本日は『サンバルカン』感想を書きました。
加賀美変身
◆昼行燈さん
>ユミコさんがいないのが惜しいですが登場頻度を考えると彼女はセミレギュラーの扱いでしょうか
拠点に、若いメイン役者陣よりもキャリアのある役者さんを置いておくパターンですが、やたら出番少ないですよね……加賀美パパの出番の方が多いぐらいなので、想定以上に本田さんの出番を増やせたとかあったのかもですが。
>加賀美が三島のことを知らない
今作、全体の印象に対してこういう部分が意外としっかりしているのは、今見ると《平成》初期感といえますが、説得力を補強する効果をあげてますよね-。
>ガタックの決め技がライダーキックだったのは予想外というかちょっとガッカリしたところ
おっしゃるように、カブトと名前は同じだけど違う動き、に意味を持たせたのでしょうが、私も二刀流でのフィニッシュ技は見たかったところです(笑)
>本人の自覚の有無によらず現行レギュラー陣の中にまだワームが居そうなのはちょっと怖いです
今回のゲスト少年の扱いもでしたが、「どこの誰がワームとして社会に潜んでいるのかわからない」点を、折り返し近くの一山で改めて示してきた感じでしたね。
>それこそ天道、完璧超人ぶりが神代と被るので「もしかしたら・・・」という疑心
使い方によっては都合が良くなりすぎる危うさもありますが、こういった緊張感とスリルを視聴者に持ち続けて貰いたい、という狙いはありそうですよねー。
◆Gimmickさん
>公式でも21-22話は「脚本:米村正二 監督:田﨑竜太」
ありがとうございます。やはりクレジット間違いだったのですね。
>「おぼっちゃまくん」的な可愛げを米村先生が足すことで、バランスが取れると共に天道との差別化にもなっていて良かったです。
神代については、ライター2人の味付けの差が良い具合に転がった感じで、こういう化学反応は今後も期待したいですね。
>いずれ天道とじいやの関係性の謎も拾われたりしそうです。
隠し味について考え込む姿で天道の真面目な部分も出せませたし、神代-じいやの一本から広がりが出て人間関係も立体的になったので、掘り下げがまたあると良いなと思う要素です。
>加賀美の真っ直ぐさ・優しさ・芯の強さを包括した良い収め方でした。
キャラの優しさを見せようとすると話自体が甘くなってしまいがちですが、マコトワームに対する行動で、戦う/救おうとする、の間に加賀美ならではの線引きを示してみせたのは、おお、と唸らされました。
>22話は『カブト』のファン・制作陣(自画自賛)・まさかのアンチまでもが賞賛するエピソード
加賀美の改めての変身は、かなり引っ張ってハードルを上げていましたが、加賀美が再びライダーとなるならどんなライダーになるのか? にしっかりと向き合った作りで良かったですねー。おっしゃるように、第4話を踏まえつつ、そのアンサーを打ち出した構成も、びしっとはまってお見事でした。
>(あれ...2号...ザビー...?)
今作ライダー勢の中でもデザインはかなり好きなのですが、中身と共に踏み台感がどんどん増しており、どこに行くのかザビー……。