東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
旧ダイアリー保管用→ 〔ものかきの倉庫〕
特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)
HP→〔ものかきの荒野〕   X/Twitter→〔X/Twitter/gms02〕

11/2付けレス

 本日は『仮面ライダー(新)』感想を書きました。『仮面ライダー(新)』の感想は、ある程度勢い重視にチューニングしていければな、という気持ち。

飴が降る

◆Gimmickさん
 >早速サブライター投入、早速絆斗の事案発生、期待していた点を超速回収されて驚きました。
視聴者が、やりそうだな……と思うイベントは、結構さくさく入れてくる路線が継続されていますね。絆斗が逮捕を回避して安心していたらショウマが……とかもありそうで(笑)
 >通行人が「突然消えちゃったのよねー」で済ませているのも、いやに軽いリアクションで逆に怖くなります。
人間界には人間界で、あっという間に店を更地にしてしまう現地ヤクザが居るのでしょうか(笑) 話の筋としては、小魚分身に次ぐニエルブの与えた追加能力ぽいですが、特殊能力を押し出す路線で来るなら、それはそれで見せ方が楽しみです。
 >デカい・硬い・ガトリング乱射の脳筋フォームは個人的に大好物です。
デカさと硬さを、効果音や足下のエフェクトで上手く見せたのは良かったですね。バギーが武器に変形するのも成る程でした。
 >今作はゴチゾウの可愛さ・健気さを強みとして推し出せているのも素晴らしい点だと感じます。
普段だと、この手の要素にはあまり興味が無いのですが、今作のゴチゾウは、可愛げその他でうまーく全体のバランスを取る役割を担っていて、販促の為に出す、だけではなく、物語の必要不可欠なバランサーになっているのが、見事な使い方ですよね。その上で、毎度命を燃やしていくのが世界観をちゃんと補強していたり(笑)
 >少女へし折り退場まではやらないだろうと踏んでますが、100%やらないと言い切れない作風が仕上がってるところ
序盤に重く進んだことで、必要な緊張感が、作品に漂う事になりましたよねー。金子さんがどうまとめてくるか、後編も楽しみです。

◆Nさん
 >『キラメイ』でグッと好感度を上げた金子さんがサブライター登板
金子さんはホント、しっかり使ってほしい脚本家だったのでサブ一番手は嬉しかったですし、やはりスキルありますよねー。
 >この辺り、見知らぬ大人と子どもの関係については作品として、気を配っていそうですよね。
段取りを一つ増やす面倒くささがあっても、そこは丁寧にやろう、という意識が見えますよね。香村さんはコミュニケーションとキャラの間合いを重視する方ですし、大人-大人の関係性も含めて、色々と上手く連動していってほしいですね。
 >熱が入りやすいタイプだけれども、冷静に状況を整理することができるのは絆斗の好きな所です。
妄想を広げればライターとしての塩谷さんの薫陶なのか、“一線”のところで踏み越えずに状況を捉え直せるのは、絆斗の好感の持てる部分になっていますよね。それだけに、改造手術の“一線”を敢えて越えたのが重くのしかかるのも巧いなと。
 >復讐が原動力であるものの、絆斗自身の日常を支配するわけではないというバランス感
私も、絆斗はこの後、人の話を聞かなくなってしまうのでは……? と危惧していましたが、理性と執着のバランスを適度にとって、動かしやいキャラになっているのはさすがの見通しですね。
 >ハロウィンの認識のズレからくるリアクションと行動はよいくすぐりでした。
絆斗中心で進めながらも、間に挟まれるショウマの“可愛げ”の見せ方は良かったですね。
 >お菓子を食べた後のショウマの脳内映像、今のところ柴崎監督が始めて、柴崎監督しか使っていない演出
若干、料理マンガパロディめきますが、視聴者にとっては珍しくないがショウマにとってはファーストインパクト、をどう表現するかは各監督がアイデアの見せ所、という感じなので、それぞれのこだわりや方針の出る部分になっているのかもですね。
 >前作でも似たようなデカゴツフォームがあったので、最早自然に受け止めていました(笑)
映像的によく馴染んでいるな、と思いましたが、前作でも蓄積があったのですね。
 >本作のお菓子という要素をライダーのデザインに落とし込むアイデアには感心しっぱなしで、今後何が登場するのかワクワクします。
凄く身近なものを、そのまま仮面ライダーのモチーフにしたらどうなるのか? というアプローチが、組み合わせ系とはまた違う魅力を生んでいますよねー。この先も何が飛び出してくるか私も楽しみです。