本日は『仮面ライダー(新)』感想を書きました。
50年色々
◆ころさん
>ダイナマンまでの戦隊は縦軸が乏しくて視聴するのが結構キツかったです
80年代初頭ぐらいだと、一話完結性の方が圧倒的に強いので、今とはちょっと見方や楽しみ方が変わる感じですよね。その当時のぶっ飛び具合はぶっ飛び具合で好きですが(笑)
>私の中ではハリケンと同じく敵もヒーローも両方魅力が両立出来ている作品だと思います
『ハリケン』はどんどん、敵幹部サイドが面白くなっていくのは、大きい作品でしたね。『ゴーゴーV』も年内には配信始まるでしょうから、今見るとどんな感触か、楽しみです。
>ブンブンではようやく地表にハードルが浮き出した程度にしかなりませんでした
私の中では今、とりあえず地面の上を普通に走ってくれればハードルを越えられる状態です!(笑)
>ゴジュウジャーの脚本家はガッチャードのサブで見たくらいなので
東映アニメーション系でキャリアを積んできたようなので、それがどう出てくるのかなど、メインライターの抜擢に応えられるか、楽しみであります。私も敵サイドがどうかが割と大きいタイプなので、良い敵キャラを見たいですね。
◆Gimmickさん
>脚本陣も曽田×3・井上・會川・武上・荒川・小林・香村で綺麗に散らばっている
言われてみると、上原・杉村を除く主要ライターが綺麗に並びましたねー。個人的にはやはり、曽田先生への評価が激変(爆上がり)したこの10年ほどでありました。
>中でも『ライブマン』は37年前の作品とは思えないほど色褪せない
勢いでざっと自分の感想を読み返したりしていたのですが、改めて、主題の掘り下げから全体の完成度まで、凄まじい出来の良さですよね。
>キリ良く10作選出しようとすると、途端に絞るのが難しいですよね。
ちょうどベスト10にしようとすると、あれも捨てがたいし、あれも切りにくい……となる為、ベスト10「候補」の枠にまとめて突っ込んであります(笑)
>下位作品群はブースト材料が多めですが、全体の印象を覆すほどの力にはなれないですね。
この辺り、強いフックが無いと脱落してしまう場合もあるので、総合印象がいまいちだと逆にブースト材料(視聴継続の動機)が目立つ、というのはあるのかもですね。
>個人的に、『ドンブラ』の主題歌ブーストは、作品の印象にも影響を与えるほどプラスに働いています(笑)
『ドンブラ』EDは、作品そのものを圧縮した感じがあって、凄く良かったですね。エピソードに多少の?が浮かんでも、あのEDで、これが『ドンブラ』! に収まるというか(笑)
◆電子レンジマンさん
>冷静に評価した場合の点数は置いておいて思い入れが強い枠みたいな感じでした。
総合得点で迷わずお薦め、とはいえないが、これは色々あって好きだ……といったものが出てくるのも、長いシリーズの面白さですよねー。
>(悪い意味で仮面ライダー化してしまったように思います)
数字の問題が大きくなってきて、《仮面ライダー》の文法を取り込んだ結果、あまり噛み合っていない感じはありますよね……。脚本の個人技頼りの作りにしたのも、デメリットがだいぶ出ましたし。
>そろそろ普通にメンバー1~2人の当番回で通常エピソードを回すようなわかりやすい作品を見たいところです。
『ブンブン』はホント、そこを真っ正面からやってくれるかと期待していたら、なんか違う……となってしまったのは、返す返すも残念です。
>9話は鮫島メイン回と思いきや気のせい
種は揃えたのに存在ごとスルーされて、さすがに不憫でした……(笑)
>10話は一応豹回と呼べる代物だったのでメンバーごとの扱いの格差がどんどん凄いことになってきている気がします。
『BF』『デンジマン』そして今作と、コメディリリーフ担当で崩しを入れやすいキャラが強い傾向が続きますね。
>ダークQはインパクトこそあるもののわざわざ着ぐるみを毎週用意している怪人の出番を盛大に奪っている
