本日は『デンジマン』感想を書きました。最終回。
狼と青春の残像
◆Gimmickさん
>どうしても、クロウと雷牙が何を言っているのか全く分かりません。
雷牙がマユリを異性として意識していると突きつけるにしても、人間属性より女性属性が上に来るのは謎すぎて、魔戒忍者に女は不要にござる、と修行に明け暮れている内に女性不信をこじらせすぎた人みたいな事になっているクロウと、それを一発で理解する雷牙も謎という(笑)
>”本当の想い”を言葉にしたということなのかもしれませんが、今になってぶっ込む話か...?と困惑が先立ちます。
道中にちょっとずつ描写があってこそ楽しいところがあって、暗黙の了解をゴール直前にいきなり放り込んできた感じも、ちょっと急な駆け足になりましたよねー。
>序盤の時点では想像し得ない、最終盤に詰め込みまくりのこの事態
特に今作の場合は、「事態の背後に居る存在が途中で明らかになる」わけではなく「最初から倒すべき目標が存在している」形式だっただけに、そこに至る積み重ねの不足は、勿体ない事になりましたよね。
>(23話の感想記事タイトルが24話になっちゃってます)
うわっと、ありがとうございます。
>クレジットに関して、テレ東公式サイトでは監督/脚本:雨宮慶太となっています。
こちらもありがとうございます。
>マユリがちゃんとヒロインしてましたし。
危うくクロウに持って行かれてしまうところでしたが、最終的に、きちっとヒロインしていたのは良かったですね(笑)
>...前回のクロウは悪い夢だったということで(笑)
まさしく、魔戒の花が見せた残像、ですね(笑)
>多少というか結構引っかかる点がここでして、凄く爽やかに仲間ヅラしてる毒島エイジへの違和感が拭えません。
基本的に、ツラの皮の厚い(色々な意味でネジの外れた)人物として描かれてはいるものの、間接的には軽く二桁の人死には出しているだけに、劇中での因果応報が描かれないまま、そこに立っていていいの……? は据わりが悪くなりましたよね……。
>実は『魔戒烈伝(2016)』という作品で後日談が描かれているのです。然るべき罰も受けてます。
さすがにそこは、後発作品で触れられているのですね。いずれまた機会があれば、シリーズ別の作品も見てみたいところです。
>約半年間に渡って読み応えのある感想をありがとうございました。
そう言っていただけると幸いです。「ヒーロー」を背骨に据えながら現代伝奇アクションを実写特撮で真っ正面からやるコンセプトについてはブレがなく、改めて見所のあるシリーズでありました。