本日は『オーレン』劇場版の感想を書きました。
……二つ続けて個人的に残念な劇場版を見た為、ちょっと心を浄化しようと、大好きな『烈車戦隊トッキュウジャー』第32話をピンポイントで見たのですが、やはり傑作。
「“あの頃”の自分に胸を張れるか?」
というテーマの、ヒーローフィクションへの落とし込みがあまりにも美しく、放映当時、とにかくやたらとツボだった『トッキュウジャー』ですが、改めて宝石のような作品。
それから、『地球戦隊ファイブマン』感想、HTML版まとめ、ようやく最終回まで。
■〔『地球戦隊ファイブマン』感想まとめ6〕
道中の紆余曲折が激しかったですが、最終盤のまとまり方は好き。
戦いの海はまったりと燃え
◆電子レンジマンさん
>43話は悪い男に付け狙われる桃井シリーズの集大成的な内容で、ついに自ら狙わせる方向に転換していたのが印象的でした。
ああ成る程! 付け狙われ続けた桃井が、遂に変質者の方を罠にはめていいように振り回して帳尻を合わせる回! と見ると、凄く納得しました(笑)
>どうも番組後半なのにヒーロー側の気が抜けてきているように思えてなりません。
ダラダラ戦っている内に油断が見えるというか、対応が迂闊になってきてますよね……。今作を見ると、敵味方双方の緊張感の維持、は割と明確に、後年の課題と改善ポイントになっていたのだなと。
>本作とバイオマン、オーレンジャー辺りは尺が長すぎてちょっと間延びしていた印象が強いです。
巨大特撮と戦闘シーンにも限度がありますし、本編2本分は、やはり長いですよね……。
>最終的には途中の作戦会議でヘドラー将軍がデンジマンのおもちゃを弄っているシーンが一番面白かった気がします。
ヘドラー将軍には行動隊長ではなく、肩書き通りの軍の指揮官イメージがあったようですが、動かしているのが、あまりにも玩具まんますぎて面白くなっていましたね(笑)
◆ヘイスタックさん
>初代ライダーのライダーガールズ
成る程、「この女優たちを毎回1シーン出して、一言二言の台詞を喋らせて下さい」みたいなメタ事情を感じる役回りを、新作にあたってそのまま採用、したみたいな雰囲気なのですね。
>青梅にとってのアンパンは好物というよりももはや中毒
あまりにもストレートな発言が飛び出してビックリしましたが、サーカス時代に、悪い遊びでも覚えたんですかね……(笑)
>年間通してこれぐらいのテンションを維持できていたら本作の評価もまた違ったんですけどね。
幸いにもシリーズが続いた事で改善されていきますが、『デンジマン』、素材は揃っているのに、敵味方どちらもまったりしてしまった感じが、今見ると勿体ないですねー。
>「尺を持て余して回想シーンで埋めているのに場面は飛びがち」という不思議な状態
とにかく変な味わいの映画ですよね……。結構あれこれ飛ばした上にナレーション多用でざっくり話を進めたりする割には、全体としては間延びしていて、ずっとテンポが噛み合わないという……確かに、撮れるシーンだけとにかく撮って、後から間を埋めたのではないか、と考えたくなりますね……。
>ただ延々ボート走らせてるだけにしかならないボートチェイス
当時は定期的にやりますが、どうにも正直、面白くならないですよね。
>劇場版『デンジマン』の戦闘シーンって何故か異様に「静か」なんですよね……。
話の起伏が弱いにしても、妙に盛り上がってこないな、と思っていたのですが、言われてみて、効果音に集中しながら戦闘シーンを見返してみたのですが、成る程。戦闘員の足音が妙に響いているのは、シュールでもありますね……(笑)