遅らせつつ)。
嵐を呼ぶ大統領親子
◆kiuixさん
>親代わり師匠の断末魔の形相でフリーズした実質遺体を日常的に持ち続けている
今回単位では描かれませんでしたが、プレス状態とはいえ、なんらかの形で弔って踏ん切り付けられたのかな……はちょっと気になるところです。
>幸果は思いやりがあり優しいけれど、経営者でもあり自分への厳しさが無意識に他人に向かっている面もあるかもですね。
結構、ズバッとそこまで言うか、みたいな文言でしたしね(笑) 後半戦、幸果さんの背景が出てくるのかどうかも、楽しみなところです。
>20年以上前に赤ちゃんだった子がもし生きていたら絆斗と同じ年頃かもなあと
ああ、確かにそうですね……決して身代わりとして愛せたわけではないでしょうが、あの瞬間、手に入らなかったものの存在が絆斗に重なってしまったのかもしれない、と思うと哀愁が増しますね……。
>いろんな想像の余地と切なさ無情さを感じさせつつ悪役としてきっちり全うする、良い匙加減だったなと感心しました。
酸賀の言行に積み重なっていた、何となくしっくり来ない感じが最後の最後で一本の線に繋がった上で、あくまでも視聴者の想像に任せる形に徹する、のはホント綺麗な着地でしたねー。
>それでも絆斗が決めたと見せたのはこのシリーズにしては踏み込んだなと、私も良かったと思います。
長年にわたり問題を誤魔化し続けた結果、ヒーローの意識そのものがあやふやになる事がままあったので、今回はきっちりケジメをつける決断をしてくれたのは、思い切りましたが良かったですよね。
>逆に「お前こんな短期間で誰かとの結婚に成功したのか!」と(笑)。
相手もかなり変わり者でしたが、ジープがあの状態から独力で結婚まで漕ぎ着けたのは、衝撃的でしたよね……先の予想を楽しませるのも上手ければ、それを上回ったり裏切ってくるのも実に上手い(笑)
>「ら、ラッピングのつもり!?」とじわじわ来ました(笑)。
遠目には石チョコみたいに見える事になっていましたが、店で頼んだのか、自分で包装したのか、とか色々気になるお礼でしたね……(笑)
>商品協力したのはGODIVAのショコリキサーとのことで、730円~のようです。
ありがとうございます。しっかりしたものを奢っているところに、絆斗の感謝の心を見ます(笑)
>リゼルによってジープの世界が広がった面もあるので、そのあたり彼自身の変化も見たい気がします。
ああ確かに、これまでは有り得なかった世界へ自ら踏み出してはいるのですね……ストマック兄妹の関係がどうなっていくのかも(ショウマを含めて)一段と面白くなって参りました。
>ジープの扱いを誤った自業自得感が強いですが、ちょっと目論見の甘さも感じます。
ランゴ兄さんのこの辺りは長らくぼやかされていましたが、ものの見事に、考えがちょっと甘かった、に転がりましたね……考えてみれば、シータとジープが政略結婚先で巧く立ち回るのも前提ですし……血へのこだわりはマフィア要素ではあるのでしょうが。
>大統領というその世界観を揺るがして種族間闘争になりかねない劇薬投下がどう転ぶか気になります。
これまで曖昧だったグラニュート界の解像度が上がって話運びとしては納得できる一方、かなり危うさを孕みそうな要素なので、巧く捌いていってほしいですねー。
>一度も戦闘で強さを見せつけていないのに転落が始まっている
確かに、あまりないパターンかもですね(笑) 思えばそれがあっても良さそうだったタイミング、グロッタ姐さんに持っていかれているという……。
>つくづくこの番組はロクな父親がいないですね。
ボッカ大統領、典型的な親馬鹿っぽい反応を見せる一方、政治的立ち回りも含めてどこか酷薄さを孕んでいる感じはあるので、その怖さがどういう形で出てくるかも楽しみですね。
>現時点の最凶戦士グロッタ姐さんが、まさか嫁小姑バトルで小娘に圧されかける
グロッタ、気がつくと揺るがしようのない位置に君臨していたので、この攻め方は面白かったですねー(笑) こちらのバトルも楽しみにしたいと思います(笑)
>化け人形の設定を生かしてキャラとしては退場した役者さんを継続起用でき、しかもこれ以上ない形見でもある
カブト男子の回では若干急に触れた感じでしたが、ここに来て“化け人形”の名称が効いてきて、成る程と唸らされました。早期退場となったキャラの役者さんへの目配りも嬉しいところですね。
◆ヘイスタックさん
>寺院がタイアップ条件で長尺を要求するとは考え難い
まあ、そうですよね……(笑) 偉い人に作品の大ファンが居て、一生のお宝映像にするので長々と戦ってくれるなら、観音像をロケットにしてくれて構わない! と脚本にOKを出した可能性にちょっと夢を。
>伊上パターンを否定したらしたで、「ではその代わりに番組として何をやればいいのか」が最後まで見つからなかった感
00年代以降もしばしばありますが、やはりここをきちっと設計できるかどうかは大きいのでしょうねー。設計しても成功するとは限らないのが難しいところではありますが、新しい事をやろうとするなら必要だなとつくづく。
>『スカイライダー』にそこまでの影響力があったとは思えないので、この注意喚起も単に初代に倣って行っているのでしょうね。
初代の頃の逸話は聞いた事があったのですが、今作で今頃……? は正直思ったところで、やはり原点模倣ネタの一貫だったのですかね。
>前作時点でも念写刑事は特にスカウトなどされていなかったですし
い……居ましたね念写刑事! まあ後付けとはいえデンジ星人の子孫を大盤振る舞いした事で、「赤城らはなぜ見出されたのか」がぼやけてしまった面は出たなと。
◆スーファさん
>デンジマンの超能力について、何か既視感があると思ったら仮面ライダーアギトもそうなんですよね。
言われてみればそうですね。両作品とも根っこには恐らく、往事のオカルトブームの影響(反映)があるのでしょうが、『アギト』劇中に関しては、超能力はあくまでもアギト候補者の印(可能性の芽)、変化の過程において存在するものであって、アギトになると共に失われる(アギトの力に収束される)……みたいなイメージでした。ただもしかすると、透視能力を持ったアギトとか、治癒能力を持ったアギトが誕生する可能性もあったのかもですね。