東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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11/23付けレス

 本日は『仮面ライダー(新)』感想を書きました。

先輩と後輩の秘密

◆スーファさん
 >バンリキ魔王がその気になればベーダーなんて一瞬で制圧できるくらいに思っていたので、普通に捕まって終わるのは驚きでした。
宇宙最強の暴れん坊! みたいに出てきたのに、サッカラーが倒されたら、何故か即座にグルグル巻きになっているの、結構謎でしたよねー(笑) お陰で将軍も、強いのやら弱いのやら……。
 >酒飲んで寝てる間に筋力が落ちてしまったのでしょうか…?
やはり酒は人をダメにするのですね……今見ると、『宇宙刑事ギャバン』のサン・ドルバ(後半の敵幹部)は、バンリキ魔王をもっとダメにした感じだったのだな、と(笑)
 >初登場がサブの曽田回だったのに本人も上原さんも全く手をつけなかったのは不思議です。
役者さん顔出しですし、上からオーダーがあったのかもですが、ひとまずどう転んでもいい設定にしたものの扱いを持て余した、みたいな感じになりましたよね……。ここから最終盤、盛り上げてくれる事を期待したいです。

◆Gimmickさん
 >『ガヴ』は水曜にじっくり見て安堵、のルーティンが出来あがってます。
私はリアルタイムでは見られない事が多いので、基本録画なのですが、じっくり見たい作品になっていますよねー。……『ブンブン』も、追いかけなくては。
 >後々使えそうな幸果とのフラグを立てたので今後に期待ですね。
とりあえず接触させておけば幸果の存在感も出せるし、と石の置き方が巧いですねー。ショウマと絆斗は色々とイベントを起こしやすそうなところに、幸果をどう絡めてくるのかは、一つ楽しみなところです。
 >アニキもどんどん良い方向に面白くなっていただきたいです。
弟妹の行動を把握しきれているのかどうかはともかく、ビジネスマンとしては真面目で有能な感じを、巧く膨らませていってほしいですね(笑)
 >9話の防犯ブザーの件しかり、時流に乗って作品の解像度を上げるのが巧いです。
怪人ポジションがアルバイト扱いな事に始まって、時代性の取り込み方にも面白さがありますよね。ロマンス詐欺プレスは手間がかかりそうでありますが、現実の詐欺同様、数打ちゃ当たる方針なのだろうな、と思わせますし。
 >後編で気になる点は、互いに正体がバレたうえでもなお、縦社会制度を維持し続けるのかどうかです。
ショウマが「先輩!」てキャラじゃないので、ここは気になりますね(笑) 素顔のショウマを「先輩」呼びする絆斗は、それはそれで見たいですが……(笑)

◆ピンクまさん
 >失速がなさ過ぎて、将来的に直近でいえばゼンカイドンブラのようなパターンに陥らないかという怖さがあるんですよね。
ままある出来事とはいえ、ここしばらく個人的にこの失速パターンにぶつかる事が連続したのもあって、『ガヴ』もついつい身構えながら見てしまいます(笑) 今のところ、武部Pと香村さんの方向性も噛み合っている感じなので、ホント巧く転がっていって欲しいですね。
 >(安心感といえば宇都宮Pの作品もハズさない印象)
宇都宮Pは、持っているテーマ性が強いので軸があまりブレないのが、作品の安心感に繋がってますよね。
 >今回は双子のさらっと手を交わすシーンとか、明らかに怪しい子供を上から写してみるとか、
 >狭く複雑な場所での華麗なアクションとか、演出がとにかく光る一編でした。
今後のうねりを感じさせる布石を、さりげなくも印象的に描いていて、双子が手を交わす場面は良かったですね。アクションの工夫も冴えていましたし、次回も期待です。
 >(できればもうちょっと早くレビュー読みたいですが笑)
ありがとうございます。予告でボルテージが上がったので、次回はさすがに、ちょっと早めにお届けできるかもと(笑)

◆kiuixさん
 >某フェニックスさんよりは色々考えてるんだなとちょっとホッとしたようながっかりしたような(笑)
フェニックスは、バトルフリークを突き詰めた結果、あれはあれで跳ねましたしね……(笑)
 >香村さんは正体を隠すことで生まれるドラマの引き出しが幾つもあるんだなと。
《ライダー》史においては井上敏樹の十八番でありましたが、今後、ガヴとヴァレンが互いの正体を知っても、グラニュート関連の隠し事やすれ違いなどは残る部分もありそうですし、香村さんがどう調理していくのかは、引き続き楽しみですね。
 >子どもに大人気のおいしいお菓子を作る技術力と仕事の地道さ丁寧さ
台詞の限りにおいては、ヤドカリ、自分で菓子を作っているのだな……という辺りが、外道だけど面白い奴でしたね(笑) おっしゃる通り、雇い主の要請に即座に応えて戦略を組み立て直しているのも見事ですし、確かに、真っ当に歩んでいればグラニュート界で一廉の人物になれたのかも……。
 >逆にニエルブの存在は知らずに踊らされていても、どっちでも矛盾しな範囲に留めているのが絶妙だと思いました。
台詞の上だけとはいえ、置き配なの?! と思っていましたが、確かに、そう言わせておく事で「謎の情報提供者」に留めておくルートも残しておけていますね。
 >人間界では未だズレた部分がある+人を幸せにしたい+社長の役に立ちたいというキャラ設定
寿司の食べ方を真似する事で微妙に接点を作ってからの、親切心全開で接触、というのが嫌いにさせないキャラの見せ方で冴えてますよねー。
 >なんやかや経営者なので信用出来ないと感じた相手にはシビアですね。
ざっくり発言が多いようで、幸果は幸果の筋を通しているし、幸果なりの“頭の良さ”が描かれているのは、香村さんの得意技の光るところですね。そしてショウマが栄美に寄る事でキャラの色を出しつつ場をギスギスさせすぎないのが鮮やかだな、と。
 >真実を知ったら自分を救う為に身を呈した絆斗にマジ惚れしてそれはそれで面倒そうなんだよなと複雑です(汗)。
ああ、顔はOKでしたし、栄美のあの性格だと、完全に「運命の王子様」ですね……(笑)
 >周囲の反応が大袈裟に見えて、この回は他が良かっただけにちょっと惜しいなと思いました。
シーンとしては、ちょっと浮いてしまいましたよね……幸果がランゴの異常さを感じ取るだけでも場面の要件は満たしていた感じですし、むしろ幸果以外は気付かない方が面白かったかもというか。
 >いざ直接戦闘になった時にバイト君たちのように迷わず倒す気持ちになれるのか?という疑問はありますね。
双子に対しても「兄さん・姉さん」つけていたり、母の仇で、逃げてはきたけど、それでも「家族」である事を捨てられない……部分がどうなっていくのかも、先々の楽しみなところですね。
 >2号ライダーとして引き立て役に終わるのではなく、人を救う為に全力でボロボロになりながらの活躍が泥臭くも格好いいです。
この辺りかなり、ヴァレンの扱いへの気配りが見えるのも良いところですね。今回のヒトプレスへの対応はかなり格好良く、互いの正体を把握してからは、より共闘の度合いも上げていけるでしょうし、今後の役割分担の面白さも期待したい部分です。