スパイ要素の強調や、日常に潜む不穏としては面白い存在ですし、怪人が雑に変装能力を持っているよりも説得力は高いのですが、おっしゃるように肝心のモンガー怪人の出番を奪ってしまうと、凝ってほしいのはそこではない……が出ますよね。
>アクションシーンは派手で面白いので最終的な満足度はそこそこ高い2本でした。
この当時にままある、身体能力と多少の無茶で、さらっと凄い事をしている感は、今作の長所ですね。
>変身ヒーロー物なのに変身シーンも少なく異様に淡々
BGMと揃い踏みでスイッチを切り替えてのアクションシーンには入る一方、「変身を劇的に描く」要素はすっぽり抜け落ちていて、特殊部隊が制服に着替える、みたいな扱いなのは、今見ると不思議な路線ですよね……。
◆MOPさん
>私はマジレン以降の作品は全て完走
おおー、およそ20年ほど、連続の完走は凄いですね。私はその辺り、割と堪え性が無くて。
>中でもやはりシンケンジャーは特別に好き
敵も味方も、個々のキャラクターへの思い入れという点では、歴代でもトップクラスにある作品です。姫もツボだった事もあり、全てのキャラに丁寧に視線を向けて手を伸ばす最終盤の展開は、大変しびれました。
>毎年、またそんな気持ちになれるか期待してしまうんですよね。
《戦隊》にしろ《ライダー》にしろ、これは凄くありますよね……ツボにはまった時の楽しさや喜びを再びだったり、新たな更新があるかも、で毎年見たくなるという。今年も、良い作品に出会いたいですね。
◆ツチグチさん
>好きな作品の傾向が分かって面白かったです。
たまに整理しておくと、あれこれ見えてきて自分でも面白いなと。
>ウィザードは晴人とコヨミの関係が好きな作品で、かなり偏愛が入っています(笑)
『ウィザード』は、この2人の関係性が気に入るかどうかは、結構大きい作品ですよね。私も好きなので、アクション含めて、『ウィザード』は割と偏愛度高めになっています。
>ガッチャードは今後の東映特撮に繋がる作品だと思うので、是非見ていただきたいです。
現在、『ガヴ』で盛り上がりすぎて《ライダー》並走がちょっと難しくなっておりますが、録画は残してあるので、いずれしっかり見てみたいと思います。
◆ヘイスタックさん
>「やりたい事以外は他に何も存在しない」みたいな簡素さ
言いたいテーマだけが押し出されすぎて物語としての組み立てが雑、な作品はしばしば見ますが、それのギミック版という感じの2本でしたね。
>嵐山長官が出張らないと、それはそれでそのまま「主役ポジションが不在の番組」
9-10話は、長官の出番を押さえる意識は見えつつ、そうするとどうも“締まりが悪い”のが出てしまいましたね……結局どちらも長官命令で動くところは変わらず、自発的な動きなわけでもないですし(後の『オーレンジャー』にも繋がる問題というか)。
>最終決戦には参戦すらできず瞬殺
任務に失敗したスパイは消される、という文脈での面白みはある一方、ヒーローフィクションとしては拍子抜けする展開になりますよね……。
>「怪人以外の敵」を出す事に妙に拘っていましたが
言われてみれば、数年にわたってこの形式が使われているのですね。『ジャッカー』のクライムボスは、ただの中年管理職を置かれても感がかなりありましたが、おっしゃるように『ズバット』は、戦いの要素を分ける事で上手く捌いてますね……宮内洋が居てこそ、ではあったのでしょうが(笑)
>試験ではひたすら戦闘力ばかりテストして一番大事なスパイ適正は一切チェックしなかったのがいけないと思います!
なんか色々と間違っている気がするな……からの壁突き破りに集約されるのは変な説得力はありましたが、でもやはり間違っている気がするという(笑)
>小林監督を始め基本的にスタッフは『スパイダーマン』からスライド
小林監督も『スパイダーマン』入っていたのですね。忍者を出すと演出のテンションがちょっとおかしくなりがち、と似たような感じで、スパイダーアクションやり始めると盛り上がりすぎるところがあったのでしょうか。